息子が保育園から『ゆうちゃんのみきさーしゃ』という絵本を借りてきた。
ゆうちゃんが不思議なミキサー車に乗って行くと、蜂がハチミツを、牛が牛乳を、鶏が卵を、猿が果物を、熊が雪を分けてくれました。ごろごろ混ぜると美味しいアイスクリームがたーくさん♪という夢のあるお話。
で、そんな可愛い話を聞いた我が息子4歳9ヶ月、さっそく自分でもお話を作り始めましたよ。
さぁ、どんなお話でしょうね。ちょっと聞いてみましょう。
「ぷっぷー。ぼくがミキサー車に乗っていくと、うさぎさんがニンジンをちょっぴりくれました」
ちょっぴり、ってあたりが可愛いねぇ。
「ぷっぷー。次はゾウさんが、お水をたくさんくれました」
あ、水は大量なのね。
「ぷっぷー。次はキリンさんが、草をどっさりくれました」
………く、くさ……?
「ぷっぷー。最後にチーターが………」
ん?
「…最後にカマキリが…」
なんで言い直した、君?
「いろんな食べ物をくれました」
なんで最後だけ雑なん?
てか色んな食べ物てなんやねん?
「チョコとかクッキーとかいろいろあるんだよ」
ああ、はいはい。
「で、まぜまぜしたら、美味しいニンジンジュースのできあがり♪」
ちょっと待てーい。
草を大量に入れた時点でちょっぴりのニンジンの味なんぞ消えとるがな。
それ、絶対「かなり青臭くてドロドロした謎の液体」やろー!
という、他愛のない話題でした。いじょ。