子供が生まれてから好きになった絵本といえば、色々あるけど、例えば、『リサとガスパールシリーズ』(作:アン・グットマン/絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン)とか、『バムとケロシリーズ』(作:島田ゆか)には特にハマりました。
有名な絵本なので、元から知ってはいたんだけど見たことはなくて、可愛いキャラクターが出てくるだけのいわゆる「キャラクター絵本」なのかな、と偏見を持っていたんですよね恥ずかしながら(^-^;
でも弐地下でじょうがあかり氏(ちょいエロSFラブコメ『レプリカントラヴァーズ』シリーズの作者様♪)とお近づきになり、絵本に造詣の深い氏から「面白いよ」と奨められて読んでみたら、いやぁ面白いのなんの!
『リサガス』は可愛らしいキャラクターの見た目に反して内容は超ヤンチャ!
毎回毎回、リサとガスパールが色んなイタズラやら大失敗やらを繰り広げて、お決まりの台詞「ひゃー!やっちゃった!」を言いながらも必死で隠蔽工作(これまた人騒がせな方法で)をする様子が楽しいやら憎たらしいやら!
どれも楽しいんだけど、『リサとガスパールのはくぶつかん』や、大型絵本の『リサとガスパール デパートのいちにち』が特に好き。
夜の博物館や閉店後のデパートで繰り広げられるやりたい放題のイタズラが痛快!
『バムケロ』は、とにかく描き込みの丁寧さや、画面の隅々で色んなキャラクターが思い思いに動いてるのが楽し~い!
ヤメピ(バムとケロのペットの小さな犬)がソフトクリームを運んでる途中で落としてガッカリしてたりとか、画面の隅々をあちこち眺めていると「あ、こんなとこにトラちゃんの車が」とか「こっちにはガラゴの鞄が」とか色んな発見があって飽きない。
しかもバムケロシリーズ(ガラゴシリーズ含む)全体を通じて大きな時系列が展開されていて、『バムとケロのおかいもの』で買ったフライパンや派手な布が『バムとケロのもりのこや』にも登場したりと、シリーズ全体を並べることで新たな発見があったり。
個人的には、絵本の中に登場する家具や小物が超カワイイので好きです。タオル掛けとフライパンは商品化されたけど(買ったけど)、もっとたくさん出ないかなぁ。特にガラゴの家の椅子が販売されたら衝動買いしちゃいます。ニコニコ顔の椅子。すんごくカワイイの。欲しいなぁ~。