見終わりました。はい…。(しばらく沈黙)
あ、最初に言っておく、胸の顔は飾、じゃなくて、今回のブログはトミー宛てに書いてます。私に「タイムレンジャー見て!」と勧めてくれた彼女に。なのでネタバレも考察も平然とやるけど、いいよね?答えは聞いてな(略)
結論から先に言う。
「教えてくれてありがとおおおおおおう!」
そして、
「小林靖子ばんざああああああああい!」
ざっくり概略を言うと、西暦3000年の未来から現代(2000年)に来た四人の戦士と、一人の青年が出会い、諸般の事情でともにタイムレンジャーとして戦う、という話。
この諸般の事情というのが、本来はタイムレンジャーに加わるべきリュウヤがなぜか不在となり、5人揃わないと起動できないシステムを起動させるために、リュウヤに瓜二つの竜也(現代人)が巻き込まれたコトで、この第一話に仕込まれた「リュウヤ不在」という謎が最大の伏線となる仕掛け。
で、第二の大きな謎となるのが、後半に登場する、竜也の大学時代の級友・滝沢直人が変身することとなるタイムファイヤーが、なぜか(竜也が変身する)タイムレッドと非常に似たデザインというコト。
通常、戦隊ヒーローものでは「色被り」はあり得ない。ましてや主人公カラーのレッドが2人存在するというのは異常と言ってもいい。なのに、なぜ――?
この2つの大きな謎が最後にひとつになり、ある陰謀を明らかにするわけなんだけど、もう、ねえ、こういうのホントに靖子にゃん「ネ申」としか言いようがないっつーか、しびれる。たまんないー。
あとやっぱり靖子にゃん作品で上手いのは群像劇で、電王ならイマジンズ、オーズならグリード達みたいに、集団を書かせると個体が生き生きしますよね。で、戦隊ものですから主役のタイムレンジャーの各自がキャラクターとして立っているのはもちろんなんだけど、敵役も良くてねえ!
特にドルネロ!金を集めることだけに執着する悪の大親分。でっぷり肥ったガマ蛙みたいな容姿の成金オヤジ。でもねえ、時折見せるギエンへの後悔に似た親心とか、リラ(お金大好き冷酷ギャル)との割り切った関係の中にちらっと見える本心とか、いいんだよなぁ。
字数足りなくなった!(゜ロ゜;