8月もそろそろ終わり、プロ野球はいよいよ勝負の9月へ。
現時点で我らが広島東洋カープはセ・リーグ3位、首位ジャイアンツとはわずかに3ゲーム差。充分に優勝を狙える位置に立っています。
各地の球場もカープファンで賑わっているようでしてね、ホントに例年になかった高揚感を感じています。
で、カープファンといえば最近よくマスコミに取り上げられる言葉が「カープ女子」。
要するに女の子のファンが多い、というコトなんですが、まーね、広島市民から言わせてもらえば、カープに女性ファンが多いのは今に始まった話じゃないけどね。それこそ昭和の時代にもイケメンの高橋慶彦さん目当ての女性とか多かったしね。
ま、それはさておき、とりあえず乗れるブームには乗っておこう、ということで、野球なんて興味ないんだけど~という方にも、ちょぴっとだけでもカープの選手に興味を持ってもらおう大作戦。
私が個人的に推すカープ選手について、ちょっとずつ紹介していきまーす。なるべく野球が分かんなくても大丈夫なように書くよ!
【前田健太】
投手:背番号18:大阪府出身:26歳
押しも押されぬ日本球界のエースピッチャー。昨年末にはテレビにもたくさん出ていたので(大晦日のガキ使とか)見たことある人も多いのでは?
愛称はマエケン。入団時、カープには超人気の「前田智徳」選手がいたため。
ルックスは………歯をむき出してバッターに挑む闘志あふれるその姿が「怪獣」に似てるってんで、キャラクターグッズではよく怪獣っぽい姿で書かれます。わはは。まぁ、イケメンではないけど精悍な顔立ちではありますわな。
【大瀬良大地】
投手:背番号14:長崎県出身:23歳
今年ドラフト1位で入団した期待のルーキー。
とにかく人柄がイイ。ファンにもマスコミにも常に笑顔。ファンに囲まれても拒むことができず延々と応じているので、同期入団の九里くんがいつも「これから練習なんで!」と追っ払っているのだとか。ド天然で、マエケン曰く「いつも謎の行動をしている」とも。
しかし癒し系のその笑顔はとにかく魅力的。
で、動物のカピバラに似てるってんで、同郷で同世代のピッチャー・今村猛(背番号16)、今年巨人から移籍してきた一岡竜司(背番号30)と共に「カピバラ3兄弟」と呼ばれています。ちなみに14+16=30を「カピバラ算」と呼ぶ人もwww
普段はニコニコしてるのに、マウンドに立って投げ始めると途端に厳しい表情になる、そのギャップも大瀬良くんの魅力です。
【九里亜蓮】
投手:背番号12:鳥取県出身:23歳
今年ドラフト2位で入団した期待のルーキー。
アレン、という外国人っぽい名前なのは、お父さんがアメリカ人の元マイナーリーグの選手だからです。
ハーフでイケメン、スタイルも抜群ということで、街を歩けばモデルや芸能事務所、ホスト、さらにはAV男優のスカウトまでされたらしいwww(もちろん断ったそうですが)
ちなみに妹は現役のモデル。すっげぇ美人やねん。
そんな九里くん、鳥取の中学時代はすっごいヤンキーだったそうで、武勇伝もいくつか残っています。おばあちゃんが懸命に更生させて野球の道に戻らせたそうで、今でも九里くんはおばあちゃんが大好き。「おばあちゃんの作る肉丼が一番旨い」と言い切るその笑顔が実に爽やかです。
【一岡竜司】
投手:背番号30:福岡県出身:23歳
元々は福岡のコンピュータ専門学校でエンジニアを目指しながら、ピザ屋でバイトしていたという異色の経歴の持ち主。
ジャイアンツに入団し、2軍で抑えピッチャーとしてイイ成績を残すも、なかなか1軍に上がる機会がなく、今期、カープからジャイアンツにFAで移籍した大竹投手の人的補償(身代わり)としてカープに移籍。
しかし、その移籍したカープでいきなり1軍の中継ぎピッチャーとして大活躍。躍動感あふれる強気なピッチングでずば抜けた成績を挙げ、オールスターにも出場。
で、マウンドを降りると可愛い笑顔の癒し系カピバラ3号に変身。カピバラ2号の大瀬良くんとベンチで並んでニコニコしていると、どっちがどっちか見分けがつきません。
熱帯魚を飼うことが趣味で、オフの日はぼんやり熱帯魚を眺めてるんだそうで…(*´ω`*)
【中田簾】
投手:背番号34:大阪府出身:24歳
愛称は「れんれん」。今年6年目。去年まではあんまりパッとしなかったんだけど、マエケンとの自主トレの甲斐あってか、今期は中継ぎの中軸としてフル活躍。今期のカープの勝利はれんれんのおかげと言っても過言ではない。チュートリアル徳井も応援しているぞ。
ちなみに私服はオシャレです。伊達眼鏡やサングラスをたくさん持ってるんだってさ。
【石原慶幸】
捕手:背番号31:岐阜県出身:35歳
ベテランの正捕手として不動の安定感を示す、愛すべき「うーたん」。
なんでファンから「うーたん」って呼ばれているかというと、顔がオランウータンに似……もごもご。
でもいいの!イケメンじゃなくても、うーたんのどっしりしたヒップラインは見ていて安心できるの!
打率は低いんだけど、なぜか毎年ここぞという場面でサヨナラ勝利を決めるという謎の勝負強さが…と言ってたら、なんと27日の試合でもサヨナラヒットを打ったよ!これでなんと連続6年サヨナラ勝利!すげーようーたん!!!
【會澤翼】
投手:背番号64:茨城県出身:26歳
名前は「あいざわつばさ」と読みます。愛称は「アツ」。なんでアツかというと、入団時に「あいざわ」と「つばさ」という名前の選手がそれぞれ別にいて…というマエケンと同じ理由でやんす。
アツは今期中盤から驚きの急成長。うーたんの怪我により1軍に上がると、そのまま正捕手の座を奪い取る勢いで大活躍なう。
なんつっても「打てる」!!!打率よし、勝負強さもあり、ホームランも量産する好バッター。
しかも、引退した前田智徳に顔がそっくりで、バッターボックスに立つ横顔は「あれ、なんで前田がここにおるん?」と思うぐらい。このまま打撃成績も前田そっくりになってくれたら嬉しいんだけどな( *´艸`)
【梵英心】
この漢字で「そよぎ えいしん」と読みます。なんとなくお気づきでしょうが、そう、実家はお寺です。梵と書いて何故「そよぎ」と読むかというと、「凡」の部分を「風」に見立てて、「林の中を風がそよいでいく」という意味らしいです。ちなみにこの名字、梵選手の親戚以外では見たことがないそうで。
愛称は「ヨギさん」。今期、カープの選手会長を務める重鎮でありながら、性格は実におちゃめというか、いたずらっ子。サヨナラホームランを打った選手にコーラをぶっかけたり、どさくさまぎれにエルドレッドの服を脱がそうとしたり、…謎な人だよ、ヨギさん…。
【堂林翔太】
内野手:背番号7:愛知県出身:23歳
カープいち、いやプロ野球界いちのイケメンとして人気の高い「鯉のプリンス」…とか言ってたら、つい最近、TBSの人気女子アナと熱愛中であることが発覚して、日本中のカープ女子に悲鳴を上げさせたとかなんとか。
もちろん顔だけじゃなく、打撃面でもロマン溢れる期待の星です。打席に立てばホームランか三振か、ドキドキ。しかも必ずチャンスで打席が巡ってくる「何か持っている」男です。9月終盤戦でも、華のあるホームランをイイところで打ってくれるものと期待しています!
【菊池涼介】
内野手:背番号33:東京都出身:24歳
なんといっても私の一番の推しメンは菊池。あだ名は「忍者」とか「猿」とか「破天荒」とか「3900億円」とか色々あるけど、要するに、規格外の身体能力とメンタルを持ってる跳び抜けたヤツという意味です。
小柄で、子供の頃は喘息もちだったという、あまり野球向きの身体ではなかったのですが、本人曰く「大学時代にパチンコ屋でバイトしてたら急に足が速くなった」とのことで、その身体能力をカープのスカウトに見込まれて入団。
その後しばらくはエラーが多くてパッとしなかったものの、みるみるうちに守備で頭角を現し、スーパーファインプレイを連発。
最近は打撃でも開花。とにかくバントも上手、ヒットも上手、ホームランも打てる…もうコイツ何者だよ!
しかも底抜けに明るい性格で、カメラを向けられると必ず変顔をするもんで、まともな顔の写真がほとんどない…せっかくワイルド系のイケメンなのにねぇ!www
あ、ちなみに「3900億円」というのは、昨年末の契約更改を報じるニュースの画面で「年俸3900万円」というテロップに誤植があったことに由来するネタです。カープは貧乏球団じゃないんだよ!菊池に3900億円払ってるからね!HAHAHA!
【丸佳浩】
外野手:背番号9:千葉県出身:25歳
名前は「まる よしひろ」。菊池とコンビで取り上げられることが多いので「キクマルコンビ」なんて呼ばれます。
マルも菊池同様に守備で打撃でカープを引っ張る中心人物。ものすごくチャンスに強く、ここで点が欲しい!という時に必ず点を取ってくれる。その瞬間、ネットでは「○△□×」という謎の暗号が乱れ飛びます。「まるさんかっけーしかくなし(丸さんカッケー、死角なし)」という褒め言葉。本人もこの暗号は知っていて気に入っている模様。
そんなマルちゃんは、実は既婚者で子持ちのパパ。しかも、小学校時代からの幼馴染みと結婚したっていう、おいおいどこのあだち充やねんというね。
【松山竜平】
外野手:背番号37:鹿児島県出身:29歳
あだ名は「アンパンマン」。由来は、まんま顔がアンパンマンそっくりだということと、困った時に必ず(打撃でチームを)助けてくれる、という意味。本人もこのあだ名は気に入っていて、マツダスタジアムで松山が登場する際には「アンパンマンのテーマ」が流れます。
決め台詞は「鹿児島のじいちゃんばあちゃん、今日オレやったよー!」\(^o^)/
なんでもその昔、竜平に野球を続けさせるため、祖父が大事な牛を売って学費を捻出してくれたのだそうで、その恩を今でも忘れない孝行孫息子です。
【中東直己】
外野手:背番号00:広島県出身:33歳
「ちゅうとう」ではありません、「なかひがし」です。名古屋ドームで「燃えろ中東」と書いたボードを掲げたカープファンが警備員に注意されたそうで、だーかーらー、アラブ諸国の話じゃねっつの!
代打の切り札、困った時の中東。特筆すべきは「ピッチャー以外の全てのポジションを守れる」というコト。たとえ捕手が足りなくなっても、ベンチの中に中東がいれば安心できる!というね。
さらに、中東が注目されるのは「雨天の試合中止」時。試合が見れなくて残念なお客さんのために、雨の中でファンサービスに励んでくれます。
ちなみに、お母さんが作るイチゴ大福は選手に大人気で、春季キャンプ中には中東のお母さんの差し入れを皆で楽しみにしているのだとか。
【田中広輔】
内野手:背番号63:千葉県出身:25歳
今年ドラフト3位で入団した期待のルーキー。後半戦、その期待に守備で打撃でしっかりと応えてくれています。
ちなみに入団時、アツに声をかけてもらい、「すごいベテランさんに声をかけてもらった」と喜んでいたら、なんと1歳しか違わなかったというね…www
内野手:背番号55:米国出身:34歳
最近かなり調子を落としてて心配なんだけど、少なくとも現時点でセリーグのホームラン王。あだ名は「カントリー」。
助っ人として3年前に入団したものの、2年間はパッとせず、首脳陣もファンも「もうエルは要らんじゃろ」と言ってたのですが、野村監督が「あれほど真面目に練習に打ち込む外国人選手はいない、もう1年契約してくれ」と頼み込み、その監督の意気に今期見事に答えたナイスガイ。
ちなみに好物の日本食は「うどん」。
【キラ・カアイフエ】
内野手:背番号13:米国出身:30歳
昨年途中から入団したハワイアン助っ人。キラとエル(ドレッド)ということで、ファンからは「デスノートコンビ」と呼ばれています。
入団時、ファンに名前を広めようとした球団が「“可愛い笛”と覚えてね」という謎のアピールを行っていたとかなんとか。
好物の日本食は「カレー」。
投手:背番号42:米国出身:34歳
かつて全米ドラフト1位だったという輝かしい経歴を持つバリさん。
多彩な変化球でバッターを翻弄するピッチャーではありますが、たまに味方のエラーなどでイライラしちゃうと途端に調子を崩すのが玉に瑕。
最近は九里くんの師匠としても活躍しているもよう。
好物は「ラーメン」。ラーメン通の大竹投手が移籍してしまったため、市内のラーメン屋情報を教えてもらえなくなったことが悲しいとかなんとか。
投手:背番号57:米国出身:30歳
最終回のマウンドにそびえ立つ、身長205センチの大巨人。頼むぞ僕らのクローザー、ミコ様ミコ様お願いしますと、9回のマウンドに向かって皆が拝んでいます。
とにかくデカい。全員が集まった時に頭ひとつ飛び出すデカさ。そしてヒゲ。
特筆すべきは、奥さんのティファニーさん。他の助っ人家族の面倒を見、日本人選手とも交流を欠かさず、ファンにもツィッター等でメッセージを送る、カープにとっての心の拠り所的存在です。
外野手:背番号69:ドミニカ共和国出身:25歳
ドミニカにあるカープアカデミーから今期入団。とにかく陽気でお調子者。彼がベンチにいるとなぜか笑いが絶えない。あだ名は「おさむちゃん」。石井琢朗コーチが「なんとなくおさむっぽい」という理由でつけたそうですwww
ちなみに奥さんは18歳年上。ナイスバディのべっぴんさん。
他にもね、紹介したい選手はたくさんいます。
カピバラ1号・タケル、
|´」`|永川さん、
赤いゴーグル・篠田くん、
中日から来たAクラス請負人・久本さん、
その久本さんの一番弟子・戸田くん、
代打の切り札「こくぼのこー!」小窪、
将来の背番号1候補・ペガサスセイヤ、
走りのスペシャリスト・赤松さん、
困った時のショーゴさん、
優しい兄貴・廣瀬さん、
九里とまたバッテリーを組んでほしい倉さん、
丸い身体に細い脚・中崎どん、
ドラフト4位の子連れルーキー・西原、
助っ人ピッチャー・フィリップスとヒース、などなどなど、
ほーんとに誰も彼もが魅力的なの!!!!
もしスポーツニュースなどを見る機会があったら、「あっカープだ」と思って頂けるだけでも幸いでございます!
そして、今年こそ優勝するぞ!カープ!!!!!