つれづれぶらぶら

「予告先発」という単語を見て胸がトゥンク。ついに始まるのね……!

長野市ぶらぶら

祝日を利用して、家族で長野市までドライブしてきました。

 

とゆーのもですね、1年前の秋ですよ、家族で長野市茶臼山動物園までドライブしてきて、じゃあ善光寺にも寄ってく?って話をしていたところ、息子の様子がちょっとおかしくなったもんで、今日はやめとくか、うんまた今度ね、ってことになったんです。そしたら息子が入院する騒ぎになったもんで、「また今度ね」が1年延びてしまったということで。

 

というわけで、来たぜ来たぜ善光寺ーーー!

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秋の行楽シーズンの3連休ということもあって、参拝客もかなり多かったです。

善光寺には高校の修学旅行で来て以来の2度目の参拝です。

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さて、善光寺といえば「お戒壇めぐり」。

 

『お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です』(善光寺HPより)

 

回廊はホントに完全なる暗闇で、視界を完全に奪われた状態。迷わないように右手を常に壁に沿わせて、ゆっくりゆっくり進みます。まぁ、参拝客が多いので結果的にゆっくりとしか進めないんだけどね。出口直前のところで、壁に触れている右手に何かが触れて、それが極楽の錠前だったようです。よかったよかった。お迎えに来てもらえるわ。

 

その後は、境内をぶらぶら。

門の上に上がって、門前町の景色を眺めたりね。

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実は、9月初めにプロ野球の巨人広島戦が長野オリンピックスタジアムであって、その時にカープの選手も善光寺を訪れたそうなので、ああここで梵英心も祈っとったんじゃろうなぁとか思っていると、黒字に赤で「勝」の文字が刺しゅうされたお守りを発見。おっ、これはきっとカープの選手も勝ったはずじゃ!ワシも買わにゃいけまぁが!と、即買いしました。

んで、そのお守りはというと、現在我が家のテレビの前に置いてあって、カープの試合展開を見守っているというね、もう…どんだけ必死なん、と呆れられそうですが、必死です。カープファンですから。

…でも、思えばカープが優勝戦線から離脱するきっかけになったのって、オリンピックスタジアムで負けてからだよなぁ…(*_*;)

 

ま、まぁ、そんなことは気にせずにですね、門前町へと繰り出して、ずらりと並ぶお店を見て回ります。

 

旦那は、不意に「こういうところの土産物屋といえば『孫の手』を買わねばなるまい!」という謎の衝動に突き動かされて、1本200円の孫の手を購入しておりました。「善光寺」って焼印の入ってるだけのシンプルな竹のやつ。旦那の衝動の理由はよく分かりませんが、まぁ、あって困るもんじゃないし、いっか。

 

 

さて、善光寺の脇を抜けて、てくてく歩くとそこは城山公園。

城山公園の中には、公園とか美術館とか色々と施設がありまして、一番奥まで歩いていくと、そこには動物園が。

規模は小さめで、キリンとかゾウとかパンダとかのいわゆる「花形」はいない、こぢんまりとした動物園なんだけど、しかしなんと入場料は無料だというね、長野市の太っ腹さが羨ましいですわい。

隅のほうにガラス張りの建物があって、その中に入ると、信州の自然風景を再現した森林ふうの庭園が広がり、雀や鴨がのんびりと群れ集う横を、リスが楽しそうに駆け回っています。リスが人間を怖がらないので、平然と足元を駆け抜けていくのね。とはいっても人間に馴れているわけではないので、手を出すと噛みつくそうですが。

黙って眺めているぶんには、リスも無防備な姿でくつろいでおります。実に可愛い。

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さてさて、その動物園のさらに奥へ進むと、古くて立派な建物が建っております。

長野市少年科学センター。

実は今回の来長の目的は、ここに「アレ」が置いてあるという噂を聞いたので………(意味深な笑み)

 

この科学センター、通常は入場料が必要なんですが、今日はたまたま祝日で無料解放されてました。ラッキー!

 

中は、科学に関するあらゆる情報がずらりと展示されていて、ヘリコプターの操縦席とか、シャボン玉の中に入れる装置とか、人力発電により動く鉄道模型とか、ホントに色々あるんだけど、あるんだけどっ、えーと、えーと、あの、その、…総じて「古い」。

なんつーか、子供の頃に兄貴が持ってた小学舘の「かがくだいずかん」とかのね、そういう昭和の香りが漂う、つーか昭和に建ててから一切手直ししてねーだろコレ、という感じの、実にレトロ感満載の雰囲気がなんともいえないっす。

 

うん、でね、あったあった「アレ」が。

 

マイコンコーナー】と仰々しく掲げられたその一角に、懐かしいソレは未だに現役選手として存在しておられました。

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NECのPC6001ッッッ!

 

ま、まだこの日本に現存していたとはッ…(ノД`)・゜・。

 

いや、そもそもですよ、マイコンっつー言葉自体がもう昭和ですよ。平成生まれは知らんやろ。おおッ…懐かしきベーシックコマンド…その昔、兄貴から「これからの時代はマイコンが使いこなせんと通用せんのんぞ」と教えられたなぁ。

…ってか、平成生まれのヒトが読んでたら「なんの話をしてんの秋歩さん」と言われそうだが、昔のパソコンはねぇ、アイコンなんかなくてねぇ、キーボードからコマンドなるものをカチャカチャ打ち込んでようやく動くものだったのだよ。

女神転生シリーズの原作である西谷史の『デジタルデビルシリーズ』を読んでごらんなさい。主人公が打ち込んでますよ【RUN DEMON】と…。

は、発表当時はめちゃめちゃカッコいい描写だったのになぁ。昭和は遠くなりにけり…(ノД`)・゜・。

 

ま、そんな感傷に浸るのは昭和生まれのアタシと旦那だけでして、我が家の平成生まれはマイコンなんて興味なーいとあっちへこっちへ走り回る。

息子に一番ウケていたのは、一階にある巨大なボールプールと滑り台で、ッて、科学と全然関係ないやーん\(--;)

しかしこのボールプール(ホントにデカイ)、長い冬場や梅雨時の子育て世帯の長野市民には実にありがたい存在らしく、長野市民の職場仲間いわく「あそこに連れて行けば子供は一日中遊べる」とのこと。うん、冬は確かに必要だわコレ。茅野市にも欲しいなァ。羨ましい。今日はたまたま無料だったけど、通常も大人200円、小学生50円だそうですからね。なんだその安さ。羨ましい(何度も言う)。

 

そんなわけで、たっぷりと親子で遊んだ秋の一日でした。

長野市は遠くてちょくちょくは行けないけど、また行きたいなぁ………仕事以外で…(^_^;)