つれづれぶらぶら

5月の反射炉ビヤ行きますよー!酔い蛍グループの皆さんにまた会えるかな?

雨の横浜にチキンラーメンの香り漂う

カープ観戦の翌朝、ハマスタ近くのホテルで目を覚ますと、外は今にも一雨きそうな曇り空。

んー、昨日晴れてくれて良かったな、そういや去年のハマスタも天気予報は雨だったけどセーフだったな、なんて考えると、案外うちの息子は晴れ男かもしれませぬ。

 

まぁ何にせよ今日は野球観戦ではなく息子の接待デー。

天気のことも考えるとあまり遠出はできないので、桜木町までバスで移動して、みなとみらいへ。

昨日、試合後に山下公園まで散歩して、遠くに輝く観覧車に乗せてやる約束をしたもんで、その観覧車のある「よこはまコスモワールド」へと向かう。

着いた頃には小雨がパラパラと降り始めていて、観覧車の窓から見える景色はこんな感じ。

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ビルとビルの間に見えるのはハマスタ。ああ昨日は楽しかったな。宮島さん歌いまくったな、なんて余韻にひたる。

 

観覧車を降りても、この天候じゃアクティブには動けないな、と思い、室内型アトラクションを探していたら鏡を使った迷路があったので、とりあえず入ってみる。

どうせ子供だましっしょ、と舐めてかかっていたら案外これが難しく、何度も同じところをぐるぐるぐるぐる。

途中で行き逢った黒田ユニの父子連れから「今日の試合、中止になったんすよ」と教えられ、「あらまぁ残念」とか言いながらすれ違う。初対面だけど、黒田ユニとカープ帽がすれ違えば、前置きなしで会話が成立するのが野球ファンあるあるですよね。

 

迷路を抜け出し、さて次は何をしよう。

いよいよ本格的に雨が降り出したしなぁ…と思いつつ周囲を見ると、おや、あれはカップヌードルミュージアムじゃないか。

前にね、何かの記事で「アートディレクターの佐藤可士和日清食品と組んで子供向けのミュージアムをプロデュースした」というのを読んでいて、ちょうどいいや、行ってみよう、と。

ちなみに佐藤可士和さんといえばEテレの「えいごであそぼ」の先代キャラクター、ケボとモッチをデザインしたことでEテレマニアにはお馴染みですね。ちなみにキャラクター造形に当たって、今までになかったコンセプトを考えられたそうで、その結果として「餅」と「毛埃」のキャラクターにしたんだよ、というネット記事を読んだ時、佐藤氏の脳味噌の構造を知りたいと強烈に思うたものです。

 

このミュージアムも佐藤氏のアバンギャルドな脳味噌から生まれたのがよく分かる内容でした。

特に「カップヌードルパーク」という小学生以下の子供を遊ばせるアスレチック施設があるんだけど、そこのコンセプトが、

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「自分自身がカップヌードルの麺になり、製麺から出荷されるまでの工程を子供達が全身で体験していきます」というね…www

親はついていけないので、外で遊び終わるのを待っていたんですが、息子の談によると、「麺になって、油で揚げられて、風で乾かされて、具材をトッピングするゲームをして、それでボクね、美味しいラーメンになったんだよー」と言うてましたから、佐藤氏のコンセプトはきっちり息子に伝わったようですwww

 

このミュージアムの正式名称は「安藤百福発明記念館」で、チキンラーメンカップヌードルを生み出した安藤百福の人生を紹介した展示物や、柔軟な発想力、インスピレーションに関する仕掛けなどが多数用意されていました。

予約が取れなかったからスルーしたけど、オリジナルのカップヌードルを作るファクトリーや、チキンラーメンを手作りする体験みたいなのも出来るそうです。興味のある方は是非。

 

ちなみにこのミュージアムの中で『YOKOHAMA☆GIRLS FESTIVAL 2015』限定ユニ、っつうかチアガールの格好をした小学生の女の子がいたので、もしやと思って同行のお母さんに尋ねたら、やっぱり今日のスタジアムで踊るはずの女の子でした。

せっかくの出番だったのに、たんと練習したろうに残念だったね、と話しかけて別れる。天気だけはどうにもならんしね。

 

たっぷり遊んだらそろそろ帰りましょう、とJRに乗り込んだら…あれ?同じ車両の少し先に立っている濃い顔のイケメンは、もしかしてカープのショート、昨日3安打を打った田中広輔選手では?

ホクロの位置まで完全一致だし、神奈川県出身だということを考えても多分本人。向こうもチラッとこちらを見ていたから、カープバックパック背負ったおばさんに気づいたんだろうなぁ。心の中で、長野オリンピックスタジアムでも頑張って!と念を送っておきました。いやしかしやっぱイケメンだよなコースケ。惚れるわ。

 

そんなサプライズもありつつの、楽しい横浜旅行でした。おしまい。