プロ野球選手会が主催する年に一度のお楽しみ、『ベースボールクリスマス』に行ってきました!!!
…って、そもそもベースボールクリスマスって何?っていう方も多いかと思うんですが(;´∀`)
私も最近まで知らなかったんですが、石田敦子先生の『キューマイ!』って漫画の第1話がですね、このイベントから始まるんです。
この漫画では2014年のイベントを描いているので静岡で開催されているんですが、2013年は岩手、2015年は岡山で開催されているんですよ。
で、この漫画を読みながら「あーあ、こういうの近くでやってくんないかなぁー」と唇を尖らせていたらですよ、なんと2016年の開催地は山梨県の甲府市!高速なら1時間ほどで行ける距離!
こりゃー行くっきゃないっしょ、と旦那と息子を説き伏せ、親子3人で参加してきましたーヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
今日のスケジュールはこんな感じ。
着いた時には既に開会式が始まってました。
ゆうボール(キャッチボール専用の柔らかいボール)を2個買って、グラウンドの中へ。
うわー、目の前に各球団のプロ野球選手がずらっと並んでるー! グラウンドの中だから、選手と同じ目の高さで、ホントにすぐ近くで選手を見ることができるんですよ。感激!
開会式が終わると、いよいよお楽しみの「選手とキャッチボールをしよう」のイベントが始まりました。
グラウンドの中にいくつかの列を作って、その先にいる選手とキャッチボールをするんですが、とりあえず適当に並んだ列の先にいたのは、なんと、東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋基宏選手!
あの侍ジャパンの嶋捕手ですよ。日本プロ野球選手会会長ですよ。 東日本大震災の復興イベントで「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を」という日本球界に残る名台詞を言った嶋さんですよ!
で、自分の順番が回ってきてですね、ホントにすぐ目の前に嶋さんが立ってるんですよ。うわーと思ってね。だってこの人、ついこないだ侍ジャパンの強化試合に出てた人だよぉ。
帽子を取って「お願いしまーす」ってお辞儀したら、めっちゃ優しい笑顔を返されましてね。私の投げたへなちょこボールを受けてくれて、ふわんと優しく投げ返してくださいました。
うわー、いいなぁ。これ最高だなぁ(*'ω'*)
1回投げて投げ返したら終わりで、次の人に交代するんだけど、すぐに他の列に並び直しても構わないんですよ。
でも息子は嶋さんとキャッチボールしたら満足したらしく既に飽きた様子。そしたら旦那が「子供は俺が見とくから、やっておいでよ」と言ってくれましてね。 わーいわーい。すっかりミーハー気分で色んな選手とキャッチボールしまくりましたよーん。
普段、カープしか興味ないもんで、他球団の選手(特にパ・リーグ)については選手の名前とかほとんど分からないのね。 でもどの選手もスラッと背が高くて足が長くて、そんで笑顔がステキだったー(*'ω'*)
もちろんカープから参加した野間選手と桑原選手とは真っ先にキャッチボールしたよーん(*´▽`*)
野間くんはさ、2014年のドラフト1位でさ、緒方監督の秘蔵っ子なんだぜ。
今季は2軍暮らしが長かったけど、東出コーチの話だと「来季は侍ジャパン確実」って太鼓判押されてるぐらいなんだぜぃ。
あとあと、カープじゃないけど、ドラゴンズの八木投手とは是非キャッチボールしたかったの。 ホラあのカープキラーの八木さんですよ。昨年2回もナゴヤドーム観戦して、2回とも八木さんにやられた(しかも黒田とマエケンで)という苦汁を舐めさせられた八木さんですよ。
もうね、そんだけやられたら逆に愛着が湧くってもんですよ。カープファンとカープキラーがキャッチボールで繋がるこの不思議な感覚。楽しい!(*'ω'*)
ちなみに、ゲストの一人として元近鉄バファローズ、現在は野球解説者をされている佐野慈紀さん(↑写真中央)がいらっしゃってて、とても嬉しかったです。
この方のトーク、すっごく面白いの。 昔の近鉄時代の、大阪ならではの愉快でおおらかなエピソードがばんばん飛び出してましたwww
その後は「キャッチボールクラシック全国大会」という競技大会の準決勝戦・決勝戦があって、全国の予選を勝ち抜いてきた小中学生の野球チームによる試合を観戦。
これは「そのチームが2分間にどれだけ回数多くキャッチボールできるか」というもの。さすがに予選を勝ち抜いてきただけあって、どのチームもものすごい速さでボールを回していくのね。手に汗握る戦いでした。
その後は、山梨県にゆかりのある選手・審判によるトークショーなんてのがあったり。
カープキラーの八木投手も出演。山梨県の甲斐市にある日本航空高等学校に在学されていたそうな。あら、その学校ってば、私が月に1回ぐらいは行ってるショッピングモールのすぐ隣にあるじゃない。あらま。
なお現在、「山梨県出身」の野球選手はジャイアンツの松本哲也選手ただ1人なんだとか。この寂しい現状に、松本選手は「この山梨県から野球選手を輩出したい」と、集まった野球少年達に呼びかけていました。
イベントの第3部は、グラウンドのあちこちに分かれて色々なイベントが行われました。
どのイベントに参加しようかな、と迷ったんですが、まぁやっぱりこのイベントの主役は子供達だもんね、と思い、運動音痴の息子でも楽しんで参加できそうな、幼児向けの「野球で遊ぼう」へ。
まだ走るのもおぼつかない感じのチビッ子から、少年野球チームのユニフォームを着た小学校低学年ぐらいの少年達が集まって、プロ野球選手の手ほどきを受けながら「やきゅうごっこ」を楽しみます。
と思ったら、打ち方の手ほどきをしているのは野間くんじゃないのー(*'ω'*)
しかも、うちの息子のカープ帽を見つけて嬉しそうに近づいてきて、頭を撫でたり抱っこしたりするし!
うわぁ、むちゃくちゃ近い。目の前に将来カープを担う2014ドラフト1位がおるよぉー。
ここには載せられないのだけど、息子の横に座って一緒にお喋りしてる超イチャイチャ写真もあったりするのよね。
ってか息子が羨ましい!こ、子供っていいよなぁ!お母ちゃんも撫でてもらいたいのにィ!きいいい!(本音ダダ漏れ)
せっかくなんでサインでも貰いたかったけど、このイベントではサインや写真の要求は禁止なので、そこは我慢我慢。
このイベントを仕切るのは松本哲也選手。キビキビとルールを説明したり、サクサクとチーム分けしたりと、名キャプテンぶりを発揮してましたよ。
ルールはあって無きが如しで、とりあえず5人ずつのチームを組んで、攻撃側と守備側に分かれて試合をする体裁ではあるんだけど、とにかくバットにボールが当たりさえすれば走ってOK、的な。
よちよち歩きの子は選手がその子を抱え上げて走ったりして、なんかもう全体的にほのぼの~とした雰囲気(・´з`・)
子供達を見守る選手の表情もとっても柔らかくてね。やっぱりプロ野球選手って子供達のヒーローなんだなって感じましたね。
うちの息子も1本ヒット(ボテボテのピッチャー前ゴロ)を打って、選手に褒められて、得意満面で駆け戻ってきました。
イベントはまだまだ続き、選手への質問タイムなんて面白そうなのもあったんですが、冬の昼は短いから、日の高いうちに帰らなくっちゃ。
息子は珍しく「ぼく、まだやりたい!」なんて言ってましたけどね。運動系イベントが苦手な息子にしては珍しいことなんですが。
しかしながら、ホントに来て良かったです。天気も良くて暖かくて、親子3人にとって素敵な思い出になりました(*'ω'*)
普段はカープ以外に興味がない私だけど、こうして色んなチームの選手に接することができて、来季はそれらの選手の活躍も楽しみになったし。
もちろん、来季もカープを応援するけどねっ(`・ω・´)bキラーン