つれづれぶらぶら

「予告先発」という単語を見て胸がトゥンク。ついに始まるのね……!

リニアと赤潮とシャチ

翌朝、ホテルをチェックアウトして名古屋駅へ。

とりあえず朝ごはんをと、ふと見た喫茶店のショーケースの中にあった可愛いケーキに、息子と私の目は釘付け。

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黄色いのが定番の「ぴよりん」、ピンク色のは期間限定の「桜ぴよりん」だってんで、こりゃ食べてみなきゃねと入店して、モーニングセットと一緒に注文してみました。

私はぴよりんのほうを食べたんだけど、黄色いスポンジケーキの中にしっかりした濃い味のプリンが入ってて、とっても美味しい。

息子が食べた桜ぴよりんは、ババロアかな?桜色の何かと一緒に、柔らかいお餅も入っていて、息子も美味しそうにもちもち食べてましたよ。

 

その後は、あおなみ線に乗って、終点の「金城ふ頭」駅へ。

息子のリクエストにお応えして、1年半ぶりに「リニア・鉄道館」にやってきました。

 

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相変わらず息子は鉄道そのものにあんまり興味がなくて、ただただ並んでいる鉄道車両に飛び乗っては駆け抜け、また次の車両に飛び乗っては駆け抜け、をひたすら繰り返す。

よその鉄道ヲタクっぽい男の子達は「これはキハなんとか」とかマニアックな話題で盛り上がってるんだけど、うちの息子はまるっきり興味ない様子。でもまぁ、楽しんでるみたいだから、いいか。

 

んで、息子がひと通り堪能したっぽいので、リニア鉄道館を後にして、水上バス乗り場へ。

前回とは反対に、今回は金城ふ頭からガーデンふ頭に向かう船に乗り込みます。

甲板に出て、水上バスの波しぶきを眺めていると、息子が「なんでこんな海の色なの」とポツリ。

うん、確かに海水の色が汚い赤茶色なんだよね。「さぁ、海の底の土を巻き上げてるんじゃないの?コンビナートの排水とか?」とテキトーに応えてお茶を濁す私。

 

そうこうしているうちにガーデンふ頭に到着。

水上バスから飛び降りた息子は、わーい水族館だ水族館だ、と喜び勇んで一目散に駆けて行きます。何しろ何度も来てるから道はよく分かってる。

で、毎度おなじみの名古屋港水族館です。あまりにも何度も来ているから新鮮味はないんだけど、そのぶん見たいポイントに絞って重点的に見ることができます。

 

そうそう、トミーにお土産があるんだ。はいどーぞ。

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此処のシャチはすっごく人間に慣れててね、水槽の前にお客さんが集まっていると、わざわざその前に来てポーズを取ってみせてくれるんだよ。可愛いよ。

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相変わらずうちの息子はイルカショーとかダイバーコミュニケーションとかのイベントは総スルー。根っからのイベンター殺し野郎。

で、お客さんがショーを見ている間、やっぱりいつものようにクジラの後ろ足の痕跡の骨を眺め、熱帯魚の水槽をただぼんやりと眺めておりました。此処の熱帯魚は水草の代わりにレタスや小松菜を食べるらしいっすよ。へー。

 

ちなみに、名古屋港における生態系を説明するプレートの記述に「名古屋港では春から夏にかけて赤潮が発生し……」と書いてあるのを見て、ああ、さっきのアレは赤潮だったのか、と気づく。

そういえば子供の頃に広島の海でもよく見た海水の色じゃわ、あれ。いけんいけん、息子に間違うたこと言うてしもうた、こりゃあ早々に訂正せにゃ。

 

「あのさ、さっきお母さん間違ったこと言うたけど、海の色が茶色いのは土のせいでも排水のせいでもなくて…」

「知ってる。赤潮でしょ。プランクトンのせいなんだよね」

「え。…なんで知ってるん」

ジャポニカ学習帳に書いてあった」

 

…くうううう。知ってるんなら聞くなというのだ(息子いわく、独り言のつもりだったそうな)。

ってか最近のジャポニカ学習帳はスゴイっすな。何でも書いてあるんですな。くううう。恥かいた。

 

てな感じで、母子でたっぷり歩いて遊びまくった、春休みの観光旅行でありました。息子は今度から3年生になりますよー。