♪セかパかセパセパ交流戦♪勝つのはセかパか~♪
…って、どぉぉぉーーーーっせ今年も貧弱セ・リーグが猛獣パリーグにボッコボコに蹂躙されまくるんだよね、とガクブル震える今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
そんな恐怖のセパ交流戦、我らがカープを応援すべく千葉ロッテマリーンズの本拠地、ZOZOマリンスタジアムまで遠征して参りましたーーーー(^o^)/
とはいえ、野球観戦は日曜日のデーゲーム。前日の土曜日はいつものように息子の接待デーなのであります。
事前に息子に「どこか行きたいとこある?」と聞いたら、水族館でも動物園でも科学館でもなく、「ガンダムベース東京!!!」と即答。
えー、こないだお台場に行ったときにも寄ったじゃーん、ただの巨大なガンプラショップじゃーん、お母さん全然興味ないんだけど、という言葉を、いや、野球だって息子にとっちゃ興味ないしな、と思って飲み込む。
分かった分かった、接待だもんな。それで行きましょう。
というわけで土曜日、東京はお台場に到着~!
ところで、お台場のランドマークといえば、レインボーブリッジ、そして、例の“アレ”ですよね。
フジテレビ本社ビル。天空に浮かぶ巨大な球体のアレ。アレに上ってみたいなと思って。
実は、うんと若い頃、一度だけ上ったことがあるんです。フジテレビが新宿の河田町からお台場に移転したとき、東京の友人達に誘われて行ったんです。
あの頃のお台場はフジテレビとデックスぐらいしかなくて広大な空き地みたいな状態だったっけなー。今じゃすっかり巨大都市だもんなー。そら私も年を取るはずだわ、トホホ…。
とか思いながら入場券を買い、25階の球体展望室「はちたま」へ。
展望室からの眺め。やっぱり海はいいなー。
階段を下った24階には、めざましテレビなどで実際に使われているスタジオもあります。こうして見るとかなり派手ね。
それからフジテレビ内の番組ショップなどをちょっと覗いて、さて、そろそろ息子の望みを叶えるべく、ダイバーシティに移動しますかな。
もう何度来たかという感じのダイバーシティ。最初はあまりの広大さに迷いまくったけど、もう淡々と7階に移動できますよ。
本日、息子は自分のお財布を持ってきております。お年玉や誕生日祝いの残金500円弱の入った小さなお財布を大事そうに握りしめております。
うーん。プラモデル欲しいんやろうなぁ。でも、お母さんよう知らんけど、プラモデルって1000円ぐらいするんちゃうの。
しゃーないなー。息子に財布を開けさせて、その中に500円玉をいっこ放り込んでやります。ケチくさいけど、最初からあんまり大きなものを買われても困るしね。
それでも息子は大喜びで、エレベーターを降りるや否やガンダムベース東京へと猛然とダッシュしていきます。
息子が向かったのは「SDガンダムシリーズ」の棚。2頭身にデフォルメされたちっちゃなプラモデルがずらーーーーっと並んでいます。
なんせガンプラは種類が多くてとてつもない。SDシリーズだけでも何百種類あるんだろうという感じ。息子があれこれと眺めていると、若い男の店員さんが近寄ってきましたよ。
「ねぇねぇ、これ○○でしょ?××が最初に乗ったやつ!」「そうそう。よく知ってるね。これは△△と組み合わせられるんだよ」「知ってる!途中で壊れたから合体させたんだよね!」「そうそう!」
…………延々と続く、ガンダムヲタク同士のマニアックトーク。楽しそうだね………(;´Д`)ツイテケマヘン
まぁ、日本一のガンダムショップの店員さんだから、当然のように店員さん自身もガンダム好きなのであった。なので、息子のクッソ長い商品選びにも嫌な顔ひとつしないで付き合ってくれる。
「やっぱ△△にしようかなー、でも□□もいいなー、あーでも◎◎もカッコイイー、やっぱ○○にする!あ、でも××もいいなー」
………長い。いつになったら決めるのだ。お母ちゃんはもう飽きてきたんだけど。ええい、ガンキャノンかガンタンクにしろ(母ちゃんそれしか知らん)。
で、さんッざん迷いまくったあげくに、μガンダムとかいうのを選んで、それを買うという。お値段は…、あら、350円ぐらいなのね。思ったよりかなり安いじゃないの。
でも、息子はまだ迷っている。どうしたのか尋ねてみると、
「μガンダムとサザビーの戦闘シーンが作りたかった………」とションボリしている。
え、サザビーって、これ?その隣にあるやつ?…って、それも同じ値段じゃん?
しかし、まだ息子は状況が把握できていない。
いいか、今お前の財布に入っている金額はいくらだ?
「950円」
「700………あっっっっ!」
ようやく気付いたか。ほんまにお前は算数が苦手じゃのう。
両方買えることに気づいた息子は、嬉しそうに2つ箱を抱えてレジに走っていく。そしてめでたく会計を終えたとき、レジのお姉さんがこう言った。
「店内で購入した商品は、あちらのビルドルームで組み立てることもできます。ニッパーは無償で貸し出しています。困った時はサポートもできますよ」
というわけで、店の奥にあるビルドルームへ。そこには6卓ほどのテーブルがあって、皆さんが熱心にガンプラを組み立てている。さっそくテーブルとニッパーを借りて、いざ作業開始。
利用時間は1時間。その間に2体かぁ…。できるかな。
不安ではあるが、今回は私は一切手出ししないと決めて、息子の隣でただ見守るのみ。息子はニッパーの使い方を店員さんに習って、さっそく説明書を読んでいる。
まずは部品を全部ニッパーで切り離す。最初はおぼつかない手つきだったけど、いくつか切っていくうちにだんだんとスムーズに。
私が説明書を読んでもイマイチよく分からんが、息子はちょっと見ただけですぐにパーツ同士をぱちぱちと組み合わせていく。やっぱり男の子はこういうの得意なのかね。
20分程度でμガンダムのほうは完成して、すぐにサザビーを作り始める。
途中、ちょっと上手く噛み合わないとこがあったので、“ガンプラマイスター”さんにちょっとだけお手伝いをお願いすることに。
ガンプラマイスターさんは、ガンプラのことなら何でも知っているプラモデル作りのめっちゃ上手な店員さんのこと。さすがに手際が良いわね。
ということで、息子のガンプラデビュー作「μガンダムとサザビーの戦い」をご覧あれ!↓
なかなか綺麗に出来てるでしょう。
息子は初めてのガンプラの出来に大満足で、さっそく商品選びに延々付き合ってくれた最初の店員さんのところへ走って行って、見せびらかしておりましたよ。
「おーっ、2体も作ったの?すごいじゃないか!よく出来てる!」と褒められ、えへへうふふと得意げな顔の息子でありました。
その後はダイバーシティの中をぶらぶらウィンドウショッピングしてから、ホテルに荷物を預け、いつものように神田のBigpigでお好み焼きを食べましたよっと。