つれづれぶらぶら

5月の反射炉ビヤ行きますよー!酔い蛍グループの皆さんにまた会えるかな?

さいとうさんとガンダムと深海魚(2日目)

2日目は水族館巡り。

なにしろ沼津市の代名詞といえば、日本一の深い海、駿河湾。水深2500メートル。顔色まっ青ですけれど~♪

今日は、沼津市の内浦エリアにある2つの水族館をハシゴします。

沼津駅前から東海バスに乗って、まずはあわしまマリンパークへ。

ここは私のお気に入りの水族館で、今回3回目の来訪。

なお、東海バスの車内で販売している「あわしまマリンパック」は、あわしまマリンパークの入場券と沼津駅からのバスの往復切符がセットになっていてお得ですよ奥さん。

あわしまマリンパーク無人島の中にあるので、まずは渡船に乗って島に渡ります。

沼津市を舞台とした「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラクターや声優のサインが船のあちこちに飾られております。ラブライバーの“大きなお友達”の皆さんも嬉しそうに写真を撮っています。

 

さて、あわしまマリンパークは小さくて古い水族館で、水槽もそんなに大きくない、魚の種類も少なめ、という点では、正直、他の水族館には見劣りします。

でも、私がここを気に入っているのは、ひとつには、水族館スタッフの工夫が随所に見えることです。蒲郡市竹島水族館と同じ“熱”を感じます。

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解説文も他の水族館のようにただ魚の話をするだけじゃなくて、スタッフの個性がもろ出しになった読み応えのあるものになっています。

例えば、深夜2時から漁船に乗って、凄まじい船酔いと寒さと戦いながらも、捕獲した深海魚を慎重に区分けして、朝焼けの光の中で食べた漁師飯が美味かった…とか。

死んだ魚をなんとか標本にしたくて、試行錯誤で色々試してみたけど、あれも失敗これも失敗、なんとか出来たのがこれなの、見て見て、とか。

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あと、異常なまでの「ブンブク・カシパン愛」が凄かった。海のパン祭りて(;゚Д゚)

あ、ブンブクとかカシパンとかタコノマクラとかは、いわゆる棘皮動物、ウニとかヒトデの仲間ですね、あのへんの生き物の名前なんですが、それにしてもこれほど強烈に推してくるとはwww

全般的にこんな感じで、全体的に説明のクセがすごいwいや、褒めてる褒めてる。もし行ったなら、じっくり時間をかけて読んでほしい。面白いから。

ウニ、ヒトデ、ナマコ、アメフラシ、ネコザメなどに触れるタッチングプールでは、スタッフさんの解説も。普段あまり観察したことのないウニやヒトデの「足」をじっくり観察しました。

 

水族館を出たら、そう、あわしまマリンパーク最大の売りは、その隣にある「カエル館」!

ここも建物そのものは小さい。だけどカエルに特化したテーマパーク自体が日本に少ないもんで、そういう意味ではカエルマニアの聖地と言えるでしょう。

なにしろ、数年前まではカエルが苦手だった私が、ここに来たせいで「カエル可愛い!好き!」になってしまったぐらいなんだもん。

ビビッドな色彩がめっちゃ美しいヤドクガエル、世にも珍しい水色のアマガエル、砂からちょっと顔を出したアメフクラガエルなどなど、どいつもこいつも可愛いぜちくしょう。

その中でも驚いたのが「ヴァレリオアマガエルモドキ」と「フトアマガエル」。

「ヴァレリオアマガエルモドキ」は、体長2センチほどの小さなカエルで、ガラスのように透き通っていて、内臓が透けて見えるほど。葉っぱの裏側に隠れてしまうと、探し出すのが極めて困難(;^ω^)

「フトアマガエル」は、昭和の少女漫画のようなキラキラした星がたくさん散りばめられた黒目がちの大きな目がチャームポイント。気になる方は検索して見てください。あえてリンクは貼らんけん。

 

カエル館を出たあとは、淡島の外周をぐるっとお散歩。1周30分程度の小さな島。海の向こうには綺麗な富士山。とても良い眺め。

それから、食堂でラーメンを食べ(普通に美味しい)、カエルグッズがめっちゃ豊富なショップでアメフクラガエルボールペンを買い、帰りの船に乗りました。

 

***

 

今日はこれで終わりじゃないぞ。今日のテーマは「水族館のハシゴ」です。

というわけで、近くにある伊豆・三津シーパラダイス(みとしー)に向かいます。

バスで行ってもいいんだけど、バスが来るのは30分後、そしてあわしまマリンパークから徒歩で25分、ということでね、えーと、歩きましょう。そうしましょう(;^ω^)

 

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あわしまマリンパークがマニア向け水族館だとすると、みとしーはファミリー向けの(いわゆる“普通の”)水族館です。

イルカショーがあって、ペンギンと至近距離で触れ合えて、お魚さんのプールで磯遊びができて、ザリガニ釣りまでできるという、ちびっ子が大喜びできるテーマパーク。

特にイルカやセイウチ、カワウソといった海獣類のショーが売りのようで、30分おきに何かしらのイベントをやってました。うちの息子がそういうのを喜ぶタイプだったら……(-ω-)

で、そういうのを喜ぶタイプでないうちの息子が、イルカショーの間、なにをやっていたかといいますと。

タイのエサ(100円)を買って、タイにエサをあげまくったり、自然飼育場の桟橋で「うきうきフィッシング」というイベント(15分500円)に参加したりしてたわけですよ。

あ、うきうきフィッシングはですね、要するに釣りなんですけど、色んな種類の魚を釣り上げる体験をするもので、釣った魚は全てリリース。お持ち帰りや調理は無し。

これが、なかなか釣れない。エビをエサにするんだけど、盗られるばかりで針にかかってくれない。15分があっという間に過ぎていく。

見かねてスタッフさんがエサをしっかり付け直してくれて、糸の垂らし方の指導もしてくれる。するとすぐに釣れるわけです。すげえ。嬉しい。

15分を2回やって、釣果は1匹ずつの2匹。種類は説明してもらったけど忘れちゃった。小さめの綺麗な魚だったよ。

あと、みとしーもやっぱり駿河湾の水族館だけあって、深海生物の展示はそこそこ充実してました。タカアシガニのタッチングプールもあるけど、水がめっちゃ冷たいの。

それから、あわしまマリンパーク同様、ここも「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボが充実していて、駐車場にはラッピングタクシーも待機してました。

そして帰りの東海バスラブライブラッピングバスで、キャラクター(誰かは知らない)のめっちゃロリっぽいアニメ声で車内アナウンスが流れまくってました(;^ω^)