うちの息子も小学5年生、もはやクリスマスにサンタさんを待つ年頃でもなく。
ってか、「お母さん、ぼくガンプラ欲しいからおこずかい頂戴」とダイレクトにサンタさん(笑)に手を差し出すというね。
で、コイツがガンプラ買いたいと言い出す時はだいたいそれに続く言葉が「お台場に連れてって」になるという、ここまでテンプレ。
まぁ、いっか。お母ちゃんもようやく嵐のような仕事の追い込みが片付いたとこだし、毎年恒例の“品川&お台場クリスマスツアー”やりましょう。
というわけで特急あずさで新宿へ。
ところで、私には私の目的があるんですよ。息子の目的を果たす前に、とりま私の用事を片付けておきましょう。
そこではこの12月20日から片渕監督の“新作”である『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が上映されているわけなのです!
でも、今日はそれを観に来たわけではないのです。いや、もちろん私はめっちゃ観たいんだけどさ、息子は「怖いからやだ」って言うんだもん。
いや、怖い映画じゃないんだけどね?家にある『この世界の片隅に』のBlu-rayは何度も一緒に見てるしね?
ただ、劇場だとあの空襲やら機銃掃射やらの音響がそりゃあもうリアルに響くんで、息子が怖がる気持ちも分からんわけではないんです。
それに、正直に言えば私もこれは一人で観たい。誰にも邪魔されずにどっぷり浸りたいんだもん。
なので、今日はチケットを買いに来たのです。既に26日(子供はまだ学校)の有給休暇申請は出してあるし。
で、26日朝一のチケットをゲットし、パンフレットや関連図書も先に買っておき(ネタバレは気にしない派)、駅から映画館までの経路と所要時間も把握。ミッションクリア。
しかしながら私にはもうひとつ目的があってだな。もう少しだけ付き合ってもらおうか。
銀座三越に移動し、メガネ売り場へ。
いやさ、愛用のic! berlinの眼鏡がね、とにかく軽くて使いやすくて手放せないんだけどさ、材質が鉄なもんで、ちょっち錆びが浮いてきたんだわ。
そこはさすが信頼と実績の三越さん。30分ほどでピカピカにクリーニングしてくれて、ついでに最近フレームが歪んできてた999.9の眼鏡のほうも直してくれた。
ということで、私の目的はめでたくコンプリート。ちょうどお腹も空いてきたので、銀座TAU(広島県アンテナショップ)でお好み焼きのお昼ご飯。
で、息子の目的地であるお台場へ向かうため、新橋からゆりかもめに乗り込むと、車内に気になるポスターが貼ってあった。
「ガンダム謎解きスタンプラリー開催中!」だって。ミッションを解いたら抽選で景品が貰えると。その景品の中にガンダムベース東京で使える商品券があると知った息子の目がギラつく。
ほいじゃあ挑戦してみますかね。指令書を手に入れて読んでみると、お台場エリアを歩き回ってデジタルスタンプを集めていくゲームらしい。
与えられたヒントを解いて4つの宝箱を探し出し(けっこうガッツリ歩き回った)、スタンプとキーワードを集めたら、最後の謎が浮かび上がってくる仕掛け。
2人で知恵を出し合って謎を解いたら、ガンダムベース東京の中にある抽選機へ。さぁ来い商品券!
……………ハズレーーーーーー(-ω-)/
やっぱりね。でもまぁ楽しかったからいいよね…って、息子はもうガンプラの棚に夢中になってやんの。
めちゃくちゃ時間をかけて迷いまくった挙句に、ようやく心に決めたガンプラを購入して満足げな息子。良かったね。
時刻は既に夕方。
いつもならまっすぐホテルに向かうとこなんだけど、今日はまだまだ遊びましょう。
というわけで、アクアパーク品川へ。そう、“うちの息子が唯一評価するイルカショー”をやる、あの水族館です。
ここのイルカショーは、噴水と音楽とプロジェクションマッピングの映像とが融合する中でイルカたちが美技を披露し、とっても見応えがあるのね。
で、ショープログラムには昼の部と夜の部があって、前に見た時は昼の部だったから、今日は夜の部を見に来たってわけ。
ショーの開演時間までは水族館内の水槽を楽しみ、いよいよ開演が近づくとポップコーンとドリンク、おっと忘れちゃいけないレインポンチョを買ってだな、最前列の席に座りましょう。
なんせここのショー、前列の席の観客は濡れる可能性が高いからね。前回はそれでズボンを濡らして寒い思いをしたので、今日はあらかじめ防水対策をしておきますよっと。
で、ショーの開演。計算されつくした噴水の動きと、その水煙に映し出される光や映像の中を、6頭のイルカとダイバーが跳ね回って楽しませ…バシャー。あ、やっぱり濡れた。ひゃー(;'∀')