つれづれぶらぶら

栗林くんの記念Tシャツ申し込んだよん(*^^*)

さよならMyホームページ

2020年も3月に入りまして、いよいよまもなく魔法のiらんどの大幅改修が行われる見通しとなっております。

私とiらんどとの付き合いは2000年ぐらいから。まだiらんどのTOPにUFOが描いてあった頃だな。もう思い出せる人も相当少なかろうが。

あの頃は雑談サイトがたくさんあって、少しでも時間が空けばずっと入り浸って遊んでいた。毎月のパケット代がハンパない金額になってて、もちろんその頃には既に自分で稼いでいたから誰にも迷惑かけてないんだけど、それでも母親に請求明細を見られて激怒されたことを思い出す。

ネットリテラシーなんて言葉はまだ無くて、ネットマナーって言葉がようやく生まれた頃だった。良くも悪くもあの時代はネット世界はカオスだった。ランダムで他の誰かのホームページに飛んでいける「ジャンプ機能」なんて恐ろしい機能もあって、チャット場がどこかの誰かに荒らされるなんてのは日常茶飯事だった。結果、その荒らしと談笑して、いつのまにか居ついてるヤツもいたっけか。

自分のホームページを持ったのは2001年頃から。壁紙を飾ったり、インターネット老人会の皆さんには懐かしの「キリ番掲示板」なんてのも設置して、どんなに稚拙な見た目だろうとも、それはれっきとした自分の城だった。誰もが一国一城の主であった。

その王国が消滅する。まぁ、そういう時代だからねと思うけれど、寂しくないかと聞かれれば、まぁね、ちょっぴり寂しいかな。砂嵐の中に崩れゆく城壁を遠くから眺めつつ、あそこには確かに青春と呼べるものがあったな、とぼんやり思う。

 

さてさて、そんな感傷はさておいてだ。懐かしいものを発掘してきたからちょっと見てくれんかのぅ。ふぉっふぉっ。

2014年までiらんどには「SuperGMモード」なる機能があったのじゃよ。いわゆるゲームブック(読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られ、ゲームとして遊ばれることを目的としている本)を作る機能だったのじゃ。

複数のページを作っておいて、1つのページから次のページに進む選択肢(またはランダム)を設置しておくと、何度も遊べるゲームが作れる。ひとつ作るのにかなりの手間がかかったけど、工夫すれば工夫しただけ面白いゲームになるのが楽しかった。

色々作ったなぁ。自動でキャラクター設定が作れるゲームとか、広島弁クイズとか、あなたの成分を分析する占いとか、テキスト迷路とか、頑張ってたくさん作ったっけ。ま、2014年の改修で全てあっけなく消えてしまったけど……。

で、小さいゲームだとしても、あらかじめどうやって作るか設計しておかねばならぬわけで、私はそれをExcel上で組んでいたのね。そのExcelファイルが2つ、古いメモリースティックの中に残っていたので、スクリーンショットを取ってみたのよ。見て見て。

 

まずは、「自動でレシピを作るゲーム」の設計図。

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これは、最初のページで「玉ねぎ」をユーザーに入手させて、そこから「右へ進む」「真っすぐ進む」「左に進む」という選択肢を選ばせることで、3つのページのどれかに辿り着くという仕組み。たとえば、「玉ねぎ」⇒左へ進む⇒「コンソメ」⇒真ん中へ進む⇒「パン」⇒最終ページ「オニオンスープ」へ辿り着くわけ。

それぞれのページに書いてある「おシゲシスターズ」とかいう謎の言葉は、その頃に書いていた創作物のキャラクターの名前で、各ページごとに色んなキャラクターが登場してキャラクターの性格に応じた台詞を言いながら食材を手渡してくれるというシナリオだったのよ。まぁ、いつもホームページに来てくれる常連さんへのサービスとして作ったゲームだから、そこは、ま、内輪ノリでね(;^ω^)

 

しりとりゲームの設計図もあったぞ。

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ホームページ名の「さんちか」からスタートして、選択肢の「かさ」or「かに」を選ぶと、次のページでキャラクターが登場してしりとりを続けていく。

と言いつつ、最初のページで「かさ」を選ぶといきなり「さんはんきかん」で終了になってしまうんだけどな( ´艸`)

赤い文字が自分、黒い文字がキャラクターの台詞で、行き止まりの選択肢に入り込むとゲームオーバー(自分もしくはキャラクターが「ん」のつく言葉を言ってしまう)。一番長い「うん」まで進むルートはいくつかあるので、暇つぶしにでも試してみてください。

なお、変な単語が多く採用されているのは、それぞれのキャラクターの設定によるもので、医者は医学用語を言いがちだし、下種な輩は下種なことしか言わないし、ブラック企業の上司と部下は殺伐としてるし、SMマニアは、ええ、まぁ、その。

 

個人のホームページが次々と消滅していく今、こんな思い出のかけらを取り出してみるのもちょっと面白いなと、インターネット老人会の隅っこでニヤニヤ思い出し笑いを浮かべる私なのでありました。ただの老人のひとりごと。ふふ。