つれづれぶらぶら

ネットフリックスに『カラオケ行こ!』が入ってる~!今度のお休みの日にでもゆっくり観よ。うふ。

『バーフバリ 王の凱旋』

このブログにはあまりネガティブなことは書かないようにしようと思ってはいるんだけど、辛抱たまらんからちょっと言わせて。

 

なんで平日昼間のテレビってこんなにつまんないの?

 

子供の学校が休校になったことで、週に2日ぐらい担任の先生からの家庭訪問や電話面談があるのね。先生ホントにお疲れ様です。大変なお仕事だよね、先生って。

で、訪問時間が決められないということで、その日は会社を休んで、一日じゅう息子と一緒にウチで待機してなきゃいけない。まぁ、どっちにせよ息子にはソトに出るなっていう命が下ってるわけだから、図書館の返却程度の必要最小限の外出ぐらいしか出来ないっていうね(ああサウナ行きてぇ)。

そんで、先生が来るのを待つ間はやることないからテレビでも観ようかと思ったんだけど、どこもかしこも「〇〇県でコロナが!」「トイレットペーパーが!」「ライブハウスが!」「世界経済が壊滅する!」「終わりだ!もう終わりだ!」みたいな絶叫をまき散らしてるか、さもなきゃ「今なら30分以内にもう1セット!」「コンドロイチンが〇倍!」みたいなテレビショッピングばーーーーーーっかり。でなきゃ韓流ドラマ。

いや、別にそういうのが好きならかまへんけど、学校がお休みになってるから子供たちに配慮しようっていう地上波チャンネルはEテレ以外に現れなかったのかね。民放各局で子供向けに何かやろうっていう声は上がらなかったのかね。そういうのはCSチャンネルか動画配信サービスに任せとけばいいって腹かね。だから地上波は弱体化すんじゃねぇのかね。どうなん。

 

で、あまりにも観るもんがなかったんで、テレビをネットフリックスに繋いで、子供の喜ぶアニメとか見せてたんだけど、それだと今度は私が退屈になってきちゃって、なんかおもろい映画でもないかなーと考えてたら、あ、そうだ、アレを観ようと思ってたんだっけ、と思い出した。

『バーフバリ 王の凱旋』。


「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」予告編

 

篠房六郎さんの『おやすみシェヘラザード』という映画レビュー漫画が好きなんだけど、その3巻で、しえ先輩が『バーフバリ』を観てからというものバーフバリ様にすっかりメロメロになってしまう展開があったもんで、気にはなってたのね。 

おやすみシェヘラザード (3) (ビッグコミックススペシャル)
 

でも『バーフバリ 伝説誕生』と『バーフバリ 王の凱旋』のどちらも2時間半以上(通して5時間超)あるってんで、よっぽど時間に余裕のある時しか観らんねぇわコレ、と。

その「よっぽど時間に余裕のある時」って今じゃないのか、よし観よう。

ネットフリックスには『王の凱旋』しかなかった(なお『伝説誕生』はR15だそうで、どちらにせよ息子と一緒に観るのは難しそう)ので、そちらを。

いやーーーーーーーーー、面白かった!!!!!

しえ先輩が言う「バーフバリ様は皆のイメージのカッコ良さの限界の、およそ数百倍、いや千倍のスケール感で迫ってくる」っていうのがよく分かった!

ってか、もうこんなの常人にはイメージしようがないじゃない!開始直後3分ぐらいのとこでいきなり巨大な象と戦うとか!象の鼻の上に飛び乗って巨大な火矢を放つとか!

全てのシーン、全ての展開に一切の無駄がなく、次から次へと猛烈な勢いで物語が進む。バー様が旅に出れば絶世の美女にすぐに出会っちゃうし、すぐに恋に落ちちゃうし、すぐに強大な軍勢に攻め込まれちゃうし、牛たちは炎とともにドドーッと駆け回るし、バー様の衣が焼けたら王家の紋章がバーン、船は空をビューン、悪人の首も指もビューン、黄金像もドドーン、人間弾丸はお城の屋上めがけてビュビュビューン。

どうしよう!語彙がなくなる!擬音しか出てこない!説明できへんてこんなん。

2時間半の長丁場だというのに、一瞬たりとも気が抜けない。展開が早すぎて、そしてバー様がひたすらカッコ良くて!バリバリバリラーバリ!サホレバーフバリ!

ぶっちゃけ、仮面ライダーとかの特撮モノにかなり近いっすわ。変身こそしないけど、常人では考えづらい必殺技がどっかんどっかん。そして悪はとにかく悪。主人公の兄がラスボスだというのも王道中の王道。なお、この兄(バラーラデーヴァ)の使う戦車がどちゃくそ凶悪カッコイイので注目してほしいのだ。

 

というわけで、2時間半経った頃には脳内はすっかりバーフバリィィィィィィィィ状態で、バー様ならパンデミックで閉塞した世の中もなんとかしてくれんじゃねーかなーーー、と呆然とする頭の片隅で思うのであった。王を称えよ! 

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: Prime Video