つれづれぶらぶら

花粉症持ちにとっては例年以上につらい春です(主に精神的に、周囲の視線が)

電気グルーヴ「THE EVE OF THE RESURRECTION」8H!

おはようございます。もう昼過ぎですが。

いやー、今日は眠いっすわ。

というのも昨日、5月5日のこどもの日、ライブストリーミングチャンネル『DOMMUNE』で配信された電気グルーヴの8時間番組をずーーーっと観ていたから!

www.dommune.com

今回の配信は、過去に行ったライブストリーミング2回分の再配信の上に、新たにVJ(ビジュアルジョッキー:映像演出)をリアルタイムで重ねて、無観客VRフェスとして配信するというもの。

前半の17:00〜22:00は、昨年3月26日の「WHO IS MUSIC FOR? MUSIC IS FOR EVERYONE!電気グルーヴだけの5時間!」の再配信。

この番組は話題になったので、ご存知の方もいらっしゃるかと思う。そう、ピエール瀧さんの逮捕を受けて、電気グルーヴ関連の楽曲がことごとく販売・配信停止になるなどの過剰な自粛の風潮に対するカウンターとして、電気グルーヴの音源のみを使ったライブ番組として配信されたもの。

さらに一部のワイドショー番組が「DOMMUNEの売名行為」などと否定的に叩き(そんでもってなぜか卓球さんまで個人攻撃を受けまくっていた)、かえってテレビという媒体が既に時代遅れとなったのではないかという議論が巻き起こった、そのきっかけとなった伝説の配信だったのでありますが。まぁ、そのへんは私にはたいして興味はない。あの番組や司会者はもともと好きじゃないし、なんで卓球さんが謝らにゃならんのかも理解不能だったし、そんなことを言われようと卓球さんはいつもの卓球さんで、電気グルーヴは解散なんぞするはずもなかった。

そんなわけで、私としては「えー!そんな素敵なライブ配信あったの?見逃したー!くやしー!」ってことだけが心残りだったのですよ。再配信ありがとう!ありがとう!!!

それだけでも嬉しいのに、さらに後半の22:00〜25:00には、2016年に配信された卓球さん単独DJライブ「Takkyu Ishino Plays Takkyu Ishino & 電気グルーヴ」の再配信もあるという!!!!!すごすぎる!

 

というわけで、昨日は17時からスマホでYouTubeにアクセスし、DOMMUNEチャンネルのライブ配信を流しながら晩御飯を作っておりました。4人のDJが電気グルーヴの初期から最新作までの楽曲を縦横無尽に回し続けるのがめっちゃ気持ち良くて、お台所でナスとキュウリをリズミカルに炒めてしまったわ。

その後もパソコンとスマホを充電度合いに合わせて使い分けつつ(お風呂の中でも流した)、5時間たっぷり楽しみました。おっ、この楽曲の繋ぎ方カッコイイ!とか、この楽曲は知らないなーと思ったらチャットを見たりして、あっという間に22時。

素敵すぎた。とりわけ、ラスト近くで、満を持しての名曲「虹」がかかった時の多幸感、チャットとVJの一体感は、感動的なひとときでした。

 

それから、DOMMUNE主宰者の宇川さんによる本日の無観客ライブについての説明(過去のアーカイブスにリアルタイムでVR映像を被せる試みについてとか、コロナ禍におけるライブハウスの厳しい現状とか、これからのライブストリーミングの在り方とか)があって、その後は、いよいよ卓球さんによる卓球さんの楽曲縛りライブ3H。

深夜1時までとあって、このタイミングでトイレを済ませ、珈琲を入れておく。結論から言えば、この判断は大正解であった。

すごい。やっぱすごい、卓球さん。

休む間を一瞬たりとも与えてくれない。おびただしい数の音の素材がどんどん被さっていって、まるで巨大なミキサー車の中でぐるぐる回されているかのように、音の洪水の中に溺れていく。

私はクラブに行ったこともなければ、こういうDJについての知識もほとんどなく、だから上手いとか下手とかはじぇんじぇん分かんないんだけど、でも「今めっちゃスゴイものを聴かされてる!!!!!」というのは知識を超えて感じ取れる。

しかも、さすがに経歴35年のベテランアーティスト&アレンジャーだけあって、ソロや電気グルーヴで発表した作品だけでなく、色々なアーティストと組んだ楽曲も素材として使う。だもんで、HALCALIやらオレンジレンジやらヒカシューやら怒髪天やら、あげくの果てにはポール・モーリアの『オリーブの首飾り』(よくマジックショーでかかってるアレだ)までもが流れてきたもんだから、卓球さんの仕事の幅の広さを改めて思い知らされる羽目になってしまった。

しかもその音源の使い方がいちいち予想外で面白い!「スポン!」ってアレ何の音だったの?深夜にめっちゃ笑ったんだけど!!!

そんなふうに、濃密にもほどがある特濃な3時間を体験し、ああー、もう25時かー、もっと聴いていたかったけど、でも、ありがとうありがとうDOMMUNE……と感激していたら、あれれれれ、卓球さんの指はいっこうにターンテーブルから離れる気配がないぞ?

中年には懐かしい篠原ともえの『ララルー』とか、大友克洋の映画『メモリーズ』のED曲とか、煙草を挟んだ卓球さんの指がしなやかに動き続ける。終わらん。予定時刻を30分過ぎても、いっこうに終わる様子がない。卓球さんは汗だく。でもすっごく楽しそう。時々ブースの中で踊ったりしている。

結局、終わったのは予定時刻を1時間以上も超えて、深夜2時15分ぐらいまで続き、夕方5時から最後まで完走したこっちの脳味噌は既にぱんっぱん。しかも終了近くになって、まさかの地震が起きたのには驚いた(千葉県で震度4)。

 

疲れたけど、そして眠いけど、でもステイホームウィークの締めくくりに最高のライブを見せてくれて、ありがとうDOMMUNE!ありがとう渋谷パルコ!(全館休館中であるにもかかわらず、無観客ライブのために9階のスタジオのみ開けてくれたらしい)

そして、やっぱり思うのは、早くまた皆が電気グルーヴの音楽を自由に聴ける日が来てほしいということ。

私は薬物に関しては反対の立場(マリファナがやりたきゃOKな国に行ってくりゃいーじゃん。アタシは要らない)だし、瀧さんもしっかり罪を償って再犯のないようにしてもらいたいと思ってる。でも、音楽には罪はない。芸術は全て、芸術家の手を離れた瞬間から「みんなのもの」になる。罪人が作った音楽だから悪いモノ、だなんて言ってたらビートルズは聴けないっての。だってジョン・レノンなんて(ピーーー)。

ともあれ、最高の9時間15分でございました。ありがとう宇川さん。幸せ。 

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あ、ちょっと話は違うけど、瀧さんが始めたYouTube番組が面白いけん見てみてね。美味しい服すね。続きが楽しみ。


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