つれづれぶらぶら

花粉症持ちにとっては例年以上につらい春です(主に精神的に、周囲の視線が)

最近のあれこれ(2020年の梅雨入り)

少々ご無沙汰しておりました。身内で不幸があったもんで、ちょいと慌ただしくしておりました。

いやまぁ、ずっと長患いしていた人なんで覚悟はしてたんすけどね。苦しむことなく安らかに眠るように逝ってしまわれた、ということが救いかな。

あと、寝たきりになると人間の骨はやっぱり細くなっちゃうもんすね。歩けるうちは歩こうと骨を拾いながらしみじみ思ったものでした。

そんなわけでしばらくパソコンに向き合う余裕もなかったんすけど、今夜は久しぶりにのんびりキーボードを叩いておりまする。

 

世間は「withコロナ期」にシフトした感がありますね。

在宅勤務も週に1日程度になったもんで、いつもどおり混み合う電車で通勤する毎日。頼むから学生さん達、ドアの前に固まってお喋りしまくるのはやめておくれ(-_-;)

図書館も少しずつ再開してて、入館時に名簿に記載せんといけんかったり、利用時間は20分以内だったりして、落ち着いて利用はできないものの、いやしかし図書館が開いているという事実だけで本当にありがたい。失って初めて知る公共施設のありがたみ。息子と一緒に行って、仕事の参考書とか漫画とかを大量に借りて読んでおります。

息子は魔法陣グルグルのコミックスなどを借りてた。『グルグル』は私と旦那が若い頃に読んでた少年ガンガン掲載の漫画なんだけど、あの可愛い絵柄とナンセンス・ギャグのセンスはきっと息子も気に入るだろうと思ってたの。案の定ハマってゲラゲラ笑いながら読みふけっております。 

 

私は恋は雨上がりのようにをとりあえず7巻まで借りた。8巻以降は貸出中だったので返却待ち。

45歳の冴えない店長に恋する17歳の少女の物語。その純粋で真っすぐな気持ちをひたすら丁寧に描いた、古き良き時代の青春漫画を思わせる良質なコミック。

そういえば実写映画化もされてたよな、と思い出してNetflixを検索したらありました。


「恋は雨上がりのように」予告

キャスティングがなかなか良い。小松菜奈ちゃんの眼力の強さはあきらちゃんそのものだし、大泉さんのくたびれた中年風情も似合ってた。演出もさほど奇をてらうことなく原作を尊重して作られていて好感が持てました。

 

その後で借りたのが『娚(おとこ)の一生』

まったく意識してなかったんだけども、今こうやってブログ書いてる途中で「あれ?年の差カップルものばっか読んでんじゃんアタシΣ(・ω・ノ)ノ!」と驚いておる次第でございます。 

30半ばのキャリアウーマンが故郷の家でひょんなことから50代の大学教授と同居生活をすることになり、いつしか恋に落ちて……という物語。

娚の一生(1) (フラワーコミックスα)

娚の一生(1) (フラワーコミックスα)

 

そういや私の書いた『My Favorite Things』 も30代半ばのキャリアウーマンとアラフィフのインテリおじさんとの恋愛ものだったっけね。こういう展開が好きなのかな私ってば。

西炯子さんの漫画といえば、私がうんと若い頃に、西さんのデビュー作である「嶽野義人シリーズ」にどっぷりハマっていたことがあってなぁ。BLという言葉がまだなかった頃の、あれはJUNEものと呼べば良いのか、抒情的で非常に繊細で、リリカルとメンヘラの真ん中で揺れ動いているような危なっかしさが魅力であったのですよ。

だもんで、その反動もあって、その後で商業作家として大成した西先生の明朗な作品群には正直あんまり魅力を感じなくて、しばらく遠ざかっていたんですね。

で、久しぶりに西先生の作品と再会したのが12年前、産婦人科の待合室に置いてあった『娚の一生』だったという。しかしながら出産前の慌ただしい時期であんまりしっかり読めなかったもんで、そういえばアレをちゃんと読もうじゃないか、と借りてきた次第なのであります。

いやー、エロい。エロいよねぇぇ海江田センセ。こんなにセクシーなオジサマはそうそうおらんぞ。昔好きだった嶽野義人を思わせる飄々とした器の大きさもあり、それでいて嫉妬したり拗ねたりという子供っぽさもあり。しかも喧嘩もそれなりに強い。

映画では豊川悦司が演ってんだよねぇ。あああ観たいなぁ。トヨエツならそら間違いなくエロいに決まってんじゃないっすか。ああどうしてNetflixに置いてないんだ(・д・)チッ


映画『娚の一生』予告編

 

しかし、そろそろ映画館にも行きたいもんですなぁ。

こないだ「ミニシアター・エイド基金」のクラウドファンディングに参加したもんで、落ち着いたらそのリターンの未来チケットを使って映画を観に行きたいなぁと考えているところ。私の映画人生の師匠である広島のサロンシネマさんはもちろん、前々から行きたいと思っていた上越の高田世界館にもぜひとも足を運んでみたいものです。

もちろん、まだ油断はしちゃいけませんけど、それぞれが工夫をして「withコロナ」あるいは「afterコロナ」に対応しつつ文化と経済を取り戻していきたいっすね。できるよきっと。きっともうじき。