つれづれぶらぶら

花粉症持ちにとっては例年以上につらい春です(主に精神的に、周囲の視線が)

「ごはん」という名のいくつかの挑戦

恒例の、我が家ごはんレシピの備忘録。

 

料理を作るというのは、ある意味では冒険にも似て、とりあえずこの冷蔵庫の中の食材を組み合わせて何かを作らねばならぬという試み。

そして作り始めたらそこからはもうステージに上がったミュージシャンのごとく、あるいはキャンバスに筆をおろした画家のごとく、たとえそこに五線譜があるとしても下描きがあるとしても、そこから先はひたすらアドリブの連続で乗り切っていかざるをえない。料理はスリル、ショック、サスペンス。

 

例えば、ふと調理棚を見たら、タバスコの瓶がある、という状況。

これは洋食屋風のナポリタンスパゲティが食べたくて、旦那に作ってもらった時の残りである。タバスコが大量に残っている。どげんかせんといけん。

てなわけで、鶏肉にタバスコを揉み込んで揚げ焼きしてみた。でも、味見してみたら思ったよりタバスコ感が乏しい。そこで急きょ旦那がタバスコとケチャップとマヨネーズを混ぜてソースを作ってくれた。ナイスフォローである。

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ちなみに、ネットで「タバスコを味噌ラーメンに入れたら美味い」というのを見かけて、サッポロ一番みそラーメンに入れてみた。本当に美味かった。ついでに粉チーズも入れてみた。美味かった。 発酵食品どうし相性がいいのかも知れぬ。お試しあれ。

 

あるいは。例えば、お葬式の後。祭壇に飾られたフルーツ盛りを持ち帰ることになった。中身はリンゴ、パイナップル、オレンジがどっさり。どれもこれも甘い匂いがして賞味期限が近そう。しかしながら、私も息子も口腔アレルギー持ちで生のフルーツが食べられない、という状況。

ええい、とりあえずリンゴは煮てしまえ。リンゴを剥いて適当に切って、砂糖とレモン汁を溶かした湯の中でひたすら弱火で長時間とろとろ煮る。本来なら赤ワインで風味付けと色付けをしたいところだが、そんなもなあウチにはない。食紅をちょちょっと混ぜて、シナモンパウダーで風味をつけてしまおう。

煮えたら粗熱を取って冷蔵庫で冷やして、バニラアイスを添えたら、ほれ、食後のデザートいっちょあがり。

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お次は、賞味期限がヤバそうな完熟パイナップルだ。とりあえず皮を剥いて一口大に切り分けて、さーてどうするどうする。うーむ。

とりあえず半分は割りばしに通して、冷凍庫で凍らせてパイナップルアイスにしよう。 

残りは、……そうだ、理科の実験をしてみよう。我が家の「鶏の胸肉をやわらかくしよう大作戦」は「舞茸に漬け込む」という正解を得て完結してはいるものの、タンパク質分解酵素といえば元々パイナップルの独壇場ではなかったかと。

というわけで、鶏胸肉と切ったパイナップルをジップロックに入れて揉み揉みして、1時間ほど放置してから、フライパンで焼いてみた。

これが大失敗。パイナップルのタンパク質分解酵素がハンパないのか、あるいはちょっと揉み過ぎたのか、ジップロックから出した時点で鶏肉の繊維が既にボロボロにほぐれてしまっている。

慌てて焼いてはみたものの、焼いてる端からほどけ出すお肉の繊維。やばいやばいやばいやばい。だがしかし鶏肉だもんでしっかりと火を通さないといけない。ゆえに、完成時点ではもはや原型を留めていないお肉の姿。そして焼いたパイナップルは非常に甘くてめっちゃジューシーであった。どうなんだこれ。失敗か。失敗だな。

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なお、冷凍パイナップルのほうは抜群に美味しかった。旦那と息子は冷凍庫から出してちょっと溶けたぐらいのが好きで、私はカチカチに固まってるのをゴリゴリ齧るのが好き。ああ、全部こっちにしとけばよかった。 

 

残ったのはオレンジだ。オレンジにはあまりアレルギー反応が出ないので、いくつかはそのまま食べた。美味しい。しかしまだ数がある。どうする大量消費。

旦那が「オレンジソースにしてみよう」という提案をしてくれた。オレンジを2玉絞って生ジュースを作って、それに塩コショウを加えて3分の1ぐらいの量になるまで鍋でひたすら煮詰める。サーモンのソテーの上にかけてみた。

これはなかなか美味しかった(息子の評判はいまいちだったけど)。もうちょっと塩を強くしてもよかったかもしれん。あるいは逆に蜂蜜を加えてハニーオレンジソースにしてもよかったかも。色も綺麗で香りもイイ。映える。いや、私のカメラ技術が低いもんでいまいち私の写真では伝わりづらいんだけどさ。

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こんな感じで、日々試行錯誤とアドリブで乗り切っていく台所。

あ、前に書いたカラムーチョの大根サラダの写真も載せておこう。

あっという間に大量に出来る。まさに体育会系の合宿向けに最適のサラダ。味付けがカラムーチョとマヨネーズ(お好みで胡椒)だけなので失敗しようがない。超簡単、そんでもって子供ウケもイイ。

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こちらは、近所のスーパーでレタスが1玉48円だったんだよ、って旦那が作ってくれたレタスと卵の中華炒め。卵を先にふわとろに炒めて皿に移し、次にちぎったレタスをササッと炒め、鶏がらスープの素で味を調え、卵を戻してふんわり混ぜ合わせるのだそうです。炒めたらレタスは嵩が減ってたくさん食べられるよね。

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最後は、今夜の晩ご飯。

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冷蔵庫にキムチとズッキーニがあって、スーパーでメカジキの切り身とベーコンを買ってきたという状況。

なんかキムチが無性に食べたい。できればご飯と一緒に食べたい。でもキムチチャーハンは作るのがめんどくさい、さぁどうしたもんか。

そこで閃いたのが「キムタクご飯」。キムチとたくあんとベーコン(または豚肉)の入った、長野県の小中学生に大人気の混ぜご飯なのだ。

だけどうちにはたくあんがない。わざわざそのためだけにもう一度買い物に行くというのも面倒だ、よし、今回はたくあん抜きの「キムラご飯」でいこう。ごめん拓哉。関係ないけど野球ファンにとってのキムタクは木村拓哉ではなく故・木村拓也(元カープジャイアンツ)である。緒方の引退試合のセンターフライを打った後の笑顔はなぁ……ありゃ何回観ても泣けるでぇ……(´;ω;`)

脱線した。というわけで、今夜の晩ご飯は、キムチとベーコンを炒めて醤油で味付けしたものをご飯に混ぜたものと、メカジキのソテー(レモンマスタードマヨソース添え)、ズッキーニを何の芸もなくただ炒めて塩胡椒したもの、あとはナスと玉ねぎの具だくさん味噌汁、というラインナップでございました。

さて明日の晩ご飯は何にしよう?(終わらない冒険)