つれづれぶらぶら

花粉症持ちにとっては例年以上につらい春です(主に精神的に、周囲の視線が)

STAY信州、夏の入笠山

息子が学校からチラシを貰ってきた(もう2学期が始まっているのだ)。

見ると、茅野市の隣町・富士見町からのチラシであった。富士見町の観光施設に遊びに来てください、というありふれた内容だったのだが、よく読むと、諏訪地方6市町村にお住いの方には、町内にある2つのリゾート施設(富士見高原スキー場、富士見パノラマリゾート)のうち、どちらかのゴンドラリフトの往復券1回分をタダで差し上げます、とある。

おー、これはなかなか無いチャンスではないか。せっかくの気前の良いご招待だし、そういえば富士見パノラマリゾートには行ったことがなかったっけ。夏の入笠山(にゅうかさやま)、涼しそうじゃないか。いいね。

 

息子を車に乗せて、国道20号を東へ走れば、ほんの20分ほどで富士見パノラマリゾートのゴンドラ乗り場へ到着。

www.fujimipanorama.com

ゴンドラリフト代は、往復で大人1700円、子供800円。でもチケット売り場でチラシと身分証明書(住所の確認の為)を提示したら、本当にタダになった。おおー。ありがとう富士見町。

標高1050mのゴンドラ山麓駅からゴンドラに乗り込み、標高1780mにあるゴンドラ山頂駅まで一直線に登っていく。夏のシーズンはマウンテンバイクのトレイルランを楽しむお客さんが多いようで、バイクを積んだゴンドラもいくつかあった。

 

ゴンドラ山頂駅を降りると、そこは山野草の咲き乱れる美しい高原。

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チケットを貰った際に、高山植物が写真入りで解説されたガイドブックも一緒に貰ったので、ひとつひとつ花の名前を調べながら歩く。

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これは、ええと、オオバセンキュウかな。線香花火のような綺麗な花。

ちなみに、入笠山では春はザゼンソウミズバショウ、GW頃は5万本のカタクリ、6月は20万本のスズランなどが楽しめるという。絶滅危惧種に指定されている幻の花「釜無ホテイアツモリソウ」も大切に保護されているらしい。

 

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林の中を歩いて、入笠湿原へと向かう。セミの声が賑やかだ。色々な種類のトンボや蝶が飛び交い、蜂も忙しげに花から花へと蜜を集めて回る。

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入笠湿原はエゾリンドウやアキノキリンソウなど色とりどりの花々が咲き乱れていた。湿地に渡してある板の上を歩く。カメラを持った登山客たちがしきりにシャッターを押していた。

湿原を通り抜け、さらに歩いて、入笠花畑と呼ばれる草原へ。

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この花畑の中をどんどん上って行けば入笠山の山頂(1955m)に辿り着くのだが、いやぁ、まぁ今日は、単に涼みに来ただけで登山の準備もしてないから、ここで折り返してゴンドラ山頂駅へと戻る。

ゴンドラを下っていると、それと並走するかのように、3機ほどのパラグライダーが飛んでいる。いいなぁ。気持ち良さそう。体力ないくせに、ああいうのはやってみたいんだよなぁ。インストラクターさんと2人で乗るタンデムフライトというコースがあるらしい。それなら大丈夫か。いつかやってみたいもんだ。なお、息子は「ええええやだやだやだ絶対やんない」とぶるぶる首を横に振りまくっているのだが。

 

昼食を済ませ、富士見パノラマリゾートを後にして、すぐ近くにある温泉施設「ゆーとろん」でしばしのんびり過ごす。

その後は、近くにある「カゴメ富士見工場」へと向かう。現在、工場見学はコロナウィルス感染症拡大防止のため中止となっているのだが、工場のすぐそばにある「カゴメ野菜生活ファーム」という施設は元気に営業中である。

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www.kagome.co.jp

レストランやショップのあるファームハウスを中心に、農業体験のできる畑などが広大に広がっている。ファームハウスの前は「ひまわり迷路」で、たくさんのひまわりが咲き誇る中を歩き回るのも気持ちがいい。

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蜂はせっせとお仕事中。

 

畑のほうでは、オクラやトウモロコシ、カボチャなどたくさんの種類の野菜が植えられていた。カボチャのトンネルなんてのもある。私の大好きなカボチャの品種「バターナッツ」も大きな実をぶら下げていた。ポタージュスープにすると最高なんだよなぁ。

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ミニトマトのビニールハウスで摘み取り体験ができるというので参加してみた。カゴメ自慢のミニトマト5品種を、摘んで食べたり、指定容器に入れて持ち帰ったりできる。

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ハウスの中は真っ赤にたわわに実ったミニトマトがいっぱい。甘酸っぱい「こあまちゃん」、ベータカロテン豊富な「こあまちゃんオレンジ」、肉厚な「かおりん」、甘くて食べやすい「あまたん」、皮が薄い「ぷるるん」。どれもこれも、これはもうフルーツなんじゃ?と思うほど強烈に甘くて美味しい。

とりわけ私が驚いたのは「ぷるるん」。本当に皮がうっすい!ミニトマトは皮が固い印象があったけど、これはサクランボだよと言われても疑わないぐらいに、みずみずしく、とんでもなく甘く、そして色が鮮やかで見た目も綺麗。ガイドさんによると、皮が薄いので出荷が難しく、市中にはあまり出回っていない品種とのこと。

実のところ、私も息子もトマトにはアレルギー(口腔アレルギー:スギ花粉症がある人が生のトマトを食べると反応が出る)があって、私は耳の奥が15分ほど痒い痒いになる、息子は喉の奥がイガイガする、という症状が出る――ということは私も息子も承知の上で、それでも辛抱たまらず夢中になってミニトマトを頬張り、容器からこぼれそうなぐらい摘み取った。今夜の晩ご飯のおかずは冷やしトマトだーい。

 

思わぬ形で、素敵な信州リゾートを堪能した休日となった。富士見町ありがとう。また遊びに行くね(てか毎週のように富士見町図書館に行ってるんだけどね)。