夏に、富士見パノラマリゾートのゴンドラに乗って高原リゾートを楽しんできたよという記事を書いたところだが、
その富士見パノラマリゾートで、9月下旬から「秋の絶景!プレミアム雲海ゴンドラ」という特別営業を行っている。通常の営業時間は朝9時からなのだが、特定の日に限って、早朝5時半からゴンドラを運行するというのだ。
もちろん、このプレミアム雲海ゴンドラの乗車についても、諏訪6市町村&山梨県在住者対象の無料サービスは適用されるというのだ。どこまで気前がいいんだ富士見町。ありがとう。そんなわけで、せっかくのお誘いだから遠慮なく、富士見パノラマリゾートに雲海を見に行かせてもらおうじゃないか。
しかしながら、9月下旬から10月上旬の土・日は天候があまり良くなかった。上に貼った公式サイトには、毎週木曜日の午後に《雲海発生予報》が掲示されるので、それを参考にしつつ、雲海が見られそうな日を待っていたのだ。
そして10月17日の土曜日は一日じゅう雨降りで雲海ゴンドラは中止。その雨は夜遅くまで降り続き、日付の変更とともに止み、翌日は晴れ。と、いうことは……。
≪雲海発生予報≫
10月17日(土)13時発表
10月18日(日) 70%
三陸沖から黄海付近へ連なる帯状の高気圧に覆われる。安定層が生じること、前日深夜までの降水により下層に水蒸気が多くなることから、雲海が見られる可能性は高め。
雲海が発生しなかった場合も、八ヶ岳の展望は期待できそう。曇りがちではあるが、雲の切れ間からご来光が見られる可能性も。株式会社ヤマテン 気象予報士 渡部
(富士見パノラマリゾート公式サイトより引用)
いいじゃんいいじゃん!かなり期待できるじゃん!
そんなわけで、土曜日の夜、息子のぶんと私のぶんの防寒具を用意して、目覚まし時計を4時50分にセットして、早々に寝る。
そして翌朝、防寒着を着込み、眠そうな目の息子を車に乗せて、未明の国道20号線を一路富士見へひた走る。5時半に到着。
……っと、うわ、けっこうたくさん人が集まってるΣ(・ω・ノ)ノ!
やっぱ皆も考えるこた同じかー。無料でゴンドラに乗れて雲海が見れるなんてチャンス、これを逃したら多分もうないもんね。
チケット売り場の列に並び、20分ほどでゴンドラ往復チケットを入手。周囲は薄明るくなってきていて、ご来光の時刻まではあとわずか。急いでゴンドラに乗り込む。
ゴンドラに乗り込んだ時点では周囲は雲(霧)に覆われていたが、しばらくすると、雲の上に出る。すると、
ご来光だーーーー(*''ω''*)
雲海と八ヶ岳から昇りくる太陽の美しさ!ありがたやありがたや!
そしてまもなく、ゴンドラ山頂駅へ到着。そこは見渡す限り一面の雲のじゅうたん。たくさんの人々が展望台へと足を進めながら、うっとりと眺めている。
日が昇るにつれて、雲海は白く光り輝き、幻想的な雰囲気に包まれる。
ゲレンデを降りていくと、まるで雲の上を歩けそうなぐらい、もこもこの雲が目の前いっぱいに広がっている(もちろんゲレンデの入口に防護ネットが張ってあって、観光客が降りていかないように警備されている)。
東側に目をやれば、富士山の姿も見える。既に冠雪しているのか、山の頂きが白く見える。
雲海をたっぷり堪能したところで、ゴンドラ山頂駅の2階に特別に開設された雲海カフェで朝ご飯。私はコーヒーとマフィン、息子はコーンスープとレモンケーキ。
そして帰りのゴンドラへ。キレイだったねと息子と話し合いながらぐんぐん下っていくと、まもなく地上かなというあたりで、あまりにもはっきりと「雲の入口」が現れた。
はーいここから雲でーすと言わんばかりの。で、雲の中に突っ込んでいくと周囲はなーんも見えんという。
山麓駅まで戻ってくると、駐車場はますます混んでいる。どうやら今日はマウンテンバイクの大会があるらしい。富士見パノラマリゾートは夏も冬も大人気だ。また遊びに来よう!(*^^*)