つれづれぶらぶら

5月の反射炉ビヤ行きますよー!酔い蛍グループの皆さんにまた会えるかな?

八ヶ岳の秋と、晩ごはん

今日は秋晴れの良いお天気。お洗濯をしながら真っ青な空を見上げていたら、そうだ、八ヶ岳自然文化園に行こうと思いついたのだった。

夏に行った時に食べたハッシュドビーフが美味しくて、また食べに行きたいなと思っていたのだ。息子もまた「おもしろ自転車」やりたいと何度か言っていたし。

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しかも今日は旦那がお休みで家にいる。八ヶ岳自然文化園といえば、20年ほど前、付き合い初めの頃にデートした思い出の場所よアナタ。あの時、アナタと馬刺し定食を食べたあの殺風景な食堂が、オサレなレストランになっているのよ。と誘って、親子3人で御柱街道を八ヶ岳方面にレッツゴー。

そして到着した八ヶ岳自然文化園は、すっかり秋の風景に変わっていた。

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とりあえずレストラン「K」で、私と息子は予定通りハッシュドビーフ。旦那はちょっと奮発して牛肉のワイン煮を頼んだが、これが思ったより大きなお肉で、ソースもお肉も濃厚な赤ワインの香りと味わい。しっかり煮込まれているので余分な脂は全部落ちていて、フォークを入れただけで筋繊維がほろほろにほぐれていく。ひとくち頂いたけれど美味しかった~。

ドリンクも秋冬メニューに変わっていて、温かい飲み物が増えていた。私は「ゴールデンミルク」という鮮やかな黄色のホットドリンクを注文。これは、ホットミルクにターメリックとハチミツとこしょうで味付けをしたものだそう。金色のミルクの上にふわふわの泡の層ができていて、飲み口はスパイシーでほんのりと甘い。あったまる~。ああ、写真撮ってくりゃ良かったなぁ。ブロガー失格である。

 

それから、「おもしろ自転車」でおっかけっこをしたり、園内に大量に落ちているドングリのぶっつけっこをしたり、湿地で水生昆虫を観察したり、トンボやバッタを捕まえたりしながら、わちゃわちゃ楽しんだ。

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それから夏にやった「Nine botゴーカート」を再び体験(旦那は初体験)。操作自体はすっごく簡単で、スピードもそんなに出ないのだが、秋の爽やかな空気の中を走るのは気持ちいいね。

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帰り道、JA系のスーパーに寄って、晩ご飯の材料を買う。

太くて新鮮なネギが安かったのだ。これを厚切りベーコンと一緒にフライパンで焼き目が付くまで焼いて、塩胡椒と少々のめんつゆで味を調える。ネギの甘味がたっぷり出て、ベーコンの塩気とよく合う。

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それから、山梨の伝統野菜である「八幡芋」という里芋が出ていたので迷わず買った。私は里芋が大好きなのだ。ことにこの八幡芋はねっとりとしたきめの細かい舌触りと甘みが素晴らしく、これはもうシンプルに「きぬかつぎ」で食べたい。

きぬかつぎは里芋を味わうのに最も適した調理法だと思うのよね。泥を落とした里芋の皮に包丁でぐるっと一周切れ目を入れて、沸騰した湯の中で20分ほどぐらぐら茹でる(時短したい人はレンジを使うと簡単)。茹で上がった里芋は、切れ目のところを指でぐっと押すだけで皮がスルッと剥けて、塩をちょこっとつけて食べる。ねっちりした質感と上品な甘み、そしてほのかな土の香りが野趣があって実に良いのだ。マヨネーズや七味などをつけても合うよん。

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ついでだから、昨日の晩ご飯の写真も載せておこうかな。

大きなピーマンとパプリカのセットが安かったので、鶏胸肉とピーマンのカシューナッツ炒めにした。

先日、ちゃんとレシピを見て作ったのでひととおりの流れは分かった、ので今回はレシピを無視して超テキトーに作っていく。 

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鶏胸肉といえば、我が家では舞茸に漬け込む方法がすっかり定着している。 

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 だもんで、今回も一口大に切った鶏胸肉と舞茸をビニール袋に入れ、酒と片栗粉を混ぜて軽く揉み、3時間ほど漬け込んでおいた。これやるとやらないとでは鶏胸肉の柔らかさが段違いなのだ。

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んで、レシピでは胸肉を炒めて、それとは別に野菜を炒めて、最後に合わせて、タレを絡ませて完成、という流れだったのだが、うーん面倒くさい。野菜もカシューナッツも鶏肉も、ぜーんぶ一緒にちゃちゃっと炒めて、ほんのり火が通ったあたりで、鶏ガラスープの素とオイスターソースと砂糖とめんつゆを水で溶いたものをぶっかけて、蓋をしてぐつぐつ煮込んでしまえ。

こうして完成したものが、鶏胸肉とピーマンと舞茸のカシューナッツ煮。超テキトーに作った割にはそこそこ美味しくできて満足満足。カシューナッツのこりっとした歯応えがアクセントになって良いのだ。

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