つれづれぶらぶら

栗林くんの記念Tシャツ申し込んだよん(*^^*)

コーヒーミル買ったったー!

こないだの記事の続き。

sister-akiho.hatenablog.com

結局ねぇ、なんだかんだ言っても、テーブルランドのマスターの仰るとおり、挽き立ての豆の香りと泡立ちの良さは、いちど知っちゃうともう戻れないもんですよ。ミル買っちゃう?買っちゃえ。

でも近隣の家電量販店とかホームセンターとか回っても、なかなかコーヒーミルって売ってないんですよね。なんでだ。皆、珈琲どうやって飲んでんだ。結局、4軒目のホームセンターでようやく見つけました。が、そこでまた、手動ミルにするか電動ミルにするかについて悶々と悩み、まぁちょっとぐらい高価くても、やっぱ楽ちんなほうがいいやな、ということで電動ミルを買ってきました。 

その時点で既に夕方だったので乙事の森まで行く時間がなく、茅野駅の土産物店「モン蓼科」に寄って、テーブルランドさんの看板商品である「八ヶ岳ブランド」の豆を買ってきました。

tableland-coffee.net

いつもは中煎りの豆を買うんですけどね、なんとなくだけど、フレンチプレスの場合は深煎りのほうが合うんじゃないか?と思っていたので、こちらのブレンドを選びました。もちろん、テーブルランドさんが喫茶店を営んでいらっしゃった頃から何度も飲んできたので、その美味しさはしっかり存じ上げております。さて、あの喫茶店の味にどこまで迫れるか、と買ったばかりのコーヒーミルを箱から出しながらワクワクしておりました。

さてと、使い方は……っと。同梱の説明書きを読んでみたけど、あれっ、操作方法とお手入れ方法が書いてあるだけで、どうやったら粗挽きになるのかがどこにも書いてない。むう。要するに、ボタンを押している間だけカッターが回る仕組みだから、挽き加減は自分の勘しだいってか。とりあえず、2杯分の豆を投入して、ちょこっとずつ様子を見ながらちまちま回してみた。5秒だとまだちょっと粗すぎる感じかなぁ。ほとんど挽けてない砕けた状態の豆もいくつか残ってしまった。まぁいいや、とりあえずこれで淹れてみよ。

挽き立ての豆をビーカーに入れて2杯分の熱湯を注ぐ。おお、やっぱり良い香り。ぶわぁっと湧き上がってくる泡。深煎りだからか、いつもの豆よりもオイルが多い気がする。スプーンでころころっと軽くかき混ぜて、あとは蓋をしてしばし待つのじゃ。

めっちゃ美味しかった。

やはりマスターの仰るとおりでございます。挽き立ての豆の美味しさは、ちょっとぐらい豆の挽き方が雑でも問題ございません。そんでもって、やっぱ美味いわ、八ヶ岳ブレンド。どっしりとしたコクと苦みのバランスが絶妙。水面にきらめくオイルの輝きも綺麗だし、ビターチョコレートのような後味も旨ぇんだ、これが。嗚呼、コーヒーミル万歳。フレンチプレス万歳。テーブルランドさんに栄光あれ。

 

そういえば、豆を挽きながらふと思い出したことなんですけどね。

サービスエリアとか病院の食堂とかにある「アドマイヤ」っていう珈琲の自販機、ご存知ですか。ちょっとお値段が高めなんだけど、注文してから一杯ずつミルで豆を挽いているので、すっごく美味しいんですよね。

で、この自販機は珈琲が出来るのを待っている間、「コーヒールンバ」のメロディが流れ、そしてモニター画面に珈琲を作っている機械内部の様子がライブカメラで見られる、っていう演出があるんですけどね。

www.mirubiki-coffee.jp

これ、「ライブカメラ」なんて謡ってるけど、ホンマは事前に撮ったビデオを流してるだけやろ?って、ずっと思ってたんですよね。あ、いやいやいや、そんなん分かってますって、そーゆー「設定」ですよね、はいはい、オトナですもん分かってます、って、軽~く受け流してたんですよね。

ところが、ある日、事件は起きたのだった。

現場は、諏訪中央病院だった。病棟にお見舞いに行った後で、珈琲でも飲んで帰ろうかと売店に行き、そこに設置されたアドマイヤの自販機の、キリマンジャロ・ミルク入りのボタンを押して、コーヒールンバを聴きながら、ぼーっとモニター画面を眺めていたのだった。

モニター画面の中では、「キリマンジャロ」と書かれた珈琲豆のタンクから、褐色の豆が1粒、ぽろりと落ちてきて、坂道をころりころり、と滑り落ちていくところだった。

え?え?……待って?待って待って?

私の耳に、ミルの小さな音が聞こえる。「チリッ。」……え、そんだけ?いつもは、もっとこう「ジャジャジャジャーッ」て感じで賑やかだよね?こんな、単音じゃないよね?

しかし私の不安をよそに、ライブカメラは次の工程へと進んでいく。紙コップにミルクが注がれ、蓋がキュッと固定され、そして、

「珈琲が出来ました♪」

というボイスとともに、受け取り口からコップが出てくる。おそるおそる受け取る。まさか、まさかな、と思いつつ、その蓋を開けてみる。

オーマイガッ。

そこに入っていたのは、白いお湯であった。よく見れば、薄ぼんやりと茶色がかっているような気もする。とりあえず一口飲んでみる。ああ、やはり薄いミルクの味しかしない。おお、神よ……!私は天を仰ぐ。

私の声を聞きつけた売店のお姉さんが素早く飛んでくる。「どうかしましたか?」私はお姉さんのほうへコップを差し出し、興奮した口調で叫んだ。

「あのライブカメラ、本当にライブだったんですね!!!」

いやー、いい経験をさせてもらった。その真実が分かっただけでも得をしたような気持ではあるが、いやまぁ、返金はちゃんとしてもらったよ。

そんでもって、この感動が忘れられなくてですね、後日、サービスエリアのアドマイヤの自販機の前で「こんなん、どうせビデオに決まってるよなぁ」「そりゃそうだろ、ライブのわけねぇじゃん」と喋り合っていた見ず知らずのお兄さん達の会話に、「いえ!これは!本当にライブなんですよ!というのもですね!」と思わず無理やり割り込んでしまった私なのでした。お兄さん達ビックリしてた。でもアドマイヤの名誉のために黙ってられなかったんだもん。ねぇ。あー珈琲おいしいなー。