つれづれぶらぶら

ネットフリックスに『カラオケ行こ!』が入ってる~!今度のお休みの日にでもゆっくり観よ。うふ。

富士見高原リゾートの展望リフトに乗ってきた

 

前々からこのブログで取り上げております「富士見町2大リゾート無料キャンペーン」は、長野県・静岡県山梨県にお住いの皆さんを対象に、11月14日まで開催されております。このチャンスを逃すなかれ!

www.town.fujimi.lg.jp

 

今日は、富士見高原リゾートのほうで遊んできました。去年のキャンペーンの際には「天空カート」を無料で体験させてもらい、とっても楽しい思い出ができました。

sister-akiho.hatenablog.com

今回は、天空カートではなく、「展望リフト」のほうを利用してみました。というのも、若い頃さんざんスキー場に通いつめた私にとってはリフトなんて珍しくも何ともないのですが、息子にとっては未知の乗り物ですからね。せっかくの機会だから体験してみよう、というわけで。なお、展望リフトは土日のみ運行だそうですよ。

fujimikogen-resort.jp

富士見高原リゾートは大きく2つのエリアに分かれています。一方が「ホテル八峯苑鹿の湯」を起点として天空カート乗り場に繋がる「白樺エリア」、そしてもう一方が「そば処 花鳥野(はなとや)」のあるレストハウスを起点としてスキーゲレンデに繋がる「ロマンスエリア」です。展望リフトはスキーゲレンデの中にあります。

リフト乗り場に行くと、素朴なリフトがありました。なんと、懐かしのシングルリフト!昔、スキーを習いたての頃にさんざん通った地元の小さなスキー場にあったような、小さな1人乗りのリフトです。まず息子が先に行き、その後に私が続きます。

f:id:sister-akiho:20211030210948j:plain

ゆっくりゆっくり、リフトは標高1400メートルの高みを目指して昇っていきます。ぶらんぶらんと足を揺らすと、まるで空中を歩いているようで楽しいです。秋のひんやりした風が頬に当たります。空は青く、すじ雲が流れ、陽射しは優しいです。


山頂は、紅葉の真っ盛りでした。

f:id:sister-akiho:20211030210938j:plain

f:id:sister-akiho:20211030210927j:plain

望郷の丘展望台に向かうと、天気も良く、コロナ禍がやや落ち着いたためでしょうか、多くの人々で賑わっていました。天空カフェでアフォガードを買い、風景を眺めながら味わいました。

今日は空気が澄んでいるためか、富士山がとても綺麗に見えます。

f:id:sister-akiho:20211030210933j:plain

f:id:sister-akiho:20211030210944j:plain

スマホで遠くの山を撮るのって難しいね。ピントを合わせるのに難儀しました。実際に見ると、まるで浮世絵のように美しい風情だったんですが、写真ではその美しさの半分も伝えられてない気がします。

しばらく風景を堪能してから、下りのリフトに乗って降り、レストハウスまで戻ってきました。お腹空いたね。お蕎麦を食べよう。私は天ざるそば、息子はくるみそば+ゆり根の天ぷらを注文しました。

f:id:sister-akiho:20211030210923j:plain

そば処花鳥野のお蕎麦は、スキー場のレストハウスの食堂だと思っていると良い意味で裏切られる、本格的な信州蕎麦が味わえます。ただいまちょうど「新蕎麦まつり」の季節です。上品な香りの新蕎麦に、プチデザート(右下の小鉢)がおまけで付いてきます。蕎麦湯寒天の上にかかっているのは、富士見町特産のルバーブジャムかな?

お蕎麦ももちろん美味しいのですが、ここに来たら、ゆり根の天ぷらを是非食べてみてほしいです。ゆり根といえばお正月料理ぐらいでしか見ることがない感じですが、天ぷらで食べるとすご~く甘くて、ホロッ、トロッとした食感がたまりません。息子はこれが大好きで、ここへ来ると必ず注文しています。

 

富士見高原リゾートを出て、県道484号、通称「鉢巻道路」を原村方面へ上がっていき、突き当りを左折して八ヶ岳中央農業実践大学校へ向かう細い道路に入ります。すると、やがて道のわきに何かが置いてあるのが見えました――ああ、あれは。

f:id:sister-akiho:20211030210918j:plain

やっぱり!来年の御柱祭に向けて、既に上社の御柱8本が並んでいました。ここで冬を過ごし、来年の4月の「山出し」で里へと曳かれていくのです。

来年の4月には感染症の様子はどうなっているのかしらね。本来、大勢の氏子の手で長い長い道を延々と曳かれていくもので、木遣り歌や掛け声で賑やかに進むお祭りなのだけれども、従来通りにやれるのかしら。

ここらへん、諏訪以外の人々にはなかなか理解してもらえないところなんだけれども、御柱祭はただのお祭りではなく、あくまでも神事であって、御柱祭の年は結婚も新築も控えろと言われているぐらい厳粛に執り行われるもの。織田信長の上社焼き討ちの際にも、あるいは太平洋戦争のさなかであっても、この祭が中止されることはなかったと言います。昔、氏子が山梨に合戦に出掛けるために祭りを延期しようとしたところ、大祝が亡くなるなどの災いが続いたため、急いで諏訪に戻って祭を行ったという記録があるようです。諏訪の民にとっては、何を置いても行わねばならない最も重要な神事であるということであって、単なる住民のお楽しみのフェスティバルとは話が違うのです。

感染症が治まってくれているのが一番なんですけどね。やれやれ。こればっかりは神々に祈るしかないのかな。何にせよ、規模を縮小するなり方法を変更するなり何なりの形でやることはやるんでしょうけどね。どうなることやら……。

 

おまけ。

f:id:sister-akiho:20211006202034j:plain

茅野市運動公園にある交通標識。どんぐり齧ってるリスさんが可愛いね~。