コミカライズ版『戦争は女の顔をしていない』の3巻が発売されました。
以前から「読むべし」とオススメしておりましたが、昨今の情勢を顧みて、さらに強い言葉で「読むべし」と言いたくなります。もちろんコミックスを買って読んでくださいと言うべきなのでしょうが、戦争の話に抵抗があって、どうしてもコミックスを買おうというモチベーションが起きない、という人々も決して少なくないことは理解しております。でも本当に、これは今こそ読むべしと思うのです。
前にも言いましたが、この漫画はTwitterの公式アカウント上で全話無料公開されています。なぜ商業的には不利であるにもかかわらず、無料公開しているのか。それは、この作品が「伝えなければ」という使命を持って書かれた(描かれた)ものだからです。
戦場を見た女たちは、その想像を絶する恐ろしい記憶に必死で向き合いながら、若き女性ジャーナリストに訴えかけます。その言葉のひとつひとつが、今、強いメッセージとなって、世界中の人々に訴えかけてきているのです。
戦場に行ったことのない人にこんなことわかるかね?
どうやって話したらいいのか
どんな言葉を使って?どんな顔して?
言ってごらんよ
どんな顔してこういうことを思い出しゃいいのか
話せる人たちもいるけど あたしはできないよ 泣けてきちゃうよ
でもこれは残るようにしなけりゃいけないよ
いけない 伝えなければ
世界のどこかに あたしたちの悲鳴が残されなければ
あたしたちの 泣き叫ぶ声が
(第16話④ P151-154)
戦争中どんなことに憧れていたかわかるかい?
私たち夢見ていた
「ねぇ 戦争が終わるまで生き延びられたら
戦争の後の人々はどんなに幸せな人たちだろう!
どんなにすばらしい生活が始まるんだろう
こんなにつらい思いをした人たちは お互いをいたわりあう
それはもう違う人たちになるんだね」
そのことを疑わなかった これっぽっちも
ところがどうよ… え?
またまた殺し合っている 一番理解できないことよ…
いったいこれはどういうことなんだろう?
え? あたしたちってのは…
(第16話⑤ P160-162)
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3回目のワクチン接種に行ってきました。1回目と2回目はファイザーでしたが、今回はモデルナです。
茅野市は、集団接種はモデルナのみで、ファイザーを選択したい場合は個別に医療機関に予約をしてくださいという話だったんですね。で、私はどっちでもいいから早く接種したいと思っていたので、とりあえず集団接種会場のオンライン予約サイトを見てみたんですね。1回目の予約のときは、予約待ちが結構長かったので、今回も半月ぐらい待たされるのかなぁと思っていたのですが、なんと、すぐの日曜日(今日のことだ)が空いているっていう。てなわけで速やかに集団接種の申し込みをしましたよ。
色々と聞いてみたところによると、モデルナはあんまり人気がない(?)のか、割とあちこちの集団接種会場も空いているらしいですね。ふーん。まぁ、私にとってはありがたいけど。
で、今日、予約時刻より少し早めに着いて、待たされるのかなと思いきやどうぞどうぞって感じですぐに受付をしてもらって、待合室にもほとんど人がおらず、そのまままっすぐ接種の場所に連れてってもらいましたよ。で、半袖のTシャツを着て行ったから、すぐに左肩を出して、やっぱりほとんど痛みを感じることなく、即座に終了。会場内で指定された時刻まで様子を見ていたら、看護師さんが「調子はどうですか」って話しかけてくれて、「何ともないでーす」と答えたら終わり。所要時間20分程度。あっという間。
んで、副反応はどうかというと、今(23時半現在)、接種部位がちょっと痛いな程度で、熱も頭痛もないです。でも前回も当日はあんまり副反応なくて、翌日に微熱が出たっけか。明日の朝がちょっぴり心配だなー。どうなることやら。
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カープは開幕カードをなんと3タテで乗り切りました。今日はちょっと点の取り合いになってヒヤヒヤしたけどね。でも勝ったから良しとする。上本崇司の粘り、繋ぎが生きた良い試合だったと思う。今年こそタカシの大ブレイクを見たいなと思っている次第です。頑張ってー。