9月ヤクルト×カープ戦、5回終了時点で12対7。まだカープが勝ってるから我慢してラジオ聴いてるけど、これってもしかしなくても馬鹿試合よね。今日はいったい何時に試合が終わるのかしら。無駄にブルペンを消耗するばっかりじゃんねぇ(溜息)
さて、昨日の記事の続き。
この『つれづれ野球』の再生リストを作るに当たって、本当はあの曲もこの曲も入れたかったのになぁ、という愚痴でございます。
まずは、準備しておいたけど時間が溢れたせいでカットされてしまった曲は、例えばこちら。
謎の魚 feat.ともだち「ナゾノサカナ」
これは、千葉ロッテマリーンズのマスコット(現在は引退)である「謎の魚」の企画ソング。去年、マリンスタジアムで観戦した時に、このCDの発売記念イベントやってたからね、記憶に残ってるのね。これを再生リストに入れる人もおらんやろという気もするので入れておきたかったんだけど。ま、いいや(あっさり)
ここからは、是非ともリストに入れたかったんだけど、残念ながら公式MVが見つからなかった名曲のあれこれ。
まずはこちら。
これはもう何回聴いても泣いてしまう。ユニコーンの手島いさむ作詞作曲の名曲。アルバムでは民生が歌っているけれども、シングルでの歌い手は坂上二郎さん。オリエンタル調の難解なメロディを二郎さんが朗々と歌い上げる。途中の民生とのハーモニーもたまらなく好き。さらにこのMVの映像がね、地方球場の老いたグラウンドキーパーの誠実な仕事ぶりを描いていて、やっぱり泣いてしまう。二郎さん好きだったなぁ……。
ナックルボーラーを見るたびに頭の中でこの曲が流れてしまうぐらい好きな曲。この軽快なイントロのピアノと、歌い出しの「バンドゥビバンバンバン」のキャッチーなこと!大瀧詠一さんの歌はカラッとした陽気な空気感があって、日本の野球というよりはメジャーリーグのイメージがありますな。
ちなみにナックルボールというのは、ボールに回転をかけないようにして投げるもので、わずかな空気抵抗でふらふらと不安定に球の軌道が揺れることから非常に打ちづらい、いわゆる「魔球」のひとつです。カープの育成選手の坂田くんはナックルボーラーらしいですぜ。楽しみじゃのう、支配下になりゃええのう。
電気グルーヴ「密林の猛虎打線」
今回、電気グルーヴが「HOMEBASE」を発表してくれたことで、めでたく再生リストを完成させることができたわけですが、もしそれがなかったらこの曲を使うしかあるまいと思ってた。っても、これはマジキチ曲が多いアルバム『VOXXX』の中でも、とりわけ浮いているキワモノ曲なので、そもそも公式MVが作られる可能性は皆無に近いのですが。
これはどういう曲かというと、そもそも『面白プロ野球ファン応援合戦』という、昭和時代の野球ファンのヤジを集めたレコードがあって(そういうレコードの需要がどこにあるのかという疑問は置いておくこととして)、そのレコードの素材をサンプリングして切り刻んで繋ぎ合わせたもの。まさかこの応援団の人も自分の声がテクノミュージックとして残されるとは思っておらんかったじゃろうて。
カープファンの私でも、他球団の応援歌はいくつか歌えるもので、タイガースの『六甲おろし』やホークスの『いざゆけ若鷹軍団』あたりもつい歌っちゃう(ただしホークスは未だに「ダイエーホークス」と歌ってしまう)のだけれども、中日ドラゴンズの『燃えよドラゴンズ』もつい歌いたくなる名曲ですな。何しろ作詞作曲がタイムボカンシリーズなどでお馴染みの山本正之ですよ。このちょっと泥くさくて人懐っこい感じがいいですよね。年によって歌詞が違うので、鼻歌で年齢がバレてしまう危険性もwww
高橋慶彦「うわさのセクシークイーン」
ハマショーの『Baseball Kid's Rock』のモデルが慶彦さんだったと知った時、ふと「そういえば慶彦さんは結構レコード出してたぞ」と思い出したのでした。昭和の頃はね、こういうスター選手がレコードを出すっていうの、結構あったのよ。とりわけ慶彦さんは甘いマスクで俊足で、めちゃくちゃモテてて、昔の広島市民球場には慶彦親衛隊のお姉さま方がいつも黄色い声を上げとりんさったものです。今でいうカープ女子の元祖みたいなもんじゃね。そんなわけでこのレコードも結構売れたそうな。楽曲もちゃんとした歌謡曲で、野球選手の企画モノというレベルではないですな。ちなみに慶彦さんは現在はユーチューバーとしてご活躍中。ヨロピコ。
こんなところかな。他にも探せばたくさんありそうだけど、きりがないのでこのへんで止めておきましょうかね。野球ファンのミュージシャンはかなり多いので、そういったミュージシャンを集めてフェスとかやってくれたら楽しそうだなぁ。野球は本当に面白いなぁ。