つれづれぶらぶら

カセットテープミュージックで久々に「レインダンスが聞こえる」を聴いた。こんなカッコいい曲だったかな。懐かしいな。

クラフトビールを飲んでみた・その5【静岡県特集】

飲んだクラフトビールの感想をブログの下書きに書き溜めておこうシリーズ、その第5回目は【静岡県のブルワリー】の特集編でお送りします。ま、要するに先日、沼津&清水に旅行に行った時に、クラフトビールを色々と飲んだり買ったりしたので、その感想をまとめてみようというコンセプトでございます。

sister-akiho.hatenablog.com

長野県もクラフトビール醸造が盛んな県ですけれども、静岡県も負けず劣らずクラフトビールで盛り上がっているみたいですね。

www.jbja.jp

私の個人的な考えですが、静岡県は「日本一マニアックな県」だと思うのですよ。日本一高い山と日本一深い海に囲まれて、楽器、日本茶、バイク、プラモデルなどなど、マニアの多いモノづくり産業を担う県。

何より私にとっては、電気グルーヴ、からくり侍セッシャー1、そして、ファミリー食堂さいとう。ほら、こうやって並べてみただけでも、非常にマニアックな香りが漂ってくるじゃありませんか。

他人の評価なんかどうでもいい!自分が面白がれるものを全力で面白がりたい!という、静岡県民のおおらかで陽気なGeekさが、クラフトビールの世界ともおそらく相性が良いのでしょうね。

 

前置きはこのへんにしておきまして、今回の話は、先日の沼津旅行の夜から始まります。

沼津駅前にホテルを取り、さて晩御飯をどこで食べようという段になって、そうだ、「クラフトビール読本」で、沼津駅前のビルの地下にクラフトビール醸造所兼ビアバーがあるって書いてあったぞと思い出しまして、そこに行ってみることにしました。それが、沼津市に2017年に誕生した「Repubrew(リパブリュー)」です。沼津駅南口から徒歩1分ほどで着いちゃうという、ビール好きにはたまらん絶好のロケーション。商業ビルの入口の階段を降りれば、そこはもうビアバー。タップがずらりと並び、ガラス窓の向こうには醸造設備が見えます。雰囲気サイコー。

www.repubrew.com

 

ではでは、今回の「クラフトビールを飲んでみた」は、こちらのRepubrewさんで頂いたビールから始めましょう。

 

1 Repubrew「しまんちゅマンゴーネクター

(Fruit Wheat Ale ABV5.0% IBU?)

宮古島産のマンゴーを使用したフルーツエールです(後ろに写っているのは息子用のカルピスソーダ。泡がふっくらしていて、とろっとした優しい舌触りです。あっさりめのマンゴーネクターという感じ。マンゴーのフルーツ感が強くて、全く苦くなく、パンチも弱め。ジュース感覚でごくごくと、あっという間に飲んでしまいました。

 

2 Repubrew「南国果汁怪獣スペルトオレゴン

(Fruit Wheat Ale ABV5.2% IBU?)

スタッフさんが「フルーツビールがお好きなんですね?でしたら、こちらも是非お試しください」とオススメしてくれたのがこちら。液色は明るいオレンジ色で泡は少なめ。パッションフルーツラズベリーの鮮やかな香りに、アルコールのパンチ、わずかな苦みが合わさった、飲みごたえのあるフルーツエール。これ好き~。

 

ピザや生ハム、深海魚のフライなどのお食事も美味しかったです。レジの横には小さな冷蔵庫があって、缶ビール等の持ち帰りもできます。そんなわけで、自宅用に1つ缶ビールを買っていくことにしました。それがこちら。

 

3 Repubrew「Comet Tail Citra IPA

(Hazy IPA ABV7.3% IBU2.4)

缶を開けた瞬間に溢れ出す、グレープフルーツやパイナップルやマンゴーのような、フレッシュな甘い香りにうっとりします。飲んでみると、これまたグレープフルーツを生搾りしたかのようなジューシーな苦みと酸味が弾けます。でも苦みは弱めで、かすかに甘みがあって、軽やかです。とにかく最初から最後までずーっといい香り。めちゃめちゃ飲みやすくて美味しかったですー!

 

さて、静岡旅行の記事で、2日目に三保の松原に立ち寄ったと言いましたが、その三保の松原のすぐ近くにも、なんとブルワリーがあるのです。それが「GARCIA BREWING(ガルシアブリューイング)」。

garciajf.thebase.in

南米ペルーからやってきたガルシア兄弟が経営する、チーズとクラフトビールのちっちゃなお店。お店の前にベンチを並べて、そこでビールを楽しむこともできるようです。チーズも気になるけど、今日はビールを買いにきたのです。にっこにこの笑顔で出迎えてくれたフレディさんに、あまり苦くないビールが欲しいですと伝えたところ、次の2本をオススメされました。

 

4 GARCIA BREWING「BUENAVISTA日本平

British pale ale ABV5.0% IBU?)

南米ペルー原産の穀物で、その栄養価の高さからスーパーフードとも呼ばれる「キヌア」。ガルシアブリューイングでは、そのキヌアをビール造りに用いています。ブエナビスタとは、スペイン語で「いい景色」という言葉だそうです。

缶に描かれた夕焼け空の色と同じ、赤みがかったオレンジ色の液色が綺麗です。しっかりしたビール本来の風味があり、苦みもそこそこありますが嫌な感じはなく、丁寧に作られたペールエールという感じです。水温がややぬるくなったぐらいが一番美味しく感じました。

 

5 GARCIA BREWING「Melo'n」

(Belgian Ale ABV5.0% IBU?)

飲みやすいベルジャンエール。グラスに注ぐと、やや赤みのある薄い黄色のビールの上に、もこもこの泡が膨らみます。御前崎市の「山下メロン園」の温室マスクメロンをふんだんに使ったビールということで、甘いジュースみたいなフルーツエールなのかなと想像していましたが、最初のうちはメロンの香りや甘さはほとんど感じられず、ゆっくり飲み続けていると、液温が上がってくるにつれて少しずつメロンの風味が現れてきます。

 

その他、今回の旅行で購入したビールのラインナップはこちら。

 

6 ベアードブルーイング「やばいやばいストロングスコッチエール」

(Scotch Ale ABV8.0% IBU30)

bairdbeer.com

2001年に沼津港で誕生した、日本クラフトビール界の牽引者的存在「ベアードブルーイング」。その季節限定ビールのうち、少し肌寒さを感じ始める秋にリリースされるのがこのスコッチエール。

一口飲んでみると、確かにスコッチやウイスキーみたいな感じする!カラメルのような深みのある甘みと、キリッとしたアルコールの強さがたまりません。でもベースの味はしっかりビールなのよねぇ。これ好きだなぁ~。でもアルコール度数が高いので、ゆっくりゆっくり時間をかけて飲みます。やわらぎ水もお忘れなく。

 

7 アオイブリューイング「浅間ゴールデンエール」

(Golden Ale ABV5.0% IBU?)

静岡市葵区の「アオイブリューイング」は、前の運営会社が倒産したことで一時活動停止になっていたところを、元従業員らが継承して今年再始動したブルワリーなのだとか。その以前からの看板商品がこの「浅間ゴールデンエール」。

ゴールデンエールというスタイルは定番なんだけど、そういえば飲んだことなかったなーと思い購入してみました。グラスに注ぐと、液色は透き通った美しい金色をしています。最近はヘイジー(濁った)のばかり飲んでるもんだから、逆に新鮮に感じます。味わいもすごくクリア。酸味(酸っぱさとは違う)がまっすぐに喉の奥にスーッと流れ込んできて、それでいて軽やか。苦みは弱く、スイスイ気持ち良く飲めて、後にしつこく残らないのがいいですね。好感の持てるビールです。いつものラガービールを飲みつけている人が初めてクラフトビールを飲もうという時にも適しているんじゃないかしら。

 

8 West Coast Brewing「before_dawn」

(West Coast IPA ABV6.5% IBU?)

www.westcoastbrewing.jp

やっぱ静岡に来たからには、今、日本で最も勢いのあるブルワリーのひとつである「West Coast Brewing」をスルーして帰るわけにゃいかんですな。

こちらのBefore Dawnは、黄味がかった明るいオレンジ色のIPA。グレープフルーツのような柑橘系の香りが鮮やかです。味わいはしっかりしていて、苦みはあるけどキレが良いので後に響きません。自宅で宅配ピザを食べながら飲んでみたんですが、このペアリングがばっちりでした。ビールを一口飲む。口の中に苦みが広がる。そこでピザを一切れ食べる。口の中の苦みがスッと消えて、ピザの甘みや旨みが引き立つ。そこでまたビールを一口飲む。ピザの後味が洗い流されて、口の中がサッパリ心地よい。この交互運動が楽しくて、あっという間にスルスルッと飲んでしまいました。

 

6 West Coast Brewing「#fruitstories」

(Fruited Ale ABV6.0% IBU?)

青森のBe Easy Brewing、宮城のBlack Tide Brewingとのトリプルコラボレーションビール。レシピは一緒に考案し、ブルワリーごとに異なるトロピカルフルーツで仕上げたフルーツビール。ということで、WCBさんが使ったフルーツはグァバ。

グラスに注いだとき思わず「可愛い!」と言ってしまいました。だって、液色が優しいベビーピンクで、もこもこの泡がふっくらしているんだもの。最初の一口は、まず最初に苦みが広がり、その後にグアバのトロピカルな香りが鼻腔にふわっと抜けていく感じです。ぬるくなるにつれて苦みは減っていって、それと入れ替わるようにフルーティーな酸味が強くなってきます。とろんとした舌触りが心地よいビールです。

 

ところで、つい最近になって知ったんだけど、WCBさんは今年の10月に電気グルーヴとコラボした3種類のビールを限定リリースしていたんだそうで……うっうっ。気づくのが遅すぎた。グラスまで出してたなんてー。

www.westcoastbrewing.jp

とは言っても、電気グルーヴの「メロン牧場」などを読むと、どうやら相当な争奪戦であったようで、たとえそのリリース時期に気がついていたとしても入手できたかどうだか。次の機会があったなら今度こそ!

 

そんなわけで、今回の「クラフトビールを飲んでみた」は、静岡県のブルワリー特集でお送りいたしました、って言ってるけどねっ、ここに挙げたのはほんの一部に過ぎないわけです。反射炉ビヤさんとかも気になるよぅ。しかもまた新しい水族館も出来たみたいだし、そういえば伊豆にも長らく行ってないなぁ、……

また行こう!大好きな静岡県へ!