つれづれぶらぶら

「あの日の僕たちが巡ループ」という歌詞を書いている時のヤスタカの頭の中の巡ループを覗いてみたい。

松本ブルワリー醸造所祭り

今日は、「松本ブルワリー醸造所祭り」に行ってまいりました。

matsu-brew.com

このブログでもお馴染み、長野県松本市の「松本ブルワリー」さんは、松本市街地にタップルームを2店舗(本町店、中町店)有し、さらについ最近、松本駅前ロータリーに新しく立ち飲みスタンドをオープンするなど快進撃を続けておられます。

sister-akiho.hatenablog.com

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その駅前スタンドにも、こないだ松本での仕事終わりに20分ほど電車待ちの時間が空いたので、ちょっと立ち寄ってみました。交番の向かいの角っこのとこで、以前はタコ焼き屋さんだったなぁ。狭い立ち飲みカウンターがあって、タップは6つ。ちなみにキャッシュレスONLYで現金不可。「工芸の五月」というセゾンを一杯いただいて帰りました。仕事終わりに気軽にクラフトビールが楽しめるなんて、良い時代だなぁ( *´艸`)

 

そんでもって、私が愛読している漫画『琥珀の夢で酔いましょう』の8巻では、ほぼ1巻分まるまる松本ブルワリーの話題なんですね。主人公たちが醸造所の見学をしたり、店舗でピンクブーツコラボの話を聞いたりするっていう。

その中で、普段は一般に開放していない醸造所を年に1回だけ開放して行う「醸造所祭り」にも触れられていて、ずーっと行きたいなーって思っていたんです。で、今日に至る、と。

野溝醸造所は、松本市街地からはかなり遠くて(最寄りの平田駅からもかなり離れている)、路面バスの本数も少ないのですが、醸造所祭りの日だけは松本駅から無料送迎バスを出してもらえます(要予約)。駅からバスで15分強、渋滞の時間帯にハマったらもうちょっとかかりそう。遠いなー。送迎バスありがたや……(*´ω`*)

とか何とか言ってる間に、到着しましたー!

入口でビールチケットを3枚買って、さてビールを飲むぞーと意気込んだものの、タップでビールを提供するブースの前にはお客さんの長蛇の列。うひゃあ。

瓶ビールだったらすぐにご提供できますよとのことだったので、新商品の「はるかな」の瓶を買ってラッパ飲み。ホップの香りが心地良く広がる軽やかなビールですね。

キッチンカーもあれこれ出ていて、松本名物「山賊焼き」、タコ焼き、ワサビ味の枝豆を買って、ビールを飲みつつ食べました。もちろん合間合間にスポーツドリンクも飲んでるよーん。身体に優しい飲み方を心掛けましょうとも。

漫画でお顔を拝見したスタッフさんがたくさんいらっしゃいます。皆さん忙しそうなので話しかけるのは遠慮しましたが、醸造長の勝山さんは本当に漫画のまんまの雰囲気の方でした。社長さんは忙しく歩き回って、ファンと一緒に乾杯を繰り返しておられ、声をかけたところ、笑顔でポーズを決めてくださいました(掲載許可も貰いました)。

さて、ビール待ちの列に並んで、2杯目は何をいただこうかなと考えたものの、注文したのは、やっぱりいつもの「トラディショナルビター」。

うーん。やっぱり松ブルさんのビターはめちゃめちゃ美味しいわぁ……。この穏やかな飲みごこち、派手さはないけどホッと心が落ち着くような、優しい麦芽の甘さが良いんです。そういえば、先ほどの駅前スタンドで、店員さんから「うちのビターは本場イギリスからの旅行客の方々にもお墨付きをもらうぐらいなんですよ。本場で飲むのとほとんど変わらない、唯一の欠点があるとすれば”冷たすぎる”ことだね」という話を聞きました。ゆっくり手の中で温めながら飲んでいると、温度が上がるにつれて麦の風味が濃くなってくるんですよ。少なくとも”キンキンに冷やして一気にゴクゴク”っていうタイプのビールではないですね。

1人でのんびり飲んでいると、東京からいらしたという方々から声を掛けられ、楽しく歓談しました。本当は安曇野ラソンに参加する予定だったんだけど、エントリーに間に合わなくて、でも毎年この時期は信州に来ているものだから、今年はこっちに来たのですって。長野県のクラフトビールの話題や、ピンクブーツコラボって何なの?といった話題で盛り上がりました。

以前も飲んだことのある「MY KRUSH」。良い意味で松ブルさんらしくない、香りブワッ・苦みガツン、という流行りのスタイル。松ブルの女性従業員の方々がアイディアを出し合った今年のピンクブーツコラボビールです。ピンクブーツコラボは決められたホップを使うルールがあって、「KRUSH」というのはホップの名前。前は「HBC586」というコードネームで呼ばれていたホップですな。

さて、そうこうしているうちに、帰りの送迎バスの予約時刻(15時)が来たので、名残惜しいけれど引き上げましょう。15時半から社長主催の大ジャンケン大会があるらしくて、そうと知っていたら一本遅いバスを予約したのになぁ。ま、いっか。

大好きな松ブルさんのビールを堪能して、ファンの方々と交流できた、素敵な1日になりました。楽しかったー!松ブルさんありがとーーー!!!