つれづれぶらぶら

おおい皆!電気グルーヴの過去のMVが公式チャンネルでいっぱい公開されてるぞ!

「つれづれ食べたい」再生リスト作りました

恒例の「YouTubeの再生リストをカセットテープ仕様で作ってみた」シリーズ、これまでの歩みはこちら。

sister-akiho.hatenablog.com

 

さて今回、新たに作成した再生リストのコンセプトは、

とにかく食べたい

という気持ちをストレートに歌い上げている曲を集めました。

いつもはお気に入りのアーティストが偏りがちなんですが、こういった企画ものを作るぞってなると、ふだん聴かないアーティストの曲にも耳を傾けてみようという気になりますから、たまにはいいですね。こういうことでもないとORANGE RANGEとか大塚愛とか森山直太朗あたりは全く接点を持たないもんね。

で、今回どうしてこのコンセプトを選んだのかっていうと、日清カップヌードル味噌のCMおもろいな(見た瞬間に分かるAC部)と思って、


www.youtube.com

それで、この歌は誰が歌ってるのかしらと気になって調べてみたら、なんと原曲がORANGE RANGEだったと。え、アタシ「花」しか知らんかったけど、こんなおもろい曲も作ってたんやと驚きましてですね、今回のコンセプトを思いついた次第です。

 

では恒例の、リスト作りに関するマイルールのおさらいから。

① 動画の時間数で計算して、A面23分前後・B面23分前後の2つのリストを作る

② アーティスト又はレーベル公式サイトに掲載された公式のミュージックビデオで、さらに無料公開されているものだけを使う

 

再生リストはこちらのリンクからご利用ください。

www.youtube.com

 

では今回のラインナップを、1曲ずつご紹介しましょう。

 

【つれづれ食べたいA面】総時間数23分00秒


www.youtube.com

ORANGE RANGE「SUSHI食べたい feat.ソイソース」

 


www.youtube.com

GANG PARADE「とろいくらうに食べたい」

 


www.youtube.com

劇場版ゴキゲン帝国 「人の金で焼肉食べたい」

 


www.youtube.com

大塚愛黒毛和牛上塩タン焼680円

 


www.youtube.com

くるり「chili pepper japonés」

 


www.youtube.com

MONKEY MAJIK×サンドウィッチマン「ウマーベラス

 

【つれづれ食べたいB面】総時間数23分01秒


www.youtube.com

打首獄門同好会「日本の米は世界一」

 


www.youtube.com

森山直太朗「まかないが食べたい」

 


www.youtube.com

CAPSULE 「do do pi do」

 


www.youtube.com

DJみそしるとMCごはん「牛乳かん」

 


www.youtube.com

矢野顕子「ラーメンたべたい」

 

今回はこんな顔ぶれになりました!いやー、ふだん聴いていないアーティストさんが多くてちょいと新鮮な気分ですね。では今回の選曲について軽く解説をば。

A面は「寿司喰って焼き肉喰って辛いもんも喰いまくって、でもゼロカロリーだから大丈夫だもん!」という暴飲暴食仕上げになっております。

A-1は、今回の再生リスト作りのきっかけとなったORANGE RANGE。寿司食べたい、というメッセージしかないという極めて潔い歌。そしてやっぱり見た瞬間に分かるAC部の動画のアクの強さよ。ちなみにうちの息子は、機嫌がいいと「寿司蓮司の兄ちゃんの物真似」をしてくれるよwww

A-2はGANG PARADE。恋と金の問題に疲れた女が吐き棄てるように愛情の終わりを歌い上げるAメロからの、唐突な「とろいくらうに食べたい」という赤裸々な食欲のギャップがたまらん。んで最後までMVを見ていくと「すしざんまい」とのコラボ企画だったということが分かるというね、結局は寿司が食べたかっただけなんかーい。

A-3は、これは今回初めて知った劇場版ゴキゲン帝国という、地下アイドルなのかな、現在は解散しているみたいですね。今回の再生リストの中ではこの曲が一番好きかもしんない。だって「人のっ!金でっ!焼肉!食べたいっ!」って、ど真ん中ストレートの直球で来られたら、もう笑っちゃうしかないじゃありませんか。「今すぐお金が欲し~い~」の求人バニラの歌とええ勝負できるわ、これ。

A-4は、逆に「食べられたい」の歌。大塚愛は「さくらんぼ」しか知らんかったけど、こんなエロチックな雰囲気も出せるんですね。ええやん。これを黒毛和牛上塩タン焼680円の歌だと思うか、違う意味に受け取るかはあなた次第。

A-5はくるりくるりは綺麗な曲も作るけどこういうヘンテコな曲も作る振り幅が大きいバンドですな。空耳アワー風のB級なMVがまた味があって良し。

A-6はサンドウィッチマンの漫才ネタを盛り込んだコミックソング。この手のお笑いタレントの企画ソングは往々にしてお寒い仕上がりになってしまいがちだけど、そこはさすがのMONKEY MAJIK、お洒落でファンキーなディスコミュージックに仕上がっています。あと富澤さんのイケボが素敵。

 

B面は「A面で暴飲暴食をした後で白米や賄い料理の素朴な魅力に戻ってきて、そしてゼロカロリー理論から解脱してダイエットに励むもスイーツがやめられず牛乳かんを作って食い、でもやっぱり〆にラーメン食べたい!」という内容です。

B-1は『極主夫道』の主題歌でもお馴染み、打首獄門同好会。どんな丼も定食も、それを支えているのは白米であるという確固たるメッセージソング。潔い。一瞬だけ混ざるコメコメウォー♪にニヤリとしてしまいますな。

B-2は森山直太朗。厨房の隅っこのほうで店員さんが食べている賄い料理って、確かにちょっと気になるっていうか、食べてみたい気にはなるよね。「まかないの出ない打ち合わせ」というくだりが面白い。あとラストのタメが長い。

B-3は大好きなCAPSULE。この曲はきゃりーぱみゅぱみゅもカヴァーしてたよね。ダイエットしなきゃと思えば思うほど甘いものが食べたくなってしまうのは仕方ない。たぶん、こういう子は絶対にダイエットしてもすぐリバウンドしちゃうんだ。でもいいよ、大好きなスイーツをくちいっぱいに頬張る君はとてもキュートだからさ。

B-4はお料理ラップと言えばこの人、というDJみそしるとMCごはん。再生リストを作る場合、「このジャンルならこのアーティストだったらどれを選んでも間違いなし」というアーティストが1組でもいると、時間配分がずいぶん楽になります。他の曲を全部決めてから残秒数に応じて選べばいいんだもん。今回は、おみそはんがいてくれて良かったっす。

B-5は、このコンセプトを思いついた時点で、じゃあラストは絶対に矢野顕子だ、と最初から決めてました。MVがなかったのが残念だけど、でも「ラーメンたべたい」は絶対に入れたかったの。この曲は奥田民生もカヴァーしていたけど、本当に名曲だと思う。80年代、男女雇用機会均等法やバブル景気の中で、女は「男に負けないように/男と同じように」働くことが是とされて、でもまだ女は結婚したら専業主婦になるんだろなんて言われながら、セクハラやパワハラなんて言葉もまだなかった時代。一人でラーメン屋のカウンターで黙々とラーメンをすする女の、その声にならない声を描写する歌詞に矢野顕子の凄みを感じます。また声がね、いいんだ。あの無邪気な感じの声でラーメンたべたいと繰り返すだけなのに、どうして泣けてきちゃうんだろうなぁ。ちなみに、矢野顕子といえば「ごはんができたよ」も泣ける名曲。聴いて。

 

こんな感じで、今回はとにかく食べたい食べたいと連呼している歌を中心に集めてみました。よろしかったら聴いていってくださいませー。

岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)

昨年、諏訪地域における蚕神信仰が気になる、という話をしてたんですけどね。

sister-akiho.hatenablog.com

「蚕玉(こだま)さま」。読んで字のごとく、養蚕業の守護神。

そもそも、この諏訪地域は昔から養蚕業が盛んで、とりわけ岡谷市は明治時代から日本有数の製糸業の中心地として日本の近代化に大きく貢献した土地なのでした。

その岡谷市に、岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)があります。このまえ、この博物館で郷土研究家の小野川美恵子さんをお招きして「諏訪の蚕神」という講演会をやると聞いてワクワクしながら聴講申し込みをしていたのですが、残念ながら感染症の警戒レベルが高く、その講演会は一度延期されたのち中止になってしまいました。

博物館のスタッフさんから中止のお知らせの電話を頂いた際に、残念だわ、諏訪の蚕玉信仰についてすごく興味があるのに、と申し上げたところ、岡谷市内の蚕玉さまをまとめた「蚕玉さまMAP」を博物館の受付でお配りしておりますので、お近くにいらした際には是非お立ち寄りください、と言われていたのでした。

そのことを、今日レイクウォーク岡谷でお買い物をしている途中でふと思い出して、そういえばすぐ近くだし、せっかくだからMAPをもらうだけじゃなくて製糸業について勉強してみよう、と立ち寄ってみたのでした。

silkfact.jp

どんな施設なのかは、こちらの動画を見て頂いたほうが分かりやすいかな。


www.youtube.com

近代日本の主要な輸出品であった「絹」を、いかに速く、多く、品質高く製造するかについて、その要である「操糸機」の改良をどのように重ねていったかが年代別に展示されています。さらに、現在の製糸の様子については、博物館の中にある株式会社宮坂製糸所の工場見学という形で見ることができます。

驚いたのは、この工場の中で実際に使っている大型自動操糸機が日産自動車製だということ。あのリーフやノートやスカイラインでお馴染みの、やっちゃえNISSANですよ。なんで自動車メーカーが蚕の繭から糸を作る機械を作っているのかというと、日産自動車に吸収合併された「プリンス自動車工業(旧社名:たま電気自動車)」が戦後、自動車以外の平和産業として着手したのが、そのころ機械化が遅れていた操糸機の自動化でだったそうです。プリンス自動車工業が完成させた自動操糸機は生糸生産量を一気に増加させ、戦後の日本の高度経済成長に貢献しました。その技術を現在の日産自動車が受け継いだのだそうです。

ちなみに、この自動操糸機の分野において日産のライバルとなるのがグンゼ。これも初めて知ったけど、グンゼって漢字で書くと「群是」なのね。何鹿郡発展において是たるべきことを奨励すべし、ゆえに郡是製絲株式會社なのだそうで。

www.gunze.co.jp

 

ほかにも、当時の工女さん(女子工員)の暮らしに関する展示もありました。工女さんのほとんどは10代後半から20代前半で、諏訪地域のみならず他県からも多くの女性たちがこの岡谷に働きに来ていたそうです。どうしても『女工哀史』の連想があるもんで悲惨な労働環境をイメージしてしまうのですが、もちろん厳しかったのは厳しかったようですが、そればかりではなくて、岡谷の町には女の子向けの雑貨屋や芝居小屋などの店がずらっと並んでいたとか、工場での給食はご飯はおかわり自由だったとか、そういう日常風景も見えてきます。何百人もの工女さんの給食を賄うために味噌や漬物を自家製造していた会社も多かったので、製糸業が衰退した後、製糸工場は味噌や漬物の工場に転換していったんですって。

 

ところで、展示物や工場での作業を興味深く眺めておりましたところ、上品そうな高齢の男性から「熱心にご覧になっておられますな」と声をかけられまして、名札を見ると「宮坂」――うわ、宮坂製糸所の会長さんだ!と内心ドキドキしたのですが、にっこりなさって、「今、あちらで『トルネードシルク』という珍しい糸を作っておりますが、お近くでご覧になられませんか」と工場内へ誘導してくださるので、せっかくの機会だしと生産ラインを覗き込んでみました。

トルネードシルクというのは、宮坂製糸所が開発した全く新しいタイプの絹糸です。絹糸といえば、細くて、滑らかで、光沢があって……というイメージですが、こちらはまるで麻糸のようにざっくりと太く、たくさんの節があります。

takaraginu.com

操糸機の水槽の中には、まるで洗濯機のように高速の渦(トルネード)ができていて、その中でいくつもの繭がぐるぐると踊っています。そこから巻き上がる糸には、節があったり、繭の内側の袋がくっついたまんま上がっていったり、時には煮えた蚕の死骸も巻き込まれていったりします(もちろんその後の処理で蚕の死骸は取り除きますが)。

宮坂会長が仰るには、このトルネードシルクに使うのは、普通の操糸機に使えなくて弾かれた繭たち。その繭をなんとか有効活用したいと考えてこの糸を開発したのだそうです。この糸で作られたジャケットや織物は、軽くて柔らかく、節や袋があることで個性的なアクセントになっていて、織物家の方々にも高評価を得ているのだそうです。

 

見学を終えて、売店でシルクのマスクを購入し(肌触りが最高!)、最初の受付に戻ってきました。

そうそう、「蚕玉さまMAP」を頂くんだった、と受付のスタッフさんに声をかけてMAPを頂き、よろしかったらこちらもお手に取って見られませんか、と講師の小野川恵美子さんが書いた『諏訪の蚕神』という本を出していただいた。A4版、171頁、カラー刷りの自費出版本で、ぱらぱらとめくってみると、諏訪6市町村内にある蚕玉さまを祀る石碑、祠、神社の写真がたくさん載っている。しかも地図もついているので、この本を片手に歩いたら、いつでも蚕玉さまめぐりができるということじゃないか。すげえ。これは買わなきゃでしょ。自費出版本ということで、どこの本屋でも手に入るというわけにはいかなそうだしね。興味がある方は岡谷蚕糸博物館の売店へどうぞ。税込1900円です。

 

そんなわけで、思いがけず良い勉強ができた今日一日となりました。社会科の授業で製糸業が日本の近代化を支えた最重要産業であったことは知っていても、実際にどうやって糸を作っているのかなんて気にしたことなかったもんなぁ。

ところで、岡谷市を発祥とする製糸業の大企業といえば、かの富岡製糸場の経営にもあたっていた片倉製糸紡績株式会社、現在の片倉工業ですけれども、その片倉工業がかつて大宮に大きな製作所を持っていた。その跡地が、現在、さいたま新都心駅のそばにある大型商業施設「コクーンシティ」。コクーンシティコクーンとは蚕の繭(cocoon)の意味だったのですよ……ということを、つい先日知りました。へー。

ついでに言うと、その片倉工業の創設当時(片倉組)の本社社屋が国の登録有形文化財として岡谷市川岸上1丁目に残っていて、その建物の隣にあるのが、前にお話しした、タケミナカタを祀る藤島社。

sister-akiho.hatenablog.com

蚕玉さまに始まってタケミナカタで終わる記事でございました。諏訪って奥が深いわ。

鉛筆を握らぬ日はない

このブログにちょいちょいお越しの方はお気づきかと思うんですが、ブログタイトル下のスペースに一言メモみたいなもんを書いてるんですね、私。

これは、本来は「ブログのひとこと説明」を書くための欄なんですが、こんな薄っぺらい内容のブログの何を説明することがございましょうや。でもせっかくだから、日々の心に浮かんでは沈んでいく(ブログ本文に書くまでもない)ひとことを記しては、またすぐに上書きして消しております。

なんせ私はSNSをやっておりませんのでね。魔法のⅰらんどの頃はMyホームページに自分専用の掲示板をひとつ置いて、そこに思いついたことや日々の愚痴なんかをちょこちょこ書いてました。ただ、それだと後で読み返して「うわっ、なに恥ずかしいこと書いとったんじゃろか」と慌てて消したりしてね。やっぱ、一時の感情はその場限りにしたほうが精神衛生上よろしいようで。

で、この「ブログのひとこと説明」の本来の目的外の使い方は、はてなさん的によろしいのかしら(;^ω^)と内心ちょっぴり不安だったんですが、最近になって、公式の「週刊はてなブログ」さんが同じことをしていらっしゃることに気付き、ホッとした次第でございます。あー良かった、御本家がやってらっしゃるんなら無問題じゃわいの。

 

ところで、その「週刊はてなブログ」さんにおける、現時点の「ひとこと」は、

赤青鉛筆を思いついた人になりたい

という一文でございまして、何でしょうね、なぜ突然に赤青鉛筆なんでございましょう、と不思議に思いつつも、でも確かに赤青鉛筆を最初に思いついた人って誰なんでしょうね、どういったきっかけで思いついたのか、その一瞬の閃きのようなものを羨ましく思う気持ちは深く頷くところです。

なんでも、赤青鉛筆は大正時代には既にあったそうですね。赤の鉛筆は誤字などを訂正する際に使い、青の鉛筆は印刷に出にくいという特性があるので原稿上に色指定などを書き込む際に使う、という使い分けがこれ1本でできる優れもの。本当に誰が発明したんでしょうかね。便利よね。

そんなことを言っている私も、赤青鉛筆にはさんざんお世話になっているのであります。うちの課では書類を作成すると担当者の直接の上司が一次校正を行い、さらに私が最終校正を行うという流れなのですが、この場合、一次校正を赤鉛筆で行うもんで、その上から私が同じ赤色で書いたら誰が何をチェックしたのか分からなくなるもんで、私は青鉛筆を使ってごちゃごちゃ書き込むわけです。ま、つっても、一次校正はかなり手抜きで「小泉さんよろしこ~」ってなノリで、ほぼ無修正の誤字脱字もろ出しのお下劣な書類が回ってきておるのが悲しき現状でございまして、ほとんど青色の訂正指示ばかりがぎっしり書き込まれて担当者の元に突っ返されるという羽目になっておるのですが(#^ω^)イイカゲンニシロ

だもんで、ほとんどの人は赤青鉛筆の赤のほうが早くなくなって青のほうが余るんだろうと思うんですが、私は逆。青が早くなくなって赤が余ってしまう。仕方がないので他の人の使い古しの(青だけが残った)赤青鉛筆をもらって使っているのでした。

 

赤青鉛筆に限らず、鉛筆は大好きですよ。中高生の頃も、周囲がシャープペンシルを使っている中、私はかたくなに鉛筆を使い続けていました(授業中に漫画を描いていたせいもあるが)。しかも当時はこだわりが強くて、鉛筆はトンボMONOのBを7本、毎朝きっちり削ってペンケースに並べて登校してました。別に三菱uniでもいいじゃんって今となっては思うんですが、潔癖な乙女のポリシーは揺るがない、MONOと決めたらMONOなのよ。そのせいで今でも消しゴムはMONOを使い続けているというね……。

そんな母親のDNAを受け継いだか、うちの息子もなぜか鉛筆派。ただでさえ字が汚いから、せめてシャープペンシルのすっきりした線で書けばいいのにと思うのに、なぜかいつも少しちびた丸っこい鉛筆の線でごちゃごちゃ書いてる。鉛筆が好きってのはどのあたりの遺伝子領域に記録されてるんでしょうかねぇ。

 

もちろん、そんな私も未だに鉛筆を愛用しております。ここ10年ほどはもっぱら「大人の鉛筆」を使ってますが、いいですよ、これ。

シャープペンシルと鉛筆のハイブリッドで、芯は鉛筆に入っているのと同じもの、軸も木製で手触りは完全に鉛筆そのもの。芯をちょっと繰り出して、付属の芯削り器で芯の先を尖らせて使うのですが、ゴミとして捨てられるのが芯の先っちょの削り粉だけというね、エコロジー的にも優秀なんです。で、何年も愛用しているうちに軸が古ぼけて汚れてきたので、お気に入りのマスキングテープを巻いてデコっております。汚れたらまた巻き直せばいいしね。便利便利。

 

鉛筆といえば、カラフルな色鉛筆も胸がときめきますよねぇ。

漫画を描いていた学生の頃、少ないお小遣いをせっせと貯めて、広島の本通り商店街にある多山文具の画材コーナーに色鉛筆のセットを買いに行ったことは良い思い出です。サクラ、ファーバーカステルステッドラーホルベイン……、ああ、ショーケースを眺めているだけでも幸せでしたねぇ。

とりわけ、ファーバーカステルのポリクロモス色鉛筆の「灰色」だけを集めた12色セットをようやく買えたときはもう嬉しくて嬉しくて!その頃、やたらモノクロっぽいイラストを描くのにハマってたんですね。今はもう売ってないのかな、公式サイトを見てもそのセットがないや。ま、グレーのバリエーションだけ欲しがる客もそんなに数が多くなかったということでございましょう。

あとは、ステッドラーの水彩色鉛筆も買ったなぁ。母親が珍しがって、私にも使わせてって、ちっちゃなスケッチブックを持って旅行に出掛けてって、あちこちスケッチして歩いてたなぁ。水彩色鉛筆のいいところは、現地では普通に色鉛筆として使って、家に帰ってから水を含ませた筆で好きなようにアレンジできるところよね。

 

しかしながら、そんなふうに色鉛筆を買い集めるのはいいけれど、うちの兄も姉も色鉛筆好きときたもんで、気がついたら我が家はどの部屋にも色鉛筆が大量にあるという状態になっているという。色鉛筆の扱いが一番上手だったのは兄貴で、三菱uniの36色セットか何か持ってて、それで海外の絵本の絵を丁寧に模写したりしてたっけなぁ。姉貴も中学から大学まで美術部に所属していて、油絵の具からスクリーントーンまで大量の画材を持っていたし、だったら兄や姉の画材を借りればいいじゃないですかって思うでしょアナタ、ところがそうはいかないのよね。お洋服も本も何もかもが兄姉のおさがりだったから、せめて色鉛筆ぐらいは自分専用のを持ちたいっていうのが末っ子の精一杯の自尊心だったのよね。その結果、家じゅう大量の色鉛筆(^▽^;)

 

さらに、類は友を呼ぶ……とでも言いましょうかねぇ、私の大親友であるところの Machiko♫さんも、あれはフェリシモでしたっけね?膨大な数の色鉛筆(500色?)を持っていらして、なんと、それをまるっとまとめて私にくださったΣ(・ω・ノ)ノ!

あれいったいいくらで買ったの?とんでもない数だったけど。いや、大事にしまってありますよ。残念ながら結婚してから絵を描く習慣がなくなったもんで、現在はほとんど画材を触る機会がないんだけど、また絵を描きたくなったら、いつでもあの膨大な色鉛筆を使うことができると思うと、ちょっぴりセレブな気分。ふふふ。

しかしながら、もう絵の描き方すら忘れてんだけどね……(;´・ω・)