つれづれぶらぶら

最近は仕事と勉強しかしてないんでブログに書くほどのネタがない。映画観に行きたいけど試験まではお預けかなぁ。

地ビールフェスト甲府2025

今年も行ってきました、「地ビールフェスト甲府」!今日もやっぱり甲府はめちゃくちゃ暑ッッッいけど、ビール飲みに行くぞー!

sister-akiho.hatenablog.com

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今年も、70mlの試飲ができるオリジナル小グラスを700円で購入。でも受付の方によると、前年までのグラスを持参してもいいみたい。毎年デザインが変わるから楽しみっちゃ楽しみなんだけど、ビアフェス行くたびにグラス買ってたら食器棚が小ちゃなグラスだらけになっちゃう。来年はグラス持参しよっと。

試飲券は、前年までよりも値上がりしていて、前は1000円で5枚だったのが4枚に減ってた。むうう。物価も上がってるからしゃーなし。2セット購入して8枚ゲット。

 

さてと、どこから回ろうかな、と見回すと、「アウトサイダーブルーイング」のブースの窓に、桃ちゃん先生こと小林桃子醸造長のお姿が見えたので真っ先に駆け寄る。桃ちゃ~ん!

私の顔を覚えていてくださって、満面の笑みで迎えていただいた。というわけで、本日最初の試飲は、アウトサイダーさんの「日向夏サワー」。

日向夏の爽やかな香りが鼻に抜けていきます。ボディはとても軽くて、ビールというよりは柑橘サワーという感じ。甘ったるくなくて、キュンと酸っぱくて気持ちいいです。

 

さてと、ビールもいいけど、お腹が空いたなぁ。食べたいのはやっぱりガッツリお肉。となると、やっぱり「八ヶ岳ブルワリー」のブースに行こう。だって、こないだのイベントで食べた「テンツーヴァイツェン唐揚げ」、めちゃめちゃ美味しかったもんね!昨日も早々に売り切れたらしいから、早めに買いに行かないと食いっぱぐれちゃう!

もちろんブース内には、テンツーさんこと宮下天通醸造長がいらっしゃって、私が着ている「よなよなエールTシャツ」を見て、「良いTシャツ着てるね!それ俺も持ってるよ!」と声をかけてくださいました。私が「テンツーさん、去年もこのTシャツ褒めてくれたよ?」と返すと、「そうだったっけ?アハハ!」と苦笑い。

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無事にテンツー唐揚げもゲット。これに合わせるビールは、萌木の村敷地内の白樺から採った樹液を加えた「白樺ビート」。

白樺ビートは、とても清々しい上品な味わい。すっきりしていて、キュッと一気にあおってしまった。うんま~い。そして唐揚げは、やっぱり胸肉とは思えないほど柔らかくてジューシー。熱々の肉の線維の間から肉汁がジュワッと溢れ出すのがたまんねー。量も多くてコスパ絶大。もちろんビールとの相性は最高!

 

さて、今回のお目当ては「万珍醸造」さん(7/25~7/29出店)。なにしろ私の夏の定番ビールは万珍さんのライムゴーゼ「BRAIN WATCH」。汗びしょびしょの猛暑下で飲むのが最高に美味いのよね。うん、今日はまさにこれを飲むべきね。

今回はハイビスカスを加えているので、液色が可愛いピンク。味わいはそのまま、すっきり酸っぱくて軽やかうんまーい。やっぱこれお気に入りやわー( *´艸`)

フードは今年も、八ヶ岳スモークさんの燻製ソーセージ。めちゃめちゃ美味いので2本買いました。柔らかくてジューシーで香りもよくて、塩気もほどよい。言うまでもなくビールとの相性も良い。うんめええええ。

 

ところで、万珍さんに「サワーが好きなのよ」と話していたら、「じゃあ、オビナさんのもきっと好きだと思うよ」と言われたので、その足でまっすぐ「オビナブルーイング」さんのブースへ。「万珍さんにオススメされたので飲みに来ました」と正直に伝えると、とても喜んでくれました。いただくのはもちろん「LIMELIGHT SOUR」。

一口飲んで、おーっ、酸っぱい!ライムをそのまんま搾ったかのようなフレッシュな酸味と苦み。そうそう、これこれ、今の身体が求めているのはまさにこういうの。教えてもらえて良かった!

 

4杯飲んで、試飲券の1セット目を使い切り。駅ビルに避難してしばし休憩を取ることにしよう。地ビールフェスト甲府は、この炎天下の開催でさえなければ申し分ないんだけどなぁ……。真夏の甲府盆地は暑すぎるのよ。アイスコーヒー飲みに行こっと。

 

クーラーの効いたカフェでのんびり休憩して、体力ゲージ復活。再び会場へ戻ります。さて、後半戦はどこから行こうかな、とぶらぶら歩いていたら、勝沼の「アンドビール」さんが「飲んでいきませんか?」と声を掛けてくれました。サワーもあったけど、方向性の違うものも飲みたいな。「今日はサワーを中心に飲んできて、これが5杯目になるんだけど、どれを飲んだらいいと思う?」と尋ねたところ、ちょっと考えて「5杯目ならコレでしょ」と出されたのが「French Afternoon」というヘイジーIPA

口元で紅茶のような気品のある華やかな香りがして、最初に感じるのはおとなしい甘さ。ところが、口の中を通り過ぎた瞬間、しっかりとした苦みがパッと出現する。おお、面白~い。味わいの変化の大きさが楽しくてイイね。

 

……と、ここで、ポツ、と頬に小さな雨粒が。あれ、雨が降ってきたのかな、と空を見上げるや否や、いきなりバケツをひっくり返したかのような雨が降ってきました。慌てて大型テントの下に駆け込むも、横殴りの雨風でテント内にも雨が吹き込んでくる始末。こんな大雨では何もすることができない。ブースも窓を閉め、あるいはタープを深く下ろしています。この雨雲が行き過ぎるまでは、ビールもフードも楽しめない。文字通り「水を差された」形になって、テント下の客はぼんやりと空を見上げるだけ。

そんな客を楽しませてくれたのは、ステージ上の「富士学苑中学高校ジャズバンド部」。ステージの屋根の下にも雨が吹き込んでいるというのに、退屈している客を楽しませようと元気いっぱい演奏してくれました。舞台を下りて、テント脇でトランペットを吹いてくれたり。素敵な音楽に、客席も手拍子で大いに盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

 

雨の勢いがやや弱くなったタイミングで、ビール飲み再開。帰りの電車の時刻が迫ってきているから、ぱぱっと手短にいこう。

まずは「TPMブルーイング」さん(7/25~7/29出店)。モルティーなものが欲しくなっていたので「TPM IPA」をチョイス。

しっかりとコクのある麦芽の旨みとホップの苦み。バランスの良い王道のIPAって感じで飲み飽きない雰囲気ですね。

 

再び万珍醸造さんのブースへ。さっき気になってたこっちも試しておこう。青唐辛子と夏蜜柑を加えたペールエールSUN SONG」。

口に含んだ瞬間は、蜜柑の甘酸っぱさが前に出ているけれど、飲み込んだ後に口の中にピリピリとした辛みが残る。ブルワーさんが苦笑いしながら「それね、けっこうピリピリ感が口の中に残るでしょ。その小さいグラスがちょうどいいかもしれないね。大ジョッキだったらかなりカラいかも」と。だけど肉料理との相性は良さそうね。

 

ラストはやっぱり、馴染みのアウトサイダーさんで締めたいな。前にも何度か飲んだことがあって個人的にお気に入りの「DUCHESSE de KOSYU」で締め。

ロゼワインのような甘酸っぱい味わい。やっぱうんまいなぁコレ。またHops&Harbsに飲みに行かなくちゃ。おっと、残念だけどのんびり味わっている時間はないんだった。急いで会場を飛び出し、甲府駅から普通電車に乗り込みます。午後の時間帯は電車の本数が少ないからなぁ。もっとゆっくりしたかった……、雨は予想外だったなぁ。

電車の窓から見える甲府の街は、さっきまでの豪雨が噓のように晴れ渡って、眩しくきらめいていました。これはまた暑くなりそうだなぁ。ビールとフードを楽しむお客さんでさぞや夜(21時)まで盛り上がることでしょう。

このイベントは来月3日まで。電車を降りたら即クラフトビール、という最高のビアフェスでございます。ビール好きの皆さんも、甲府を観光したい方々も、ぜひ甲府駅北口「よっちゃばれ広場」にお集まりください。なお、ブースの入れ替えもありますので公式サイトやSNSをチェックしてみてくださいね。

sannichiybs.info