つれづれぶらぶら

試験前なのか、勉強する学生たちに囲まれている通勤電車内なう。四方からリスニング問題を読み上げるのやめい(笑)

最近のあれこれ(2025年の大暖)

1月も終わりに近づいておりまして、暦の上では「大寒」のはずなんだけれども、あれれ~、おかしいぞ~、なんでこんなに暑いんじゃい。今日なんか河川敷の道路をドライブしながら「ああ、春も近いなぁ」なんて微笑んでたんだけど、ハッと気づいたよまだ1月だよ。15年ぐらい前の今ごろ、この河川敷の道路はツルッツルに凍結していて、うかつにブレーキ踏んだらハンドル取られて90度ツルーンと回転して肝が冷えたもんだよ。その同じ道、今日は凍結するどころかポカポカ陽気で花粉が飛んでたよ。へっくし。とりあえず主治医んとこ行ったよ。主治医が私の顔を見るなり「あれ、もう杉花粉が飛び始めたんだ?今年はえらく早いねぇ」って言ったよ。だって、あったかいんだからぁ。寒くないのはいいけれど、花粉症のシーズンが長引くと思うと、うんざりする夜でございます。皆さまこんばんは。

 

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先々週から先週あたりにかけて、妙にこのブログのアクセス数が伸びておりましてね。ま、「バズった」とかでは全然なくて、あくまでも「普段に比べたら」という話なんでございますがね。それにしても心当たりがなくて、流入元を確認してみたら、普段はほとんどアクセスがない、Twitterからの閲覧数が伸びていたようなんですよ。で、Twitterから閲覧されていたのが『鹿の国』の映画レビュー記事に絞られていたことから、おやおや?と思っていたところ、えーっと、どうやら、弘理子監督がお越しになられていたようでございます(゚Д゚;)マジカ

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やべえやべえ。辺境の個人ブログだからって好き勝手に書いてたよ私。「説明が足りない」とかズケズケ書いちゃってスミマセンでした監督。でも、どうやら映画はすこぶる好評のようで、東京では連日超満員で、上映館もどんどん増えてるって話だし、公式ブックレットも売れまくっているということなので、私としてもとても喜ばしい話でございます。この映画を機に諏訪に興味を持ってくれる人が増えたらいいな。気がつけば、そこらへんの道端にも、当たり前のように何らかの祠がある、それが諏訪の風景でございます。普段はおっとりしてるけど、御柱祭にかける執念だけはちょっと異常なものがある、それが諏訪の民でございます。そんでもってすぐ石を祀りたがる(笑)

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最近、休日はほとんど図書館にいます。いや、前からそうだったじゃん、と言われそうだけど、それに輪をかけて、最近ずーっと図書館に住みついてます。

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言わずもがな、ずっとビア検の勉強をしているからに他ならないんですけれども、なんせ、この「ビール」という世界は奥が深くて範囲も広い。ビールの製造、原材料、発酵学、ビアスタイル、文化史、地理、銘柄ごとのラベルデザイン、個々の企業史、飲食店、ペアリング、広告、適正飲酒などなど……。調べることが多すぎる!そんでもって、1つの切り口を見つけてそこを深掘りしていこうとすると、どんどんあらぬ方向に話題が広がっていっちゃう。もうこれビア検の勉強と関係なくなってんな、と思っちゃいるけど、面白いから調べるのが止められなくなっちゃう。そもそも私は「好奇心」だけで動いているような人間でございますよ、好奇心を途中で抑え込むなんてどだい無理な話なんでございますよ。

今はね、ビール会社の「社史」を読むのが楽しくてやめられないんですよ。こないだから山梨県立図書館でひたすら読んでる『大日本麦酒株式会社三十年史』、アレ、めちゃくちゃ面白いんスよ。

なんたって昭和11年、戦前の本ですからね、巻頭のグラビアページは、皇室の方々がお見えになられた時の写真なんですよ。本自体の紙質はあんまり良くないんだけど、その皇室の方々のお写真だけは厚手の上質紙を使ってて、しかも、説明文をお写真の上に直接印字するなんてこたぁしないんスよ。上にトレーシングペーパーを被せてあってね、そこに説明文を印字するんですよ。天皇陛下が神様だった時代ですからね。そういうのも、今の私たちの目から見たら、おおーって思うじゃないっスか。

そんで、皇室の方々のグラビアページの次に、ようやく歴代の大日本麦酒株式会社の経営者の皆々様のお写真が並ぶわけですよ。渋沢栄一とか生田秀とか、ビア検2級で覚えた人々のお顔がずらっとね。でも、やっぱり別格なのは馬越恭平翁でございますよ、たくさんの勲章をつけた軍服風のいでたちで、カリスマのオーラがむんむんですわ。

大日本麦酒以外にも、キリンビールの社史も読みかけているところで、これに加えて明日はサッポロビールの社史も読みに行こうと思っているところです。どこの図書館にあんのかなと思ったら、やっぱり山梨県立図書館ですってよ、ははは、知ってた。

社史はね、その会社の過去の業績のことをただ並べて記録しているだけだろうって思ってたけど、読んでみると、行間からにじみ出てくる「本音」の部分がね、すごく人間臭くてたまらんです。アサヒスーパードライに抜かれた年のキリン内部が激しく揺れ動くあたりなんか、実に生々しくてたまらんです。昔の話なんだけど、描かれているのは普遍性のある人間ドラマなんですよねぇ。そこから起死回生の一手として一番搾りが生まれるわけで、もうねぇ、ただ社史を読んでいるだけなのに、頭の中で勝手に中島みゆきが朗々と歌い出しちゃう感じなんスよ。かーぜーのなかのすーばるー。

ああ、面白い。企業の社史編纂室の皆さん、散らばった過去の資料を集めてまとめるのはかなり骨の折れる作業でしょうけれど、そしておそらく地味な仕事だと思うんですけれども、あなた方がこつこつまとめてくださるおかげで、何十年か後の人々が先人たちのことを知る手掛かりになりますからね、頑張ってくださいね。

 

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こないだ作ったレモンラーメンの写真をUPしとくかな。

南伊豆の農産物直売所で買った地元産のレモンがあまりにも美味しそうだったんで、これでサッポロ一番塩ラーメンを作ったら絶対うまいレモンラーメンになるだろうって思ったんだよ。旨かったよ、最初の2~3口はね。

ちょっと考えりゃ分かっただろうって話なんだけどさ、レモンってさ、熱を加えすぎると皮の部分から渋みがどんどん出てきちまうんだな。だから、こういう鍋仕立てにするときは、仕上げにサッとレモンを並べて、蓋を開けたらすぐに取り除くぐらいの対応をしなきゃいけなかったんだな。それが頭になかったもんだから、ずーっとレモン入れっぱなして煮込んだラーメン喰ってて、あれれ~、おかしいぞ~、どんどん渋くなってくぞ~、ってね。アホですな。そのチョンボさえなかったら、さぞかし旨いレモンラーメンだったろうにと思うのですが、これもまた明日に生きるライフハックをひとつ得たと思うことにしましょうかね。

てなところで、ちょうどお時間となりました。おやすみなさいませ。