つれづれぶらぶら

旅行記はちょっとずつ仕上げていきます。お楽しみに~。

楽しい生きもの動画に癒されよう!

どうやら、今年のゴールデンウイークもお出かけできそうにない。去年の3月頃には、ここまで長く引っ張られるとは思ってもみなかった。でも、今この瞬間にも必死で戦っている医療従事者さんたち、予約キャンセルに肩を落としているであろう観光・飲食業者さんたちのことを考えたら、溜息なんぞついちゃいられない。自分の退屈は自分でなんとか解消するしかないのだ。

 

このブログを以前からお読みくださっている方はご存知のとおり、コロナ以前、私と息子はしょっちゅう水族館に出掛けていた。サメや深海魚が好きな息子の影響で、私もどんどんハンマーヘッドシャークやダイオウグソクムシ、ホウライエソなどの、いわゆる「キモイ系」が好きになってきた。駿河湾は我ら親子のパラダイスなのだ。

それで、まぁ、早く水族館に行きたいもんだねぇ、なんて息子と溜息をつきながら、YouTubeを眺めていたら、意外とたくさんの水族館や動物園が公式チャンネルを開設して動画をUPしていることに気づいた。

自粛要請を受けて閉園していても、飼育員さんたちはいつもどおり生き物の飼育を続けている。この機会に、そのバックヤードを含む様子を見てもらおう!ということらしい。これはコロナ禍がもたらしたプラス面の影響の一つだろう。おかげで、家に居ながらにして、愛らしい生き物たちの姿や、普段は見ることのできない裏側を楽しむことができる。そして、いつかきっと実物を見に行くんだ!というポジティブな感情が湧きあがってくる。楽しませてくれて、ありがとう。

というわけで、そんな楽しい水族館や動物園の公式チャンネル提供の動画から、私の心に響いたものを厳選して紹介しよう。なお、さっきも言ったけど、私の趣味は「そっち系」に偏っているので、あなたの望むものとは若干ズレているかもしれない。あらかじめ御覚悟ください

 

とは言ったものの、まぁ、最初はキレイめな動画からね。こちらは京都水族館から、くらげの幻想的なアート作品をどうぞ。


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京都水族館さんには甲子園遠征の際に2度ほどお邪魔させて頂いたが、規模は小さいながらも上品でセンスの良い展示が好印象。オオサンショウウオの展示にも力を入れているのが、また良い。

 

こちらは新江ノ島水族館公式チャンネルから。めっちゃ可愛いフウセンウオ(ダンゴウオの仲間)の赤ちゃん。


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フウセンウオは何時間でも見てられるわ。あのポニョの妹たちみたいな、丸くて離れた目と半開きの口がなんともいえず愛らしい。なに考えてんのか分からない感じがいい。

えのすいさんには一度お邪魔したことがある。入口すぐのところにあるカタクチイワシの展示が印象に残っている。また行きたいな。

 

続いては、葛西臨海水族園公式チャンネルから、私の好きなハンマーヘッドシャークことアカシュモクザメの生態について(スタッフさんの小芝居つき)の動画をどうぞ。


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葛西臨海水族園には何度行ったか分からないぐらい、私も息子も大好きな水族館。イルカショーなどの派手なイベントはないけれども、サメとマグロを中心とした硬派な展示内容と、外の海岸での自然遊びが楽しめる、ファミリーからマニアまで受け皿の幅が広い水族館。都営水族館なので料金が割安なのもありがたい。

 

さて、お次は、めちゃくちゃ大好きな静岡県あわしまマリンパーク公式チャンネルから。深海魚とカエル、そして「ラブライブ!サンシャイン!!」が好きなら、あわしまマリンパークは絶対に行くべき。私はかつてカエルが苦手だったが、ここでカエル愛に目覚めてしまった。というわけで、私のイチオシのグラスフロッグ(ヴァレリオアマガエルモドキ)を見て頂こう。このスケスケの身体の美しさといったら!


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なお、このチャンネルには深海魚好きが泣いて喜ぶ、ラブカやリュウグウノツカイが実際に海中を泳いでいる貴重な映像があるので、そちらも注目だ。

 

大好きな水族館といえば、愛知県の蒲郡市にある竹島水族館も忘れられない。設備自体は古臭くても、熱意ある若いスタッフさんたちの創意工夫が随所に見られる、本当に楽しい水族館だ。

そんな蒲郡市竹島水族館公式チャンネルからは、めったに見られない深海漁師さんの漁の様子を記録したこちらの映像をどうぞ。珍しい生き物がじゃんじゃん上がってくる様子は圧巻の一言。


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ここまで、水族館を中心に見てきたが、動物園だって黙っちゃいない。可愛い動物たちのおもしろ動画をご紹介していこう。

 

まずは、私の故郷である広島県安佐動物公園公式チャンネルから。巣材を取り合うペンギンたちの仁義なき戦い(前編・後編)がめちゃくちゃ笑える。広島弁の解説付き。


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お次は、まだ一度も行けてないけど、いつか必ず行きたいと思っている長崎バイオパークの公式チャンネルから、カンガルーのケンカに巻き込まれた可哀相なカンガルーの様子をご覧くださいwww


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最後は、那須どうぶつ王国公式チャンネルより、なんか猛烈なインパクトのある「マヌルネコのうた」をお聴きください。


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那須には行ったことがないんだけど、ネコ愛好家の旦那はこれを見て「マヌルネコ可愛い可愛い」とハスハスし始めました。コロナが明けたら家族旅行先の候補に入れておこう。それにしても頭に残る歌だわwwwまぬるぬるぬるまぬるねこwww

 

以上、水族館&動物園の公式チャンネルが、この窮屈な現状を打破するヒントになるかもしれない、というご提案でした!どうぞ皆さん、健康第一で、安全にゴールデンウイークをお過ごしくださいませ~!

峰たたえのイヌザクラ

栗林くんが淡々と7セーブ目ですよ。しかもこれまで無失点。すげぇなぁ。正直、そろそろ失点ぐらいはするじゃろと思ってますが、今のところ全く危なげないですね。あ、今日は出だしがちょっとバタバタしてましたけどね。ピンチになってからの立て直しがすごい。いやー、ええの獲ったわヾ(*´∀`*)ノ

 

それはさておき、今日ドンキで買い物した後に、「あ、【峰のたたえ】を見に行こう」と閃いたのでした。前にもお話ししたとおり、茅野市ドン・キホーテの駐車場の目の前は諏訪大社上社前宮の森なんですよ。

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その森の中にあるという【峰のたたえ】と呼ばれる古いイヌザクラの木。それは、諏訪大社の重要な神事が行われた場所【七木湛(タタイ)】のうちの一つであると推察される大樹で、他の六木が既に失われたとされる現在、唯一残存するものなのだとか。

ようやく山の中の雪も氷も融けたようだし、お天気も良くて暖かいし、ウォーキングがてら前宮に詣でてきました。

そうそう、前回の記事で「綺麗な広場ができていた」と書いたのは、この【前宮水眼広場(まえみやすいがひろば)】のことなんですね。で、この中央にある建物が【交流センター前宮】。

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で、この広場の入口が【御室社】という、かつて、諏訪大社の神事の中でとりわけ重要な意味を持つとされる謎めいた【御室神事】が行われた場所の跡であるとされているわけです。

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で、こないだ諏訪市の公式YouTubeチャンネルで開催されたオンライン講座『諏訪上社前宮 【御室(みむろ)】の考古学的考察』は、この交流センターの建設に当たって、【御室】らしき建築物の痕跡を探すという考古学のお話だったんですね。でも、当日のオンライン開催では途中で音声トラブルが起きて、4分の1ほどが聴き取れなかったという、ちょっと残念な結果になっちゃってたんですが。

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その後、音声トラブルの部分を修復して、現在、諏訪市公式YouTubeチャンネルで再配信されています。さらに諏訪のケーブルテレビ局「LCV」でも放映中。興味がおありの方は是非ご覧ください。とはいえ、諏訪信仰や前宮の神事の基礎知識や、縄文の建築様式について、基礎的な説明ほとんど無くずんずん進みますんで、ある程度は事前に知識を入れとかないとしんどいかも。そのあたりはご了承ください(;^_^A 


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さて、前宮の本殿にお参りして、その横の水眼川に沿ってさらに道を上っていきます。冬の頃にはつららがびっしり並んでいた水眼の流れも、春を謳歌するかのごとく勢いよく流れています。 

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これはニリンソウかな?本殿の周りにちらほら咲いてました。可憐な花です。 

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しばらく行くと、このような標識があります。

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このあたりは【鎌倉道】として、最近、茅野市が遊歩道を整備したようで、とても分かりやすくなっています。標識に沿って右に進み、森の中の小路を歩いていきます。

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「そろそろ【峰のたたえ】が見えてくる頃かな?」と思った時、いきなり、その小路がロープで封鎖されています。そのロープには「この先、倒木のおそれがありますので迂回路にお回りください」という注意書きが。

あれれ、イヤな予感がするなぁ、と思いつつ迂回路を通っていると、樹々の合間から見える、独特の威圧感を放つ目立つ大樹が――ああ、やっぱり、あれだ。

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祠があり、説明書きらしき看板がそばに立っている――のを確認するまでもなく、その幹回りの大きさや四方へ広がった枝ぶり、明らかに他の樹々とは異なる雰囲気を醸し出しています。そしてその枝が折れているのを修復した形跡があり、「倒木のおそれ」というのもこの樹のことだろうと推察するのでした。

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鎌倉時代の頃まで、諏訪大社の神事においては、【神使(おこうさま)】に選ばれた6人の十歳以下の穢れなき男児が、【七木湛】の樹の下で神事を行った、と記録にあります。詳細は分かりませんが、それはおそらく、精霊であるミシャグジさまを樹を伝って降ろし、おこうさま自身に憑けるものであったろうと解釈されています。サナギの鈴が重々しい響く中、あどけない人間の少年は精霊そのものとなっていく。それはどれほど神秘的な光景であったのでしょうか――。

前田智徳は誤解されている

今日はとりたててすべきこともなく、息子も遊びに出掛けてしまったので、のんびりYouTubeを眺めて過ごしていたら、なぜか、いつの間にか、元カープ外野手で、現在は野球解説者をしている前田智徳さんが出演する動画ばかり試聴していた。

カープファンには今さら言うまでもないけれども、現役時代の前田智徳さんは、その優れたバッティング技術から、球団の枠を超えて多くの野球関係者から「理想の具現者」とされていた。かのイチローが「本物の天才」と呼び、落合博満が「打撃のお手本」と評したことはあまりにも有名なエピソード。 

そして、熊本県人の気質を言い表した「肥後もっこす」という言葉があるが、それを体現したような姿勢――頑固、寡黙で口下手、野球に対する過度のストイックさから来る「侍」のような雰囲気が、あの頃の前田智徳を包んでいた。さらに、アキレス腱断裂などの度重なる故障の後、「前田智徳という打者はもう死にました」などネガティブな発言を多く口にするようになる。

現役時代の前田智徳のインタビュー映像が残っている。


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前田智徳は、1990年という第一次カープ黄金期の最後の優勝の年に入団し、そこからの下り坂、そして長い暗黒の時代を駆け抜け、2013年のクライマックスシリーズ初進出の快挙を見届けて去った。暗い時代を背負った苦労人であった。その不愛想な態度から、誤解を受けることも多かった。言葉がいつも少なすぎるのだ。試合中に笑顔を見たことなどなかった。たとえホームランを打ってもニコリともせず、忌々しげな表情でベンチの中へ引っ込んでいく。怖い選手であった。気安く声など掛けられる雰囲気ではなかった。

 

…………それが、今は、どうだ。

 

引退後の前田智徳氏に対し、ファンがつけたあだ名は、

つぶあんおじさん」である。

甘味がめちゃめちゃ好きなのである。特につぶあんに目がない。男・前田、こしあんは認めない。NHKの料理番組にも取り上げられた中東(なかひがし)選手の「豊子かあさんのいちご大福」でさえ、こしあんだったから手を出さなかったというが、引退後のローカル番組で「つぶあんのいちご大福」を差し入れてもらった前田智徳の表情や如何に。


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まさかこんなスイーツ男子だったなんて、と当時は驚いたものだが、いや、そういえば、現役中にもその手の噂(参考:カプ速(広島東洋カープまとめブログ) 前田智徳の休日wwwwwwwwwwwwwww)はあったっけなぁ……。

野球解説者になってから、その本性を隠さなくなっただけで、つぶあんおじさんはずっと前からつぶあんおじさんだったのだ。球場のロッカールームの冷凍庫には、いつも梵(そよぎ)が安いアイスを大量に準備しておいてくれたらしい。でもアイス喰ってることが奥さんにばれると怒られるのでこそこそ食べてたらしい。

大好物はブルーシールアイス。野球の話をするんじゃと言いながら、ブルーシールアイスについて延々語り続けるスイーツおじさん。


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川上憲伸氏の公式チャンネルにて、注目選手を語るというテーマがありながら、番組の半分をスイーツの話で費やすおじさん2人。


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それから、昔のカープの暴露話が面白い。今だったらパワハラとかイジメとか言われそうな話だが、一昔前の体育会系ってこういうノリだったよね。


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しかし、すっごく饒舌である。時に自虐ネタも混ぜながら、面白おかしく過去を語る姿を見ていると、あの「肥後もっこす」はどこに行ったのかと唖然とする。

芸能人並みのトーク力を持つマエケンと組んでも、このテンポ良い掛け合いぶりである。まえだまえだコンビはホントおもろいなー。


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引退セレモニーでマエケンが花束を持って出てきたのは、私を含め多くのファンにとって意外な出来事だったのではなかろうか。後輩でも仲の良い梵とか中東、丸あたりの野手だったら驚かなかったと思うけど。そういえば引退試合の日、ベンチで前田智徳の横にずっと丸が座って熱心に話を聞いていたっけなぁ。そんな中、花束を持って出てきたマエケンがぐしゃぐしゃに顔を歪めて泣いていたのは、意外でもあり、感動的でもあったのよ。

 

あと、面白かったのがこの動画。


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広島県が進めているデジタルトランスフォーメーションの一環として開催された、AIを用いたプロ野球配球予測の実証実験。AIを用いてカープを日本一に導こう!という広島県ならではの発想もさることながら、その実証実験の相手方に選んだのが里崎智也氏だというのが、既に最初から波乱を含んでいるwww

この動画シリーズは#1からめちゃくちゃ爆笑モノなのだが、広島ローカル動画のせいか試聴数が異常に少ないのが、実にもったいない。暴走する里崎さんを止められない前田さんの困惑した表情が面白過ぎるので、もっと多くの人に見てほしい。見てくれwww

 

と、まぁ、たくさん前田さんの動画を見ていて、あー面白かった、と思ってて、でも特にブログのネタにするつもりもなかったんだけど、この動画を見て、ああああああこれはもう、皆に見てもらわなきゃいけないじゃあああああん( *´艸`)と萌え萌えキュンキュンしてしまったので、今回の記事はこの最後の動画を紹介したくて書いた。というのが本音なのだ。


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なんなんこの笑顔。自分の姿を模した人形と遊ぶ可愛いおじさん。小さな子供をあやすような優しい笑顔がたまらない。前田智徳は誤解されている。こんなにも可愛くて優しいおじさんなのだ。あとダルビッシュがどうしてそんなに怖いんだwwwww