つれづれぶらぶら

ワクワクしている時って、本当に胸の中で何かが踊ってるみたいな感覚あるよね。

夏を見送るカボチャのスープ

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

昼間はムッとする暑さですが、やっぱり信州は夏が短いですね、最近は日が暮れるとめっきり涼しくなってきました。もうすぐ秋ですねぇ……。

秋といえば、このブログを前からお読み頂いている方にはお馴染みの恒例行事ですが、今年もまた、バターナッツかぼちゃでポタージュスープを作りました。

sister-akiho.hatenablog.com

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8月の下旬に、近所のJA系スーパーの地場産コーナーにバターナッツかぼちゃが並んでいたんです。まずまずの大きさで肌艶の良いのが300円、これは安い、買いだ。でもちょっとまだ色が薄い感じだから、もうちょっと追熟させたほうがいいかな。

まだ世間は夏休み中とあって、県外から来た観光客の方々も物珍し気に眺めていました。「スープ用のかぼちゃだって」「へー、美味しいのかね?」なんて話しているのを耳にすると、ついつい「美味しいけぇ買いんさい」とお節介を焼きたくなるのが広島のおばちゃん気質、いやいや、今はシャイな長野県民なので、もちろん黙っていましたとも。

購入したバターナッツを半月ほど台所の隅っこで追熟させたら、さぁ、暦は9月に入りましたぞ、夏をお見送りする儀式である【バターナッツのポタージュスープ作り】を執り行いましょうぞ。

 

バターナッツは丸ごとレンジに入れて4~5分加熱。こうすると柔らかくなって包丁で切るのが楽になるのですよ。ぶつ切りにしたバターナッツを鍋でボイルして、スッと菜箸が刺さるぐらいに柔らかくなったら湯を捨てて粗熱を取ります(そのまま作業を続けるには熱いからね)。

バターナッツの皮は非常に薄いので、包丁を軽くあてがっただけでスルスルッと剥けます。種を取り除いてからフードプロセッサーに投入。

やっぱり電動のフードプロセッサーは作業が速いわねー。あっという間に滑らかなペーストになっちゃった。以前はこれを手作業でやってたんだもん、このあたりで既に手が疲れてたんだけど、文明の利器のおかげでここまでの作業は速いです。

で、舌触りにこだわりがなければこのペーストでスープを作っちゃっても全然OKなんだけど、やっぱり私は裏ごしにこだわりたい。だって、裏ごしするのとしないのとで仕上がりのクオリティが格段に違うんだもの。どんだけ苦労しても報われない仕事が多いってーのに、裏ごしという作業はやればやっただけ効果が分かる。ああ、普段のお仕事もこうだったらいいのになー、なんて益体もないことを考えながら、ひたすら裏ごし裏ごし。裏ごし器の裏側から滴り落ちる黄金の蜜のようなペーストが美しいです。

出来上がったペーストの半分は容器に移してラップをかけて冷蔵庫へ。これは明日のメニューに使うんだもん。

鍋に500cc程度の水とコンソメキューブを2つほど入れて火にかけ、沸騰したところで残りのバターナッツペーストをどぼんと入れる。あとは適当にかき混ぜながら煮て、仕上げに牛乳と塩コショウ、隠し味に醤油をちょっぴり垂らして味を整えたら、完成~。

今年も美味しくできました。

 

冷蔵庫に入れて保存しておいたほうは、翌日の晩御飯に。

玉ねぎとニンニクをフードプロセッサーでみじん切りにしてオリーブオイルで飴色になるまで炒め、200cc程度の水とコンソメキューブを足して軽く煮詰めたところへ、バターナッツのペーストと牛乳、さらにチーズをどっさり加えて加熱して全体を馴染ませます。仕上げには塩、たっぷりの胡椒、めんつゆ少々。これでクリームが完成。

そこへ、茹でたペンネを加えてよく和えたら、かぼちゃクリームのペンネの出来上がり。いや、別にスパゲティでも良かったんだけど、スーパーでペンネ特売だったし、こういうクリーム系のソースはペンネと相性がいいと個人的に思っているので。ペンネの穴にチーズ風味のクリームがとろんと入り込んで、あっつあつで美味しかったです。

 

おまけ。

こないだ作ったタコとズッキーニとマッシュルームのアヒージョ、カマンベール仕上げ。ニンニクとタコとカマンベールという癖のある食材の取り合わせ。ビールにもよく合う大人向けの味でした。が、うちの息子にはカマンベールチーズは難しかったようでした。ふふ、早く大人になれよ……( ̄ー ̄)

今週もおつかれさまでした

今年の夏もやっぱり広島には帰れなくて、あーあ、いつまでこんな日々が続くんだろう、と少しうんざりしながら、どしゃ降りの雨の中を歩く金曜日。

電車の中は汗と雨の匂いで蒸れ蒸れだし、ふくらはぎはぱんぱんにむくんで重だるいし、目の下は隈で真っ黒だし、靴の底に小さな穴でも開いてるのか、さっきからずっと小さくちゃぽちゃぽ水音がするし、あーあ、また靴を買い直さなきゃだなぁ。

そんな、この1週間の疲労がどかっと押し寄せてくる金曜日の夜、皆さんいかがお過ごしですか。仕事に家事に育児に介護に、今週も色々とお疲れ様でございました。あなたのその小さな頑張りのおかげで、世界は正しくその歯車を回し続けています。生物たちは何万年もの未来を目指して、小さな進化を続けています。今日という一瞬の中で、せめて今は肩の力を抜こうではありませんか。ほんのちょっぴり笑おうではありませんか、だって金曜日の夜なんですもの。

というわけで、今の気分にちょうどピッタリの動画をいくつか貼っていきますねー。

 

まずは、「お文具さん」に癒されてもらいましょー。


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お文具さんがいっぱいもてなしてくれる癒し動画。マイペースすぎてちょいちょい意味が通じないけど、それもまたお文具さんらしくて癒されるー。私も腹のむくみ取りたいなー。

 

お次は、最近めっちゃお気に入りの打首獄門同好会。今の気分にちょうどぴったりのタイムリーな歌です。どうぞー。


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この歌は、はっきりとは明言していないけれども、コロナ禍3年目に突入した我々の心の声をそのまんま歌ってくれてますよね。あーホント、そろそろご褒美もらえる頃だと思うんだよな常識的に考えて。ライブいいなー、行きたいなー。あー、カープのチャンテを大声で合唱したい。お!ま!え!が!きめろ!あっきやまーっ!!

そんでもって、このMVの雰囲気、何かすごく馴染みがあるなぁと思ったら、映像監督が「寿司くん」ですよ。ヤバいTシャツ屋さんや岡崎体育などのMVでお馴染みの。ちなみに寿司くんのまたの名は、ヤバいTシャツ屋さんのこやまたくや氏。好きだわー。寿司くんの映像はどんな題材を取っても必ず生活感がにじみ出てしまうのがおもろいですよね。照明が当たっていないところでせっせと紙吹雪を掃除しているサンバダンサーの姿が素敵です。

 

そうそう、例の『カシューナッツと柿の種の恋物語』、ショートムービーの総集編が出てました。Twitter上で過去に公開されたものを集めたらしいんだけど、Twitterアカウントないから見れてなかったんですよね。みっちーさんありがとう。


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もうこれずっと聴いていられる気がするwwwこの掛け合い最高たまらんwww

しかし、みっちー(中道一将)さん、男の人なのに、なんでこんなに色っぽい含み笑いからの「はぁ好きぃ」が言えるんだろう、ンフフ……はぁ好きぃ。

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あと、このアニメを作っているファニムビさん、現在スタッフ募集中らしいので、アニメ業界で働ける能力のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。ああ、私にもアニメを作る才能があったらなぁ……。


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はい、それでは今夜はこのへんで。今週もお疲れさ、………う、うああ、なぜだ、今日は金曜日のはずなのに、なぜ呪いが発動してしまうんだぁぁ。


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このブログではお久しぶりの『おしゃべり唐あげあげ太くん』ですよ。広島テレビが誇る超絶マイナーどローカル内輪受けミニアニメの。このブログには火曜日に記事を書くとなぜか『あげ太』をプッシュしてしまうという謎の呪いがかかっとるんですが、最近は火曜日にブログを書くことがとんと減ったけぇ、はぁ呪いも消えたんかいのぅと思いよりましたが、まさか金曜日に発動するとは。

ほいでから、こりゃまた広島県民が怒られそうなヤバいネタをwwwこがいなことを大声で言うたりするけぇ岡山に嫌われるんでしょうがwwwあのですね、これは定番の「中国地方あるあるネタ」ですけぇね、あくまでもネタですけぇ、広島人はほんまは中国地方のみんなが大好きですけぇ、いや岡山、そんな目で睨むな岡山、いや頷くな島根、頼むけぇ助けてくれぇや山口、知らん顔せんでくれや鳥取、じゃけぇホンマは広島は性格悪ぅないけぇ、のう、仲良ぅしてくれぇやぁ、のう……。

『ねこのクトゥルフ』

うちの息子、小学生の頃はロボットとか特撮ヒーローとかの絵をノートに落書きしていたんですけど、中学生になってからは、もっぱらクリーチャー(モンスター、怪獣)の絵を描くようになったんです。まぁ、鉛筆でガシガシ描いただけで色もつけてない、ホントにただの落書きレベルのやつなんですけど、親のひいき目で見れば、それなりに迫力があって面白いデザインだなぁって思うんですよね。

で、だ。クリーチャーといえば、そらもう息子には「クトゥルフ神話」を是非とも読ませたいクトゥルーク・リトル・リトル、クルウルウなど、翻訳者によって呼び方は違うけど同じものです)のですよ。

だって、私も旦那もクトゥルフ神話が好きなんだもん。そもそも交際を始めたとき、最初に旦那が私に貸してくれた漫画が『宵闇眩燈草紙』ですもん。これめちゃめちゃ性癖に刺さりましてねー。面白いのなんのって。そんでこの漫画、3巻の「寄群(よぐ)編」以降、どんどんクトゥルフ色が強くなっていくんですよ。さらに終盤にかけてはスパロボ色も強くなっていくんですが、まぁそれは置いといて。

 

そんなわけで、最近しつこく息子に「クトゥルフ読みなよ~」と勧めているところで、本人もちょっと気にはなってるっぽいんだけど、やっぱりホラーってところが少々手を出しにくいらしくて(怖がりなんだよ)、まぁそのうちそのうちって感じで逃げられてるんですね。

私も、独身の頃は『ラブクラフト全集』を持っていたんだけど、結婚前に古本屋に持っていってしまったもんで、手元になくて、もういっぺんちゃんと読み直したいなぁって思ってはいたんですが、なかなか機会がなくて――っていうか、小さい本屋だとクトゥルフ神話関連の本ってあんまり置いてないのよね。

 

そんでもって、今日ちょっと松本の丸善ビルまで一緒にお買い物に出かけてきたんですね。それで、丸善書店の上にある文教堂JOY松本店でコミックやガンプラを物色しつつ、ふと見ると、クトゥルフTRPG関連本のコーナーがあったんですよ。おお、さすがデカい本屋は品揃えが良いなぁ。

まずは、原著であるところの『クトゥルーの呼び声』はマストバイっしょ。

コミック版もいくつかあったので、息子に読ませるんならそっちかなーとも思ったんだけど、まずはやっぱり原著に触れてほしくてね。っていうか、大好きな『ダゴン』が入ってるのがコレしかなかったのよね。窓に!窓に!

 

そんでもって、ふとその並びを見ると、こんな本が目に留まりましてね。

ねこのクトゥルフ』。最近出たばかりの新しい漫画みたい。

もうこのタイトルの時点で「ねこ」と「クトゥルフ」というイメージのギャップのデカさに腰が抜けるぐらいの脱力モノなんだけど、表紙の絵もまた、可愛いんだかオドロオドロしいんだか分かんない感じで、もうめちゃくちゃ気になっちゃったので買っちゃったwww

作者の「ぱんだにあ」さんは、ねこ系四コマ漫画を描かれている漫画家さんみたい。絵柄はめっちゃ可愛いんだけど、そのほのぼのした絵柄でクトゥルフのパロディをやるもんだから、もうおかしくておかしくて!

主人公の少年・カー太くんが、ある日、奇妙な猫(???)を拾ってくるんですね。少年の家にはウルという名の普通の猫がいるんですが、2匹目の飼い猫として「クトゥルフ」と名付けて一緒に飼うわけです。でもクトゥルフはどうも普通の猫ではないっぽい。肉球の代わりに吸盤があるし、寝起きがものすごく怖いし、匂いを嗅ぐと3日間人事不省に陥ってしまうほど。

やがて「ハスター」や「ニャルラトホテプ」などの謎の猫(???)が次々と現れるようになり、街の人々の雰囲気もどんどん変わっていく。クトゥルフとハスターの姿を見ただけで友達のSAN値はぶっ壊れてしまうし、家は怪しい宗教団体の事務所にされてしまうし、クトゥルフとハスターはしょっちゅう喧嘩して世界を崩壊させてしまいそうになる。でも「ちゅる~」があれば2匹ともすぐにおとなしくなるんだけどwww

可愛い四コマの中に、クトゥルフ神話の小ネタがたくさん散りばめられているので、原著を知っていれば知っているほど楽しいですよ。にゃいあいあ。