つれづれぶらぶら

ワクワクしている時って、本当に胸の中で何かが踊ってるみたいな感覚あるよね。

週末ビア旅行【Y.MARKET BREWING KITCHEN(名古屋市中村区)】

欲望という名の旅行、その詳細。

sister-akiho.hatenablog.com

このブログでも何度かご紹介しているY.MARKET BREWING。全国的に人気のある名古屋市のブルワリーです。個人的に「ルプリンネクター」はヘイジーではいっちばん旨いと思ってるんすよね、うん。

というわけで、名古屋に行くなら絶対にここは外せないよねと思ってまして、国際センター駅の近くにあるワイマさんを訪問してきました。

craftbeer.nagoya

1階が醸造所で、2階はレストラン「Y.MARKET BREWING KITCHEN」、3階は予約制のBBQレストラン「柳町TERRACE」です。醸造所を横目に見ながら2階のレストランに上がっていきます。

オープン直後の11時半ちょっと過ぎに行ったものの、既に満席に近い状態で、あらためてワイマさんの人気の高さを思い知らされます。客層は、グループ客が多めで老若男女問わずまんべんなくいる感じ。一般的にビアバーっていうと男性客が多めのイメージがありますが、割と女性客も多くて、中高年の女性グループもおられました。

ま、こういう混雑した店であってもですよ、1人客はこういう時にカウンターの角っことかに案内してもらえるから便利なのよねん。ふっひっひ。ちなみに1人客はほとんどおらず、私を含めても3人ぐらいっした。カウンターの隣の席のカップルの、いちゃついてんだか痴話喧嘩してるんだかよく分からない会話の内容を盗み聞きしながら(悪趣味やな)、さーて、1杯目は何にしますかね。

ワイマさんは2014年1月創業ということで、今年は記念すべき10周年イヤー。タップリストには記念ビールがずらりとたくさん並んでいます。うーん迷うなぁ。迷った時は最も味の想像がつかないものを優先して注文するのが私の流儀。よし、これだ。

十周年記念ビールのひとつ、【Y.MABUSHI(わいまぶし)】。ビアスタイルは「フリースタイルメルツェン」とあります。伝統的なメルツェンを踏襲しつつ、そこに名古屋らしい副材料を加え────醤油、山椒、うなぎ?なんだそりゃ。ああ、だから「ひつまぶし」ならぬ「わいまぶし」か。うーんどんな味なんだろう。

飲んでみると、思ったよりも普通のビール。個性的な副材料の自己主張はほぼ感じず、飲み口はとても美味しいメルツェンという感じです。香ばしい麦芽の甘みとふくよかさ、蜂蜜のような甘い香り。口に含んだ瞬間のスパイシーさの中に、そう言われれば山椒がほんのりいるかなって程度です。

わいまぶしを飲んでいたら、他の卓からめちゃめちゃいい匂いが漂ってきました。店員さんに尋ねてみると【クリーミーアンチョビキャベツ】だそう。通常のは量が多いらしいので、ハーフをおすすめされました。じゃあそれ!

熱々の鉄板で蒸し焼きになったキャベツに香ばしいアンチョビソースが絡んでめっちゃうまうま~。わいまぶしの甘さとも合う~。これ、うちでも真似したいな。ホットサンドメーカー使ったらなんとかなるかな。

さすがにキャベツだけではお腹が満たされないので、【おひとりさま限定日替わりおつまみ5種盛り】も。おひとりさまばんざーい。

よっしゃ2杯目いっとこかー。某アイスクリームみたいな名前(笑)の【グレフルホッピンシャワー】を注文しました。

グレープフルーツのサイダーをイメージしたフルーツビール。大量のグレープフルーツジュース投入で薄黄色のニゴニゴ。けっこう苦めだけど、ビールの苦みというよりはグレもープフルーツの苦みのほうが主役に立っていますね。柑橘系の酸っぱさと炭酸の刺激で、バキッと目が覚めるようなインパクトがあります。香りのほうはかなり複雑でちょっと一言では説明しにくい感じ。ベルジャンホワイトのような独特のエステル香がメインで、グレープフルーツの香りに、ほんのりスモーキーな感じも。

五種盛りに入っていた手羽先が美味しすぎたので追加注文。やっぱり名古屋は手羽先だみゃー。スパイシーで甘辛くって病みつきになりそー!うみゃーでよ!

というわけで、憧れのワイマさんで飲んで食べて満足してきました。もちろん自宅用に缶を買うのも忘れちゃいませんよ。ビールも12タップ(うち1つはハードセルツァー)あって種類も豊富ですし、料理もチキンをメインに名古屋メシも楽しめる、レストランとしても満足度の高いお店でした。また来ますねー!