つれづれぶらぶら

カセットテープミュージックで久々に「レインダンスが聞こえる」を聴いた。こんなカッコいい曲だったかな。懐かしいな。

『ねこのクトゥルフ』

うちの息子、小学生の頃はロボットとか特撮ヒーローとかの絵をノートに落書きしていたんですけど、中学生になってからは、もっぱらクリーチャー(モンスター、怪獣)の絵を描くようになったんです。まぁ、鉛筆でガシガシ描いただけで色もつけてない、ホントにただの落書きレベルのやつなんですけど、親のひいき目で見れば、それなりに迫力があって面白いデザインだなぁって思うんですよね。

で、だ。クリーチャーといえば、そらもう息子には「クトゥルフ神話」を是非とも読ませたいクトゥルーク・リトル・リトル、クルウルウなど、翻訳者によって呼び方は違うけど同じものです)のですよ。

だって、私も旦那もクトゥルフ神話が好きなんだもん。そもそも交際を始めたとき、最初に旦那が私に貸してくれた漫画が『宵闇眩燈草紙』ですもん。これめちゃめちゃ性癖に刺さりましてねー。面白いのなんのって。そんでこの漫画、3巻の「寄群(よぐ)編」以降、どんどんクトゥルフ色が強くなっていくんですよ。さらに終盤にかけてはスパロボ色も強くなっていくんですが、まぁそれは置いといて。

 

そんなわけで、最近しつこく息子に「クトゥルフ読みなよ~」と勧めているところで、本人もちょっと気にはなってるっぽいんだけど、やっぱりホラーってところが少々手を出しにくいらしくて(怖がりなんだよ)、まぁそのうちそのうちって感じで逃げられてるんですね。

私も、独身の頃は『ラブクラフト全集』を持っていたんだけど、結婚前に古本屋に持っていってしまったもんで、手元になくて、もういっぺんちゃんと読み直したいなぁって思ってはいたんですが、なかなか機会がなくて――っていうか、小さい本屋だとクトゥルフ神話関連の本ってあんまり置いてないのよね。

 

そんでもって、今日ちょっと松本の丸善ビルまで一緒にお買い物に出かけてきたんですね。それで、丸善書店の上にある文教堂JOY松本店でコミックやガンプラを物色しつつ、ふと見ると、クトゥルフTRPG関連本のコーナーがあったんですよ。おお、さすがデカい本屋は品揃えが良いなぁ。

まずは、原著であるところの『クトゥルーの呼び声』はマストバイっしょ。

コミック版もいくつかあったので、息子に読ませるんならそっちかなーとも思ったんだけど、まずはやっぱり原著に触れてほしくてね。っていうか、大好きな『ダゴン』が入ってるのがコレしかなかったのよね。窓に!窓に!

 

そんでもって、ふとその並びを見ると、こんな本が目に留まりましてね。

ねこのクトゥルフ』。最近出たばかりの新しい漫画みたい。

もうこのタイトルの時点で「ねこ」と「クトゥルフ」というイメージのギャップのデカさに腰が抜けるぐらいの脱力モノなんだけど、表紙の絵もまた、可愛いんだかオドロオドロしいんだか分かんない感じで、もうめちゃくちゃ気になっちゃったので買っちゃったwww

作者の「ぱんだにあ」さんは、ねこ系四コマ漫画を描かれている漫画家さんみたい。絵柄はめっちゃ可愛いんだけど、そのほのぼのした絵柄でクトゥルフのパロディをやるもんだから、もうおかしくておかしくて!

主人公の少年・カー太くんが、ある日、奇妙な猫(???)を拾ってくるんですね。少年の家にはウルという名の普通の猫がいるんですが、2匹目の飼い猫として「クトゥルフ」と名付けて一緒に飼うわけです。でもクトゥルフはどうも普通の猫ではないっぽい。肉球の代わりに吸盤があるし、寝起きがものすごく怖いし、匂いを嗅ぐと3日間人事不省に陥ってしまうほど。

やがて「ハスター」や「ニャルラトホテプ」などの謎の猫(???)が次々と現れるようになり、街の人々の雰囲気もどんどん変わっていく。クトゥルフとハスターの姿を見ただけで友達のSAN値はぶっ壊れてしまうし、家は怪しい宗教団体の事務所にされてしまうし、クトゥルフとハスターはしょっちゅう喧嘩して世界を崩壊させてしまいそうになる。でも「ちゅる~」があれば2匹ともすぐにおとなしくなるんだけどwww

可愛い四コマの中に、クトゥルフ神話の小ネタがたくさん散りばめられているので、原著を知っていれば知っているほど楽しいですよ。にゃいあいあ。