我が家のお正月の過ごし方といえば「伊豆旅行」なのでありますよ。
昨年は息子が受験を控えていたから控えたけれども、お正月はやっぱり伊豆に行きたいよね。行き先もルートもグルメもホテルも毎年ほぼ似たりよったりなんだけど、その大いなるマンネリに癒されるっていうか、何度訪れても飽きないのが伊豆の魅力なのであります。
というわけで、今回は1月3日(金)から5日(日)までの2泊3日で、自家用車を使って、沼津市を拠点として、中伊豆・西伊豆をぐるっと回ってきましたので、その旅の記録を書いておこうと思いま~す。
3日は、朝8時に諏訪ICから高速道路に乗り、中央道→東富士五湖道路→東名高速で沼津ICへ。沼津市街地を抜けて、11時過ぎに沼津港に到着しました。
長旅でお腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。やっぱり海の幸を堪能したいよね、ということでお寿司屋さんに入り、新鮮なお寿司の盛り合わせなどを味わいました。
その後は、息子の好きな「沼津港深海水族館」を訪問しようとしたのですが、既に入口の前には長蛇の列ができており、ちょっとすぐには入れそうもない雰囲気。というわけで今回は諦めて、私と息子はその隣にある体験型シューティングアトラクション「THE DEEP SEA WORLD」へ。このアトラクションには過去何度か挑戦しているのだけれども、ラスボスのダイオウイカとダンクルオステウスがどうしても撃破できない。途中にあるポイントアップを取らないと倒せないんだろうね、などと作戦を練りつつ2回挑戦したものの、今回もやっぱり倒せなかった。くっそー。
その後は、沼津港のランドマーク的存在である、沼津港大型展望水門「びゅうお」に上ってきました。入場料はたったの100円(大人1名)。安っ。
エレベーターで展望台に上がると、沼津港・沼津市街地が360度ぐるっと見渡せます。あいにく富士山は雲で隠れていて見えませんでしたが、それ以外は綺麗に見えましたよ。やっぱ海が見えるのはいいよねぇ(長野県民的感想)。
続いて向かうのは、2年前の旅行の際に行けなかったために心残りだった「幼魚水族館」。この水族館は「サントムーン柿田川」というショッピングモールの3階にあります。
とても小さな水族館なのですが、その名のとおり「お魚の赤ちゃん」の展示に特化している点が個性的。外敵に狙われやすい幼魚たちは、それぞれに巧みな生存戦略の技を身に着けています。海藻などに擬態して周囲の環境に隠れているものや、強い毒を有しているものなど、その生き残りの技は実にさまざま。可愛らしくも健気な小魚たちの姿に目を奪われます。展示の仕方もユニークで、じっくり見るとなかなか楽しめますよ。
水族館を出た後は、ショッピングモールをぶらついたり、喫茶店でお茶したりして夕方までのんびり過ごし、本日のお宿である「くれたけインプレミアム沼津北口駅前」へ。駅の隣という利便性の良さと、ミストサウナ付きの大浴場や、無料朝食サービスのメニューが豊富なこと、マッサージ機が無料で利用できることなどから、これまでにも何度か利用しています。今回の旅行はこのホテルに連泊して、旅の拠点としました。
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翌日の4日は、朝8時にホテルを出発して、修善寺道路→伊豆縦貫自動車道→下田街道と、伊豆のど真ん中の道をひたすら南下し、辿り着いた先は、うん、もう毎度お馴染みすぎて今さら紹介するまでもない気がするけど、体感型動物園「iZoo」です。ライオンいませんキリンもいません、ひたすらヘビやトカゲやカメなどと触れ合える、爬虫類に特化した動物園です。
もうね、何回来てるんだろ。でもホントに全然飽きないっていうか、訪れるたびに「爬虫類かわいい」っていうキューンとする気持ちになっちゃいますよ。そうそう、今年は巳年ですし、神々しい白蛇(キンゴコブラのアルビノ種)などの姿をご覧になってはいかがですか?鱗が純白に輝いていて、すっごく綺麗なの。そうは言うても苦手な人もいるかもしれないので、お写真はちょっと小さめにしときますね。
大人気のレオパードゲッコーちゃん(ヒョウモントカゲモドキ)にも触れ合えます。手に乗っけると、ふにゃっていう柔らかい感触があって、つぶらな目でこちらを見つめてくれるんですよ。はぁ可愛い。
まるで天女の羽衣のような、綺麗なヘビの抜け殻がありました。これを小さくカットしたものが「金運のお守り」として無料配布されました。巳年だけにご利益ありそう。
「iZoo」を出た後は、姉妹館の「KawaZoo」へ向かうため、ちょっと道を戻ります。なんせ「iZoo」の開館時刻は朝9時、「KawaZoo」は朝10時からと、なぜか1時間のズレがあるもんで、やむを得ずこうなっちゃうんですね。同じ開館時刻にしてくれたら嬉しいんだけどなぁ。ううむ。
しかしまぁ、カエルちゃんたちも可愛い。今回はちょっと寒かったせいか、姿を隠しているカエルちゃんが多くて、あんまり見つけられなかったな。夏場に来たらもうちょっと元気に跳ねている姿を見られるんだろうけどなぁ。
その後は、またもや車を南に走らせて「道の駅 開国下田みなと」へ。ここに来たということは、もう食べるものはお分かりでございましょう。
これまた毎度お馴染みの「下田バーガー」でございますよ。大きな金目鯛のフライがごろっと挟まれているリッチなハンバーガーです。何回食べてもこれは格別に美味い!海風に吹かれながら、金目鯛とチーズの味わいを堪能しました。
その後は、特に予定もなかったので、11年ぶりに国道136号線を使って西伊豆の海岸線をドライブ。11年前はレンタカーのナビゲーションシステムとやたら相性が悪くて、ナビに逆らいながら走ったことなどを旦那と懐かしく語り合いながら走りました。
堂ヶ島で、ちょっと休憩がてら浜辺に降りてみます。向かいに見えるのは「三四郎島」といい、干潮時には歩いて渡ることができるそうです。「トンボロ」って言う珍しい現象なんですって。今は潮が満ちていますが、もし干潮時に訪れることができたなら、ぜひ歩いてみたいものですね。
国道136号線で月ヶ瀬に戻り、「道の駅伊豆月ケ瀬」でしばし休憩&お買い物。タバコの自販機かと思ってスルーしかけて、ハッと気づいて二度見したら、なんとタバコじゃなくて「チャバコ」だってさ!
面白がって1箱買ってみたら、パッケージに書いてある警告文なども面白おかしくパロディ化されていて芸が細かかったです。中身は粉末のお茶でした。面白い。
夕方6時過ぎに沼津市内に戻ってきました。今夜のディナーはと言いますと、既に昨年末に予約してあるのです。ふっふっふ。久しぶりに「Repubrew」さんのブルーパブに行くのです。ふふふふふ。2年ぶりだなぁ。
私が最初に注文したのは「ラクト・バスターズ~生きた乳酸菌と闘うブルワーたち~」という長い名前のサワーIPA。口に含んだ瞬間、いきなり強烈な酸っぱさが押し寄せてきて驚いたものの、ぬるくなるにつれて酸味の角が取れていき、最終的にはヨーグルトを思わせる爽やかな酸味になりました。
もう一杯は、「OAK BARREL AGED DARK COCO」という、ウイスキーのオーク樽で1年熟成させたスタウト。アルコール度数は8.5度。まだ若干の若々しさがあるかな。もう1年ぐらい経ったところで再度飲んでみたい感じ。
さて、旦那はといえば、ビアスタイルが今ひとつよく分からんのだが、何を飲んだらいいんだと困惑顔。試しにあれこれ飲んでみて、ヘイジーってのは華やかで美味しいじゃないか、なんで君は嫌いなんだい、と逆に尋ねられたり。ううん、ヘイジーはね、嫌いじゃないのよ、大好きなのよ、でもね、ビールにハマった最初の半年間で調子こいて浴びるように飲みまくっちゃったら、すっかり飽きてしまっただけ、それだけなのよ。
そんな旦那の一押しビールは「BURGER LAGER」という、スモークした大麦を使用した軽快なラガー。私も一口いただきました。液色は澄んだ黄橙色で、口に含むと香ばしい燻製香が鼻腔をスーッと抜けていき、味わい自体はすごくスッキリ。くいくい飲めて、ソーセージなどの料理とも相性ばっちり。これめっちゃ美味しいな。旦那と私の満場一致で、本日のベストビールはこれ。ご馳走様でした!
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最終日の5日は、私の希望により、修善寺へ。ここで何をしたのかは、別の記事にまとめますね。ビアギークの皆さんなら、修善寺って地名が出た時点でピンと来るかな?後日公開。乞うご期待!
(※記事が書き上がったらここにリンクを貼りますね~)