つれづれぶらぶら

5月の反射炉ビヤ行きますよー!酔い蛍グループの皆さんにまた会えるかな?

続・東京ドームぼっち観戦記

東京ドームの「立ち見観戦」は、1000円で野球観戦ができる上に、めったにチケット売り切れにならないのが嬉しい。

てなわけで、またもや日曜日のデイゲームに日帰り“ぼっち”観戦に行ってきました。

 

いや、ホントは息子も連れて行こうと思ったんですがね、

「……野球以外に、どっか行くの?」

「うんにゃ?まーっすぐ東京ドームに行って、試合が終わったらまーっすぐ帰るよ?」

「……………ぼく、おうちでお父さんとお留守番してるね。いってらっしゃい(・ω・)ノ」

と、めっちゃ醒めた目で送り出されましてん(;´∀`)

 

てなわけで、特急あずさで東京へ。今回はどこへも寄り道しないで水道橋へまっしぐらです。あ、東京ドーム前のオークスブックセンターさんには立ち寄りましたよ、カープ本を買いに。それ以外の寄り道は一切なしです。

というのも、前回、立ち見の“場所取り”がかなりの争奪戦であることに気付いたので、一刻も早く中に入っておきたかったんですよね。

 

sister-akiho.hatenablog.com

 

で、11番ゲートをくぐって、さて内野と外野、どっちに行くかと考えたものの、やっぱ子供連れじゃないんならガッツリ応援したいわ、と前回同様に応援団席の真後ろに。

案の定そこは既に多くの人々でぎっしり。ただでさえ狭い空間だからクッソ暑い。とりあえず端っこのほうに1人分無理やり入り込めそうな隙間を見つけて、なんとか確保。

 

試合開始まで時間があるので、兄貴と親友のMさんに豪雨お見舞いメール。

幸い、どちらの家にも被害はなくてホッとしたんだけど、広島市内の交通網は壊滅状態らしくて、「明日の通勤どうしよう」という状態のもよう。Mさんは公共的な仕事をしているので「明日から忙しくなりそう…」との返事。

何とか力になりたいけど、今の私には何にもできない。でも、Mさんから「私の代わりに応援してきて!」という言葉を預かったので、今日はMさんや兄貴のぶんまで頑張ります!カープは広島のチカラじゃけぇね。

 

それはさておき、応援団席周辺の立見席というのは、いやぁ実に多種多様な人々が現れるカオス空間です。

普段、内野指定席の“ライトユーザー”を見慣れていると、いやもうホントに濃い濃い。

手製の応援グッズを持ってきているとかいうのは普通なんだけど、熱狂的に歌い叫んでいたり、全身ガチの野球ユニフォーム着用だったり、よく分からない仮装をしていたりと、かなりカオス。私のような“ぼっち”の野球女子もちらほらいます。

それらが混然一体となって、こんな狭い場所にぎゅうぎゅうひしめき合っているんだもんね。いやー、謎の空間です、外野立ち見席。

…いや、確かに1000円で野球が見られるのは嬉しいんだけど、やっぱ過酷な環境であることは否めないっすね。次回は、次回こそは、内野でのんびり涼しく見たい…な…(とか言ってるけど次回もどうせまた(;´∀`))

 

さて、今日の先発投手は、カープは岡田くん。ジャイアンツは今村くんです。岡田くんの“フォアボールからいきなり崩れる”悪癖がでないことだけを祈りつつ、プレイボール。

すると、序盤の2回表、カープは、ドミニカのカープアカデミーが生んだ輝く星・バティスタのソロホームランで先制!(*'▽')

……と喜ぶのもつかの間、2回裏、すんなり追いつかれて1対1の振り出しに(;´・ω・)

しかし、4回表、カープはフォアボール2つを選び取って、誠也の好走塁も活きて、再び1点を勝ち取る!\(^o^)/

……と喜ぶのもつかの間、またまたその裏に岡田くん、いつもの悪癖が出て、さらに守備のエラーも重なって、ボッコボコに打たれまくる。あっという間に6対2に(´゚д゚`)

 

んもー、ピリッとせんねぇー。広島から皆が見よるんに、もっとしゃんとせんかーーーい"(-""-)"

 

ここで岡田くんは降板。続くマウンドを任されたのはカープアカデミーが生んだ期待の星・フランスア。2イニングをきっちり抑えます。カープアカデミーの子たちはなかなかに良い仕事をしてくれよりますのぅ。

  

さて、ビハインド(劣勢)の展開で、7回裏、…といえば、えーと、試合展開的には面白くないんだけど、もしかして、ワタシ的には、期待できる展開なのじゃないかしらん?( *´艸`)

そうですとも!7回裏のアナウンス、それはやっぱり「ピッチャー、永川」というコールなのでありましたッッッ。

外野最奥の立ち見エリアという、ピッチャーからはおそらく遠すぎて見えない場所ではあるものの、今回もユニフォームを脱いで胸元に20の数字を掲げて応援させて頂きましたッッ。

ああ、遠くからでも、永川さんのあの素敵な太腿がキュッと高く上がる瞬間の美しさはやっぱり輝いて見えるんだ(*'ω'*)

今日の永川さんは、まったく危なげないオトナの貫録たっぷりのピッチングで、ジャイアンツ打線をきっちり3者凡退に抑えて、爽やかにマウンドを下りて行かれました。カッチョイイ( *´艸`)

 

で、問題はカープ打線なのですわ。

ヒットはよく出る。フォアボールもけっこう選んでる。てなわけでチャンス自体は多いわけよ。じゃけん、応援自体は相当盛り上がっているわけですよ。

チャンステーマ歌いまくりで喉はカラカラだし、チャンステーマの中でも最も盛り上がる「チャンス・スーパー」はカンフーバットじゃなくて手を叩くので両手は既に真っ赤だし、汗はダラッダラ流れるし。

しかしながら、今日は「とどめの1本」がどうにもこうにも出ない。うーんもう"(-""-)"

8回表、せっかくのランナー1・2塁のチャンスを逃したところで、そろそろ出ないと帰りの特急あずさに間に合わなさそうなので、退出。

 

で、水道橋駅から総武線に乗ったら、向かいの席には同じく途中退出したらしきカープファンのおじいさんとジャイアンツファンの若者2人。

radikoでRCCカープ中継を聴きつつ、スマホの「1球速報」で試合展開を見守っていたら、9回表、おやおや、カープが反撃に出ているぞ。

ガラケーユーザーのおじいさんに1球速報の画面をチラチラ見せながら、「満塁になりましたよ」「丸のセカンドゴロの間に1点入りました」「松山が打席に入りますよ」と伝えると、おじいさんもちょっと嬉しそう。

松ちゃんがアンパンチを炸裂させて6対2、未だ満塁、続くバッターはバティスタ……というワクワクする瞬間に、電車は新宿駅に到着。おじいさんに「まだまだ今日は分かりませんよ!」とウィンク(^_-)-☆しつつ、電車を降りる。

 

………その直後、バティスタが空振りであっけなくゲームセット。おじいさん、ごめんね。余計な期待を持たせちゃって(/ω\)

 

まぁ、そんなわけで、広島のMさんの期待には応えられなかったものの、最後にちょっとだけ粘りを見せられたので、まぁ、こういう日もあるかな。

兄貴からは「明日からのタイガース3連戦は中止じゃと」という速報メールが届く。まだ救助活動の真っ最中の時期だし、鉄道も止まっている。市民球団として、今は野球をやるべき時ではないと判断したのだと。

相手方のタイガースは今季雨天中止の試合が多くて、この調子だと9月に過密スケジュールになりそうなんだけど、カープ側の申し出に理解を示して応じてくれたのだそう。ありがとうございます、阪神さん。

 

今は災害のこれ以上の拡大のないことを、そして一日も早い復興を祈ります。

そしてまた、当たり前のようにカープの勝敗に一喜一憂する日々が戻ってきますように。