こちらの記事の続き(8月22日のこと)。
渋谷で『記憶汚染展』を楽しんだ後は、銀座に移動。ちょうどお昼時なので、久しぶりに「ひろしまアンテナショップTAU」の中にある「鯉々」に寄って、唐麺入りの広島風お好み焼きを注文。たまには違うものを食べればいいじゃんと思いつつも、銀座に来たら無性にこれが食べたくなっちゃうのよね。ピリッと辛い焼きそばがホンマにおいしいけぇ食べてみんさい!
さて、お腹も満ちたところで、今日ふたつめの目的地へ向かいましょう。行き先は「GINZA SIX」。この地下2階に、前々から来たいと思っていた店があるのです。
それが「BEER BOULEVARD GINZA」。
ここは、伝説のビール注ぎ手・佐藤裕介さんが経営するビアスタンドなのです。佐藤さんは、ピルスナーウルケルが認定するプロの注ぎ手「タップスター」の試験に日本人で初めて合格したという偉業を持つお方。その佐藤さんが注ぐ「アサヒスーパードライ」を、この銀座で楽しめるというのだから、それはもう是非とも飲みたかったわけです。
しかも、佐藤さんオリジナルの「サトウ注ぎ」に加えて、新橋の名店「ビアライゼ'98」のビール注ぎ名人・松尾光平さんに習った「マツオ注ぎ」との飲み比べもできるというのだから、これはもう、ビア検の勉強として、ええ、喉で覚えるために、飲むっきゃないでしょう!

カウンターは8席しかありませんが、幸いにもすぐ座ることができました。目の前にいらっしゃるのは佐藤さんご本人。うわぁ本物だぁ、とドキドキしつつ、もちろん、注文するのは「サトウ注ぎ」です。
綺麗に洗われて氷水に浸したグラスを手に取ると、グラスを傾けてタップから一気にビールを注ぎます。その手さばきには一切のためらいもありません。あっという間に、美しい泡を乗せた黄金色のグラスが、私の目の前に差し出されます。
うわぁ、綺麗やなぁ。

ひんやりとした泡に口をつけて、ぐいっと飲んでみると、スーパードライ最大の持ち味である弾けるような炭酸感と爽快な酸味が喉にスーッと降りてきます。いつものスーパードライなんだけれども、その持ち味の全ての解像度が高いとでも言いましょうか、「へええ、スーパードライってこんな味だったんだ」と改めて思いました。
次は「マツオ注ぎ」。こちらはお弟子さんが注いでくださいました。最初にビールを泡立てて注ぎ入れ、その状態のまま「しばらくお待ちください」と横に置かれます。2分ほど経って泡の量が減ったら、今度はその上に優しく注ぎ足します。泡がこぼれるのもおかまいなしで、ふわっふわの泡が盛り上がったら完成。これが「二度注ぎ」の手法だそうです。

うわー、泡がまるでソフトクリームのよう。もっこもこできめ細やかな泡と、炭酸がほどよく抜けてマイルドな味わいになった液体との組み合わせを楽しみます。ほのかな麦の甘みと落ち着いた苦みも感じられて、優しい味わいになります。
どっちが美味いという問題ではないのよね。ひとつのビールの持つポテンシャルを注ぎ方によって表情を変えて見せてくれている感じ。やっぱり、すごく面白いです。
ところで、この銀座店では、スーパードライはもちろんとして、日本各地のクラフトビールを取り扱っています。常時3タップほどのクラフトビールの樽生が楽しめるのだそうで、今日はそのうち香川県の「久福ブルーイング本島」さんの「朝凪」というベルジャンウィットを注文してみました。

小麦のまろやかな舌触りと、穏やかな酸味。炭酸が弱く、のんびりゆっくり楽しめる感じのビール。そういえば、久福さんのビールって前に八景島で飲んだっけな。今これを書きながら思い出しましたわ。
「こちらには初めてですか?」と尋ねられたので、「はい、ビア検1級の勉強を兼ねて、サトウ注ぎとマツオ注ぎの飲み比べをしに来ました」と答えると、「1級ってかなり難しいんでしょう?どんな問題が出るんですか?」と興味しんしん。去年の問題のいくつかを話すと、佐藤さんもお弟子さんも「マニアックだな~」と苦笑い。
「ビア検、頑張ってくださいね。合格したら祝杯をあげにまたいらしてください」と励ましてもらったので、「はい、落ちてもまた勉強しに来ます」と予防線を張っておきました(;^ω^)
また、このビアスタンドの横には小売り用の冷蔵庫も並んでいて、日本各地のクラフトビールの缶やボトルが並んでいます。せっかくなので、いくつかオススメしてもらったものを買って帰りましょう。いつか紹介しますね。
その後はまっすぐ帰───らずに、秋葉原へ向かいます。
3つ目の目的地は、英国風パブ「HUB秋葉原店」。まだビールを飲む気かいっと言われそうだけれども、これには理由があってだな。というのも、ただいまこーんなコラボを開催中だからなのだッッ!
BLACK LAGOON × HUB【YELLOW FLAG THE ANNEX】コラボ!

漫画『BLACK LAGOON』の、おっかない美しいお姉さま方に見守られながら、美味しいカクテルや食事を楽しめるということで、ウキウキワクワクしながら秋葉原まで足を伸ばしたものの、あいにくの満席。じゃあ、せめてグッズだけでも買えませんかと尋ねたものの、グッズもほぼ完売ということで、ちーん(´;ω;`)
じゃ、じゃあ、せめてお写真だけでも撮らせてくださいねということで、美女軍団のお顔をカメラにおさめてまいりました。うう、日頃の殺伐さが嘘のような爽やか美女っぷりだぜ……( ̄▽ ̄;)





というわけで、目的の100%達成は成らずではありましたが、楽しい日帰り旅でございました。冬には銀座で祝杯があげられるよう、ますます勉強に励みますっ!(`・ω・´)ゞ









