つれづれぶらぶら

5月の反射炉ビヤ行きますよー!酔い蛍グループの皆さんにまた会えるかな?

あけましておめでとうございます(令和最初の)

今年もどうぞご贔屓を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

 

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この年末は『いくつもの片隅に』以外にもけっこう映画を観ましたよ。

 

まずは、息子が観たいと言うので『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』を岡谷スカラ座にて鑑賞。

正直、妖怪ウォッチシリーズってもう終わったもんだと思ってたのね。初期のケイタ君のシリーズは割と好きだったんだけど、シリアス路線に転向してからは息子も興味ない様子だったんで忘れてて。

でも、新シリーズはガラッと様相を変えて、全シリーズまでの人気キャラクターであるジバニャン等の妖怪達が擬人化して学園生活を送る、という内容になってて。

で、妖怪ウォッチ仮面ライダーでいうところの“変身アイテム”の扱いになってて、入れるメダルによってフォームチェンジしたり必殺技を出したりできるみたい。

まぁ、それはさておき、またケイタ君シリーズの頃のようなドタバタ下ネタギャグ路線(コロコロコミック路線というか)に戻ったようですね。

オトナの目から見ると、ギャグがくどくて過剰なツッコミに閉口する箇所も多々あったけど、隣の息子が終始ゲラゲラ爆笑していたので、まぁ、良かったかな。

 

それから、イオンシネマ松本にて『新幹線変形ロボ シンカリオン 神速のALFA-X』を息子と鑑賞。

シンカリオンは私もめっちゃ好きなんで楽しみにしていたんだけど、えーと、これは、うーん。

一言でいうなら、サービス過剰のてんこ盛りこぼれ寿司状態だったかな、と。

明らかにタイアップが多過ぎ。初音ミクに、エヴァに、ゴジラに、JR名作CM再現に、おまけにイラストコンテストの結果発表まで映画の中にぎゅうぎゅう詰め込んで。

しかもシンカリオン各機の変形バンクは全部フル尺で流し、クロス合体に連携技にと、これまたてんこ盛り。

残酷な天使のテーゼや、伊福部昭の名曲「ゴジラのテーマ」までスクリーンから流れてきたとあっちゃぁ、そりゃあもう贅沢三昧だとは思うんですが。

…ただ、そのせいで肝心の物語がかなり端折られた印象が。軸となる速杉親子の物語はかろうじて丁寧に語られていたけど、他のメンバーに関してはほぼ空気だったもんね。西日本勢なんか「いたの?」という感じだったわ。

あと、敵の軍勢についても説明不足だったし、ソウギョクが裏で暗躍してたっぽいけど目的が曖昧だったし、もう一機のALFA-Xは何だったんだ、っていうかゴジラは何しに来たんだ?

………ともかく、脚本の下山さんの苦悩が窺い知れる作品ではありました。でもお祭り映画としてはまずまず面白かったよ。ホクトさん可愛かったし、うふ。

 

あとは、ドキュメンタリー映画『<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』を、劇場に観に行きたかったけど年末の繁忙期と重なってしまったので、こちらは配信版を購入。

片渕監督の生い立ちや、「マイマイ新子」の裏話、「いくつもの片隅に」の制作風景などなど、アニメーションを支える人達の熱量を感じさせてくれる内容でございました。

複雑な着物の柄を1年以上も延々描き続けている人達とか、片渕監督のどんな疑問にも72時間以内に答える人とか、全国各地の映画館でこの映画を盛り上げようと頑張る人達とか。

あのいかにも温厚そうな片渕監督に対して、周囲の方々からしばしば「控えめに言ってクレイジー」という人物評が出る意味がなんとなく分かってしまったというか(笑)

でも、戦争を知る世代の人達が饒舌に語っていたり、被爆者の遺族の方々から中島本町の再現度に対する感謝があったり、高校生が熱心にインタビューしていたりする姿を見ると、本当に意義のある作品を作られたなぁと思うのです。

個人的に一番面白かったシーンは「小松菜の種を2、3個ころころーっと動かして…」という監督の要求に対する浦谷さんの「やめてぇぇぇ…!」という悲鳴でございました(笑)

 

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私の冬の趣味といえば木の実を使った手芸なんだけど、今年は暖冬のせいか、まだシダーローズが落ちてない。例年ならそろそろレジ袋いっぱい拾えるはずなんだけどなぁ。

仕方ないので、過去の残り物の木の実を使っていくつか手慣らしに試作品を作ってみた。

まずは、ピンクに着色したシダーローズの残りを全部片付けようと、針金でくくり合わせてリースにしたものの、個数が微妙に足りなくて、苦肉の策でハート形になっちゃったもの。

スカスカの隙間を、これまた苦肉の策で、メタセコイヤとヒノキの実で埋めたら、そこそこイイ雰囲気になったので結果オーライで。

 

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それから、百均で買っておいたものの、特に使い道がなかった木箱に、ありあわせの木の実をぎゅうぎゅう詰め込んで無理やりボンドで固定したもの。

素材としては面白いけど使い勝手の悪いドイツトウヒやユリノキ、ツバキ、形の悪いシダーローズといったあたりをふんだんに使って、ビーズやハゼの実で飾り付けて。

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上の2つは幸いにも姑が気に入ってくれたので、このまま引き取ってもらいました。

それから、今年やってみたかったこととして、以前から構想していたマグネットブローチ作りに挑戦。

服の襟元や帽子、鞄なんかにちょっとしたアクセント的に飾れて、しかも服とかに穴を開けないようにするにはどうしたらいいかって考えてたら、どっかでマグネットを使ったブローチを見たのね。

で、ダイソーに行ったら、ちょうど良さそうな小粒の強力磁石があったんで、これだッと思って買いましてね。

2つのマグネットを1つずつフェルトでくるんで、一方に去年のドングリ飾りの残りやらレース編みのモチーフやらを飾って、バラバラにならないように紐で繋いで。

で、飾りのあるほうを帽子の端なんかに置いて、裏側からもう一方のマグネットで挟み込んで使うのね。

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うんうん、これは我ながら満足。ま、試作品なんでドングリ飾りの色合わせとかがテキトーだけど。

ただ、すっごく使いやすい。帽子につけても落ちないし、タートルネックセーターの襟元につけてみて、飽きたらすぐに外せるし。

これで「お名前タグ」を作ってもいいかも。子供の遠足用の鞄とか1日しか使わないものには名前を書きたくないんだけど、学校から記名を要求されるものって結構あるのよねぇ。

そういうものにちょっとタグをつけられたら便利かな。今度やってみよ。

 

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そんな感じで、年末年始をまったりと過ごしております。

今年もどうぞよしなに。