つれづれぶらぶら

旅行記はちょっとずつ仕上げていきます。お楽しみに~。

よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー2023

ヤッホーブルーイング佐久醸造所で開催されたよなよなエール 大人の醸造所見学ツアー2023」に参加してきました!

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ヤッホーさんの工場見学が楽しいらしい、という噂はずいぶん前から聞いていたのです。でも、コロナ禍でここ3年は開催されなくて、ようやく今年4年ぶりに再開される!という話を聞いたときは、おおッしゃァ!(拳を突き上げる)って感じでした。この機会を逃す理由がありましょうか、いや、ない。そんなわけで、予約受付開始と同時に申し込みをして、楽しみに待っていました。

見学コースの中に「テイスティング(試飲)」が含まれている関係上、できるだけ公共交通機関を使ってきてほしいという話だったんですが、長野県内の移動というのは、まぁ、とにかく交通の便が非常によろしくない。ただでさえ広いうえに山脈で分断されているので、鉄道網が乏しい、さらに鉄道の本数も少ないっていう。佐久に行くより新宿に行くほうがよっぽど楽なんですよ、ホントにもー。

朝早く、7時15分に茅野駅から上りの普通電車に乗り込んで小淵沢駅へ行き、JR小海線の普通電車で佐久平駅に向かえば、朝10時45分からの見学回には間に合いそうだと考えたのですが、これがまたなかなかに大変なルートでしてね……。

なんせ、JR小海線八ヶ岳の中を抜ける山岳列車。全国のJRの中で最も標高が高い(1,375 m)地点を通るディーゼル列車なのでして、スピードがめっちゃ遅いのですよ。森の中をゆっくりゆっくり進む列車に揺られること2時間、ようやく佐久平駅に到着しました。この佐久平駅もちょっと変わっていて、北陸新幹線佐久平駅の「上」に小海線佐久平駅無人駅)が存在するというね、初めて来る人は迷いそうですな。

そこからは、佐久在住の友人が自家用車で送ってくれて(友人はビールに興味はないので送迎のみ)、ヤッホーブルーイング佐久醸造所に到着しました。でっかい。

朝10時45分からの見学回にはまだ時間の余裕があったので外で待っていたんですが、スタッフさんがあれこれと気を遣ってくれて、お水を持ってきてくれたり、雑談に応じてくれたり、記念写真を撮ってくれたりと、サービス満点でした。ちなみに記念撮影は、ビールの缶(よなよなエール水曜日のネコ、インドの青鬼)を模した服を着用して行います。私は水ネコの缶を着たよ(*´ω`*)

さて、ヤッホーブルーイング、本社は軽井沢にありますが、生産の拠点はこの佐久醸造所です。ヤッホーブルーイング全社員230人のうち、この佐久醸造所には約70人が働いているのですって。しかし近年、会社の規模拡大に伴って手狭になったため、軽井沢と佐久の両方に近い、御代田町に新たな醸造所を設けました。たまたまパチンコ店の空き店舗があり、建物が大きく駐車場も広い、しかもログハウスのような外観だったので、景観条例的にもちょうどよかったのだそうです。

そんな話を聞いているうちに、朝10時45分からの見学回の受付が始まりました。入口で靴をビニールのカバーで覆い、受付で交付された本日の注意事項に関する念書にサインをすれば、受付は完了です。ウエルカムドリンクとして、テイスティングカップに注がれた「よなよなエール」を飲みながら、エントランスホール内に飾られた数々の受賞歴を眺めて過ごします。

そうこうしていると見学者の方々が次々と集まってきました。東京や神奈川、長野県内からの参加が多かったようです(とはいえ、茅野から来たのは私だけでしたが)。

さて、10時45分、いよいよ見学ツアーの始まりです。音楽に合わせて手拍子で盛り上げ、参加者のボルテージを上げてのスタートでした。

4年ぶりに再開した工場見学ですが、見学のための専用スタッフはいないので、色々な部署の社員が持ち回りで担当しています、ということで自己紹介から。今回担当してくれたスタッフさんは主に3人で、「ナガレ」さんは長野県内の営業担当さん、「こーたん」さんは人事の方、「まっち」さんは充填担当の新入社員さん。よろしくお願いしまーす。

ところで、ヤッホーブルーイングには「あだ名で呼び合う」という、ちょっと変わった社内ルールがあるのだそうです。社員間でも本名を知らないことも。代表取締役の井手さんですら、社内では「てんちょ」というあだ名で呼ばれているのですって。

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今日の見学会に関しては、写真の撮影は、参加者の写り込みさえ気をつけてくれたら何を撮っても全く構わない(なお「スタッフはフリー素材」だそうです)、企業秘密はいっさいないので気にしないでいい、SNSやブログへの掲載は大歓迎、ハッシュタグ付けてね~とのこと。あまりにもオープンなので思わず「えっ」と声が出てしまいましたよ(^▽^;)

 

さて、本題のビール造りの話です。

まずは、ビールの原材料って何だろう?という問いかけがあって、参加者が「麦芽モルト)、ホップ、水、酵母」と順々に答えていきます。そして、それぞれについてさらに深掘りした説明が続きます。

まずは麦芽モルト)から。ここでスタッフさんから、実物のモルト3種類(ペールモルト、キャラメルモルト、チョコレートモルト)が、それぞれ数粒ずつ配られます。

実際に噛んで味を確かめてみると、ペールモルトは甘く、キャラメルモルトは香ばしく、チョコレートモルトは焦げたような強い苦みがあります。これらを組み合わせることで、味と色の違いを作り出していくのです。

お次は、ホップ。まず、ホップは何のためにビールに追加されるのかということについて、「苦みをつけるため、香りをつけるため、防腐のため、泡持ちを良くするため」という、ホップがビールにもたらす4つの働きが紹介されました。それから、乾燥したホップ(カスケード)の毬花が配られ、その匂いを嗅いだり、花を開いて黄色い粒の存在を確認したりします。続いては、ペレット状のホップ(モザイク)が回覧され、先ほどのカスケードとの香りの違いを理解します。

水に関しては、ラガーには軟水、エールには硬水がそれぞれ向いているという説明をした後、醸造所の入口から見える浅間山を指差して、「日本の水はほとんどが軟水だけれども、浅間水系の水は珍しく硬水なんです」という説明が。なるほどー。そういえば、前に見学させてもらった甲府アウトサイダーブルーイングさんでは、軟水にわざわざミネラル分を追加して硬水にしていたっけなぁ。最初から硬水を使えるヤッホーさんはその点で有利と言えましょう。

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最後に、酵母。先ほど味わった麦芽モルト)が「甘い」のは、そこに「糖」が含まれていて、唾液の中の酵素(アミラーゼ)と反応して甘さを感じるということ。ビール造りにあたっては、麦芽をお湯で煮て糖を出し、その糖を酵母が食べて二酸化炭素とアルコールを排出するのだ、という説明がなされました。

そのうえで、「ではこれから実際にその様子を見に行きましょう」と言われ、全員に紙の帽子が配られて、これでしっかりと髪の毛を覆ったら、いよいよ工場の中に入ります。

 

最初の部屋は、仕込み室。むわっとした暑さ。

1つの釜で仕込まれる麦汁の量は、なんと1万リットル!その超巨大な釜で仕込まれたばかりの一番搾り麦汁が、参加者に配られます。甘~い。もっちゃりとした素朴な甘さに「まるで甘酒みたい……!」と皆さん驚いていました。

すると、また全員に麦汁が配られました。先ほどのとは何が違うのかというと、今度のは、麦汁にホップを加えて煮沸したもの。さて、どんなふうになったのかな……「うわっ、苦ーい!」。麦汁自体は甘いのに、ホップが入ると雰囲気が変わりますね。「ちょっとビールっぽくなった!」と言う人も。でも、もちろんまだアルコールは入っていませんし、ビールと呼ぶにはあまりにも甘いです。

 

さて、この仕込み室の片隅には、パイロット室という小さく区切られた部屋があります。ここでは、45リットルの小さな釜を使って、社員それぞれが自分のイメージするビールを自由に試作できるのですって(もちろん費用は自己負担するそうですが)。普段は使わないような材料を入れてみたりと、雰囲気はまるで理科の実験室。羨ましいなぁ~。日本では製造免許を持たない人が自家醸造することは違法ですから、こんなふうに自分の考えたビールを気軽に試すことができるのはブルワリーならでは、ですね。ああ、ヤッホーの社員になりたい……( *´艸`)

 

さて、次の扉を開けると、そこは巨大なタンクがびっしりと詰まった、不思議な空間でした。

ここは、発酵室。先ほどの仕込み室で作られた麦汁はこちらの発酵樽に移され、酵母を加えます。ここで酵母に関する説明を再度おさらい。ビール造りの酵母は大きく分けて2種類、すなわちラガー酵母とエール酵母に分けられます。低温で時間をかけて発酵する「クールなヤツ」ことラガー酵母は、あっさりしてキレのあるラガーに仕上げてくれる酵母です。対して、やや高めの温度で短期間で発酵するのが「陽気なヤツ」ことエール酵母。ヤッホーさんで作られるビールはエールですね。

まず最初に、酵母を増殖させてから、その増えた酵母に麦汁の糖をふんだんに喰わせます。麦汁が甘ければ甘いほど、しっかり喰わせれば喰わせるほどに、アルコール度数は上がっていきます。

釜の横にある小窓から、実際に酵母が発酵を行っている様子も見せてくれました。ぼこぼこと激しく二酸化炭素の泡を吐きながら、S.セレビシエたちが糖を食べています。かもすぞー。

あるていど発酵が進んだところで、奥の大きな樽に移してから冷やすと、酵母の活動は止まります。この樽の大きさは2万リットル。仕込み2回分のビールを貯めることができます。

 

続いての部屋は、貯酒室。うっ、寒い!室温は0℃に近く、とてもひんやりとした室内には、まん丸いタンクがいくつも並んでいます。発酵を終えたビールはこのタンクに移され、じっくり熟成されます。発酵が終わったばかりのビールはちょっとトゲトゲしていて、ここで熟成していくうちに芳醇な味わいに変わっていくのだとか。

酵母もこの部屋の棚の中で眠っています。ヤッホーさんでは、発酵に使用した酵母も、取り出して再利用しているのだそう。おお、私の好きなベルジャン酵母だ(*^▽^*)

ここでまたまた嬉しい試飲タイム。ブルワーしか味わうことのできない、タンクから取り出したばかりの一番新鮮なビールを、ここでちょっぴり頂きまーす!ちなみに、私の大好きな「水曜日のネコ」でした!きゃっほー!

新鮮なビールだからでしょうか、水ネコの持ち味であるベルジャン酵母の香りがひときわ強く感じられます。味わいもすごくすっきり!美味しーーーーいッッ!!!

 

その隣は、パッケージング室。出来上がったビールはここで缶に充填され、蓋をして、検査ののち梱包されます。今日は日曜日でラインが動いていなかったのですが、普段はかなりのスピードで機械が動いているらしいですよ。食品を扱う仕事なので、清潔な状況で素早く作業が行われることが大切だということですね。

奥のほうには木樽も見えます。おお、木樽ということは、あれはもしや……「ハレの日仙人の樽?」「そうです~。飲まれましたか?」「飲みました飲みました、めっちゃ美味しいですねあれ」「でしょう~。私も好きなんです~」と、こーたんさんとテンション高めの会話をする私(笑)

事務室の壁には、シフト表、ビジョンや安全管理に関する標語、マニュアルなどがたくさん掲示されています。いいのかなこんなの撮っちゃって、と思いつつカメラを向けても、ナガレさんはニコニコ笑って、「こんなマニュアルもありますよ」なんて指差してくれたり。ホントに秘密がないんだなぁ……(^▽^;)

さらに進むと、天井の高い倉庫に到着しました。そこにはまるで巨大な要塞のごとく、缶がいっぱい並んでいます。これらは全て、これから充填されるための空缶。限定ビールの缶や海外向けビールの缶など、珍しいものもずらりと並んでいます。

ここでは、空の缶とフタの実物を使って、缶の蓋を締める作業を体験することができます。参加者の中から希望者が2人、小型の機械を使って実演してくれました。

その隣の部屋には、よなよなビアワークスへビールを運ぶためのケグがたくさん置いてありました。ああ、またビアワークスに限定ビールを飲みに行きたいなぁ……。

ここで見学コース自体は終了、次はテイスティングへ……となるはずだったのですが、前の回の見学者さんたちがまだテイスティングルームにいるということで、時間調整のために、さっきまで通ってきたルートをもう一度戻っていきました。

すると、発酵室の大きなタンクの下で、ホップを運んできたヘッドブルワー(醸造士)さんに遭遇。ナガレさんが、せっかくの機会だからと、ブルワーさんからお話を伺う時間を設けてくれました。

今、ブルワーさんは何をしているのかというと、発酵を終えたビールに後からホップを追加することで香りを出す「ドライホッピング」という作業をするところです。仕込み室でも麦汁にホップを入れていましたが、ホップは熱で香りが逃げてしまうので、こうやって後からホップを追加することでより華やかな香りをビールにつけることができるのですね。

ヘッドブルワーさん曰く、ヤッホーではホップは約30種類ほど揃えており、それらを組み合わせることで無限に違う味わいを作り出せるのだそう。おおむね1つのビールに4種類ほど、多いもの(青鬼など)でも6~7種類のホップをブレンドしています。でも「多ければ多いほどいいっていうわけじゃない」。肝心なのは「軸」となるホップを決めて、それに組み合わせるホップを考えることなのですって。

ブルーパブなどに行ったら『このビールのホップの軸は何ですか?』と尋ねてごらん。きっと、通な客だ!と思われるよ」との言葉に、「うわーカッコイイ!もう今夜すぐにでもそれ言いてえ!」と参加者から声が上がり、皆で笑い合うひとときも。

最後に、とヘッドブルワーさんはもう一言付け加えて言われました。

クラフトビール業界に秘密は存在しない。同業者間でも情報交換は積極的に行われています。聞かれればレシピだって提供する。でも、同じレシピを使っても、設備やブルワーの個性によって、同じビールには決してならない。そこがクラフトビールの面白いところなんです。クラフトビールを楽しんでくださいね」と。

 

いいお話も聞けたところで、最初の受付を行った場所に戻ってきました。さーて、お楽しみのテイスティングタイムでーす!

すぐにでも飲みたいところだけれど、まずはプロのブルワーがやっている「テイスティングのお作法」を学びます。

複数のビールを飲み比べる際には、色の薄いものから順々に濃いものへと進んでいきます。まずは、太陽光に透かして、ビールの色や透明度(濁りの有無)を観察します。色の濃淡を示す単位は「EBC」。EBCの数字が大きくなるにつれて色が濃くなります。

続いて、カップを鼻の下に持ってきて、強めに一気に息を吸います。この時に感じた香りが何の香りに似ているかなどを体感します。ちなみに、たくさんのものを嗅ぎ過ぎて鼻が麻痺してしまったときは、いったん自分の服の匂いを嗅ぐといいそうです。普段から嗅ぎ慣れた匂いを嗅ぐことで、嗅覚がリセットされるんですって。

そして、いよいよ口に含んで、味や感触、香り、喉の奥から戻ってくる香りなどを楽しみます。これらのお作法に従って、さぁ飲んでみましょう!

最初に試飲したのは「山の上ニューイ」。「信州早生」と「かいこがね」という、長野県・山梨県にルーツを持つホップを使用して作られたビール。レモングラスのような爽やかな香りと苦み、軽やかさ。とても繊細な風味なので、ペアリングする料理もサーモンのマリネなどの繊細な味のものがいいのではという提案があって、参加者もうんうんと頷きながら味わっていました。

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お次は「水曜日のネコ」。こちらはベルジャン酵母が醸し出すバナナのような香りが特徴。苦みは少なめ。見た目は山の上ニューイとあまり変わらないのに、香りや味がけっこう違うことに、初めて飲み比べを体験した参加者さんはビックリした様子でした。ちなみに、水ネコは「30代の女性が日常的に飲めるビール」をイメージして開発されたビールなんですって。

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続いては、ヤッホーさんのフラッグシップ「よなよなエール」です。キャラメルモルトの香ばしい味わいに、カスケードホップを「軸」とした華やかな香りとしっかりした苦み。さすがは、日本の「地ビール」を牽引してきた王道のビールです。

ちなみに、ここで豆知識。パッケージの月が満月でもなく三日月でもないのは、何でもない普通の日に夜な夜な飲んでほしいという願いが込められているのだとか。また、絵柄自体が花札の「芒に月」を思わせるデザインになっている、と。ホントだ!

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4つめは、軽井沢エリア限定で販売されている「クラフトザウルス」シリーズから「ブリュットIPA」。ブリュットIPAは、以前にもこのブログで「僕ビール、君ビール。満天クライマー」をご紹介したことがありますね。

酵素に糖を喰わせに喰わせまくって、極限まで糖を減らした「辛口ドライ」なビール。ホップの香りが鮮やかですっごくイイ!これ好きだな~。

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最後は、満を持してという感じで「インドの青鬼」。6種類のホップをブレンドした、濃厚な香りと強烈な苦みがたまらない!オススメのペアリングは麻婆豆腐やカレー。そうだよね!と参加者が全員うんうんと頷いたところへ、実はこんなペアリングも合いますよ……と紹介されたのが、インドの青鬼×シュークリーム!ええーっ、想像もつかないや。どんな感じになるのかしら。今度試してみようかな?

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以上で、テイスティングは終了。最後に今日の振り返りや、ヤッホーブルーイングがこれから目指していることなどのお話があって、今日の見学会はこれにて終了となりました!最後は感謝の拍手で締め!楽しかったーッッッ!

終了後にナガレさんのところへ行って、こっそり「ヤッホーさんにサワーを作ってほしいんですけど」と嘆願してみました。すると、以前作ったことはあるけれど、乳酸菌などを扱う関係で、設備的にはちょっと難しいんじゃないかなぁとのお返事。うう。せめてビアワークス限定でもいいから出してほしいんだよなぁ、好きなんだもんサワー。

ショップで黄色い「よなよなTシャツ」と「夏限定ビールセット」を購入してから、醸造所を出ました。

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また友人が迎えにきてくれていたので(ありがとう)、車で佐久平駅へ戻りました。また小海線にのんびり揺られて帰るか……と思っていると、なんと驚いたことに、その小海線の野辺山あたりの区間で土砂の流出があったらしく、運転休止とのこと!

駅員さんに尋ねてみると、復旧は夕方6時過ぎの見込みで、代行バスを走らせる予定ではあるけれど、その状況も現時点でははっきりしない、とのこと。それを待っていたら到底おうちに帰れそうもないので、遠回りにはなるけれど、佐久平駅長野駅間の新幹線と長野駅塩尻駅間の特急しなのの特急券を追加で購入して、長野駅経由で帰りました。行きに買っておいた小海線経由の乗車券はそのまま使って良い(長野経由の乗車券を正規で購入するとかなり割高になる)とのことで、そこはちょっと助かったかな。

 

最後はちょっと想定外のトラブルもありましたが、見学会自体は本当に勉強になりましたし、なにより本当に楽しかったです!クラフトビールに詳しくない人でも、とても丁寧に説明してくれるので、きっと楽しめるはず。次の機会があったら、是非参加してみてくださいね。また、ヤッホーさんは色々なイベントを企画していらっしゃるとのことなので、次はそちらにも参加してみたいと思います!ヤッホーブルーイングさん、そして送迎してくれた友人にも、本当にありがとうございました!!!!!