県民性擬人化マンガ『うちのトコでは』の著者「もぐら」さんが新刊を出されたというので購入しました。
その名も『県民ごはん作ってみました』。
県民ごはん、とはその地域で愛されて食されている日常飯なんだけど他の地域の人はほとんど知らない、というモノ。
それを現地に行かずに(見よう見まねで)自宅で作ってみた、というコンセプトの本です。
うーん懐かしいな岡山のえびめし。
岡山の営業所に勤めていた頃は、営業回りの昼飯は「えびめしや」だね、というぐらいハマってました。黒いんだよご飯が。でも甘みがあって美味しいの。オムえびめしが旨いっす。
で、この本の中で紹介されていたのが、新潟のイタリアン。
イタリアンってアレでしょ、洋食屋さんで出る昔ながらのケチャップ味のスパゲティ……と思ったアナタは新潟県民ではないッッッ!(当たり前や)
なんと、新潟でイタリアンというと、「焼きそばの上にミートソースをかけたもの」なんだそうで!
えええ?なんで完成された食品である焼きそばにわざわざミートソースを?てか別々に食べたほうが旨いんじゃ?と、もぐらさん同様に疑問を抱きつつ、作ってみました!
たまたまご近所さんから、大量に採れたてのトマトを頂いたので、コトコト煮詰めてトマトジュースを作り、市販のミートソースと混ぜてソースは完成。
後は普通に焼きそばを作って(もちろん我が家ではイカフライは必ず入れる←広島流)、ただし味付けは控えめにして。
で、出来上がった焼きそばの上にソースをON!
あっ。旨いわコレ。
いわゆる「普通においしい」ってヤツ。違和感ゼロ。てかどうして今までこの可能性に気付かなかったんだろう、というぐらいにマッチしてます。旨いです。
で、残ったトマトジュースは旦那がスープにしてくれました。角切りズッキーニがたーくさん。
写真だと黄色っぽいけど、実物は綺麗な朱色でしたよ。夏野菜はいいよねー。