つれづれぶらぶら

カセットテープミュージックで久々に「レインダンスが聞こえる」を聴いた。こんなカッコいい曲だったかな。懐かしいな。

最近のあれこれ(2021年の冬の始まり)

日本シリーズ観てます。

今年は、バファローズ対スワローズということで、どっちが勝っても素直に喜べる好カード。スワローズはカープと同じセントラル・リーグだし、元々割と好きなチームだし。バファローズカープと同じウエスタン・リーグだし、25年ぶりの優勝っていう言葉に耳馴染みがあり過ぎるし。

でも、ま、どっちかっていうと今回はバファローズに肩入れしちゃうかな。なんたって、去年までカープの2軍監督をしていた水本さんがヘッドコーチで、1軍打撃コーチが元カープの梵(そよぎ)なんだもん。カープ野球のスピリットがバファローズに注入されたと思うと、ちょっと応援したくなるじゃないっすか。

水本さんは、選手としては1軍にも上がれぬまま2年で現役引退、という成績だったものの、その後はブルペンキャッチャーとしてチームを支え続け、指導者としての適性を買われてコーチになり、2016年からはカープの2軍監督として若鯉を育て上げてくれました。育成力に定評のある人で、選手のやる気を引き出すのが上手いらしいので、今年のバファローズベンチの明るさは水本さんの影響もあるのかなと。

……とか何とか言いよりましたら、あ、お、おお、えっ、うわっ、いったー!逆転サヨナラじゃー!!!ヾ(*´∀`*)ノ

いやぁ、1戦目から盛り上がりますなぁ。日本シリーズって面白いわぁ。

 

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水曜日の朝、隣の課の熱烈ジャイアンツファンO課長と廊下ですれ違ったら、「おや、今日はショックで出勤できないんじゃないかと思ったよ」と軽口を叩かれたので、空っとぼけて「ええ、古葉元監督が亡くなられたからショックですぅ」と答えたら、「そっちじゃねぇーよ」と苦笑いされた。いや、O課長が「鈴木誠也がポスティングでメジャーに挑戦」っていうニュースに対しての私のリアクションを見たかったのは分かってますぅ。

でもですね、課長、そりゃあ誠也が抜けるんは大きな戦力ダウンじゃけん、そりゃしんどいのは当たり前ですわぃね。でもねぇ、これはもうずっと前から覚悟しとりましたけぇ。誠也はこんな小さな井戸の中におってええ蛙じゃない。小さい頃から野球が好きで、寝ている間もバットを抱いているほどの野球小僧。ちょけたフリして根は真面目で、誰よりも強い向上心はさらに広い大海へと向かう。

誠也、行っておいで。もう帰ってこんでええ。イチロー・スズキもヒデキ・マツイもショーヘイ・オオタニも霞むほどの大スターになって、メジャーの最高のステージを最後の最後まで駆け抜けておくれ。どうか怪我はせんように。それだけが心配なよ。

今はただ、手塩にかけた駿馬を売りに出す牧場主のように、どうか高く売れておくれと願うばかりです。ポスティングが成功すればチームにも大きな利益をもたらすし、ただでさえコロナ禍でオーナー企業を持たんカープは財政状況がしんどかろうから、このポスティングで潤沢な資産が手に入れば、ずいぶん助かるだろうと思うんですよね。まぁ、それより何より、あの鈴木誠也ですよ、日本の四番ですよ、高う買うてくれんにゃ嘘ですよ。その価値は絶対にあります、保証しますけぇ。

だから、古葉さんの訃報こそショックでしたよ。ジョー・ルーツの緊急退団を受けてシーズンの途中から監督の重荷を背負いながら、カープに初優勝をもたらした偉大なる人物ですもん。昭和の広島人が「物真似やりまーす」って言ったら、必ず柱の陰に半分隠れて「古葉監督」ってね、みんなやりよったよね、昭和のカープファン。

あとは、大瀬良くんと九里くんのFAの行方にやきもきさせられた一週間でしたね。とりあえず大瀬良くんは残留ということで、ひとつホッとしてます。九里くんはまだ答えを出しとらんけれど、一緒に残ってくれたらいいなぁ。でも、九里くんにとってはずっと頑張ってきてようやく手に入れた権利だから、そうそう簡単に答えが出せないのも分かるので、静かに見守っていようと思います。

来年はどうなりますかねー。このまま感染症が穏やかになってくれれば、また気兼ねなく球場に遊びに行けるんだけど。ジェット風船とかはさすがに無理じゃろうけど、応援歌ぐらいは歌いたいなぁ。ああ、野球を観に行きたいなぁ。

 

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会社でりんごをひとつ貰ったので、またキャラメル煮を作ろうと思ったんです。前に作ったとき、息子がえらい気に入って、また作ってねって言ってたから。

sister-akiho.hatenablog.com

でも、さすがにりんご1個じゃ少ないよなぁ、と思ったので、さつまいもと一緒にキャラメルで煮てやろうと。そんでもって、正直、シロさんのレシピはけっこう時間がかかって大変だったんですね。焦がしたキャラメルの中に生のりんごを入れて、焦げ付かないように煮ていくのが面倒だったなって。

もうちょっと簡単に作れる方法はないかと考えて、そういえばウチにはホットサンドメーカーがあったじゃないか!と思い出したんですね。これで時短していきます。

まずは、さつまいもとりんごの皮を剥いて、りんごは芯を取って16等分のくし形に、さつまいもは一口大に切って水に晒しておきます。

さつまいもを皿に並べてラップをかけ、レンジで4分ほどチン。これを、バターを塗ったホットサンドメーカーに並べて、弱火で、両面に焼き色がつくまで焼きます。さつまいもを取り出し、またバターを塗って、りんごを並べて同様に焼きます。

フライパンに砂糖を入れて熱し、茶色くなったら(さすがに今回は黒くなる手前で止めました)、素早くさつまいもとりんごを入れ、キャラメルが全体に行き渡るように混ぜながら軽く煮ます。いい感じになったら火を止め、シナモンを振りかけて出来上がり。

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どうっすかコレ。仕上がり自体はシロさんのレシピとそう変わらんでしょう。
調理器具が増えたものの、レンジとホットサンドメーカーを使えば火の通りが早いし、キャラメルに火が入る時間を短縮することでキャラメルが苦くなり過ぎるのを防ぐこともできます。ホットサンドメーカーで具材を焼いている間に、次の準備を進めることもできるしね。ほんと、でっかいホットサンドメーカーは買って良かった。シロさんも使えばいいのに。よしなが先生、買ってあげてください。

 

それから、今日はスーパーで「鯛のあら」が目いっぱい入って税抜き198円という素晴らしいお買い物が出来たから、せっかくなのでいつもはやらない、ちょっと面倒なレシピに挑戦してみようと思いましてね、「鯛めし」を作ってみました。

鯛のあらを丁寧に洗って、血や鱗を出来る限り取り除いたものをグリルで焼いて、土鍋にだし汁と研いだ米を入れ、その上に焼いた鯛と、臭み取り用にネギの青いとこをちょっと入れて、蓋をして、沸騰するまで中火、そこから弱火にして15分、火を止めて10分蒸らす。ううー、なんか焦げた匂いしてるけど大丈夫かなぁ、でも赤子泣いても蓋取るなって言われてるから確認することもできないしー。

で、蒸らしが終わって、ドキドキしながら蓋を取ってみると。

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お?いい感じ。

でもまだまだ作業は続く。この鯛をいったん土鍋から出して、骨や鱗が残らないように慎重に身をほぐして(箸でやろうとしたら難しかったので手でやりました)、取れた身だけをまたご飯の上に戻して、しゃもじで混ぜ混ぜ。お焦げも混ぜ混ぜ。

はい、召し上がれ。

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税抜き198円の鯛のあらで2合分の鯛めしが出来ました(∩´∀`)∩

手間はかかったけど、思ったより上手くできてホッとしました。鯛の旨味がご飯にしみ込んで、美味しかったでーす!