つれづれぶらぶら

今日一日頑張ったら3連休!お楽しみを用意しているのでめっちゃワクワク。おしごとがんばろ。

マヌルネコを見に名古屋へ

久しぶりに家族3人で名古屋までお出かけしてきました。いや、まぁ、またもや変異株が出現して不穏な空気を醸し出している今日この頃ですから、どうしようかっていうのは本当にギリギリまで家族で協議していたんですけれども、感染対策をしっかり取って慎重に行動しようということで、思い切って出かけてきました。

名古屋は、コロナ禍の前はちょいちょい遊びに行っていた場所で、何しろ名古屋市科学館が息子も私も大好きですからね、そろそろあそこのプラネタリウムが観たいよねっていう話は、いつも息子としていたんです。

とはいえ、うちの旦那はプラネタリウムにまったく興味がない。以前、一緒に名古屋市科学館に行ったときも、プラネタリウムの上映中ずっと熟睡してました。そんなわけで、科学館に行こうよという誘い文句では旦那は乗ってこない。ううむ、何か名古屋で旦那の興味を惹くものはないかしらん。

と、そのとき、私の頭の中に、いつも流れているあの歌が流れ始めたのです。


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そうだ。旦那は前々から「マヌルネコが見たい」と言っていたではありませんか。那須どうぶつ王国はさすがに遠いなぁ、って切なげな顔をしていたではありませんか。しかし、名古屋にも「東山動植物園」という立派な動物園があるじゃありませんか。もしかして、もしかすると、マヌルネコが………

いるーーーヾ(*´∀`*)ノ!!

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その話を旦那にしましたところ、プラネタリウムでは1ミリたりとも動かなかった重い尻が、「さぁ行こうすぐ行こうマヌルたんマヌルたん」とひょいひょい持ち上がりまして、相変わらずネコ科の誘惑にはコロッと落ちる男だぜ。

 

そんなわけで、昨日(1月3日)から1泊2日で名古屋へ行ってきました。Uターンラッシュに巻き込まれるかなと心配したものの、特急しなのの指定席も無事に取れて、スムーズに名古屋へ到着しました。

名古屋に来たからにはまずご当地グルメを食さねばね。味噌カツ丼を食べました。それから地下鉄で東山動植物園へと向かいます。

 

東山動植物園は、息子がまだ保育園児の頃にも一度、家族で来たことがあります。キリンさんとかゾウさんとか、きっと喜ぶだろうってことで連れてきたんですが、大きな動物の姿に怖がってしまって、30分程度で「もぉ、かえろぉよぉ(´;ω;`)」とべそをかかれてしまったため、ろくに見ずに帰った記憶があります。その話を今の息子にしても鼻で笑うばかりで信じようとしないのですが(;^ω^)

しかし、やっぱり広いですね、東山動植物園。広すぎて、結局全部は見れませんでした。植物園のほうには全く行けなかったのが心残りです。

とはいえ、動物はじっくり見ましたよ~。

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どの動物も愛らしくて興味深くて、眺めているとどんどん時間が過ぎてっちゃう。

でも、今回の本命は、やっぱり。

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マヌルネコ

まぁ、時間が足りなくなった理由としては、旦那がマヌルネコ含むネコ科動物の檻の前から動こうとしなかったことが大きいんだけどね(;^_^A

というのも、マヌルたんがずーっと檻の上のほうにいて、ほとんど姿が見えなかったんですよ。で、何とかひと目見たいと粘りに粘ったあげく、ようやく客の目の前まで降りてきてくれたと、こういうことなんです。もっふもふで可愛いなぁ。

他にも、夜行性動物の展示とか、爬虫類・両生類の展示とか、メダカ館とかね、色々と興味深い展示がいっぱいあって、本当にじっくり見ようとしたら到底時間が足りなかったんですわ。また今度ゆっくり時間を作って来よう。

 

ホテルにチェックインしてから、大須商店街へ。

混み合う時間を避けて早めの晩御飯(焼鳥)を食べてから、息子がお年玉でガンプラを買いたいというのに付き合いました。人出はかなり戻っていましたね。お正月の賑やかな商店街の風景でした。これがどういう影響を及ぼすのか考えたら怖いけど、でもやっぱり街が華やかなのは見ていて心が沸き立つね。なんせもう2年ぐらい、ずーっとお通夜みたいな状態だもん、世界中がね。

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翌朝は、早めにホテルを出て、名古屋市科学館へ。

名古屋市科学館は本日から新年の営業開始ということで、プラネタリウムのチケットが売り切れたら困るなぁと思って開館45分前に到着してチケット購入列に並んだのですけれども、その甲斐あって無事に11時20分からのプラネタリウムのチケットをゲット(旦那は展示室のみのチケットを別途購入)。あ、名古屋市科学館は中学生まで無料なんだ、すごいね、太っ腹だね名古屋市さん。

名古屋市科学館に来るのはおよそ3年ぶり、2019年の2月以来です。

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息子が大好きなボーリングコア(理工館6階:最先端科学とのであい)、私が大好きなスパークチェンバーと霧箱天文館5階:宇宙のすがた)などを久しぶりに楽しみました。霧箱はいつまででも眺めていられるわ。

生命館4階の「人体のふしぎ」がリニューアルされていましたね。身体を使った大型のゲーム型展示が増えてて、とっても面白かったです。

一部の展示物は感染症対策で展示中止になっていたけれども、でもだいたいは以前と変わらず、触ったり身体を使ったりして体験できましたね。なんせ展示物のボリュームが半端じゃないから、スタッフさんはそうとう大変だろうなぁ。プラネタリウムの座席も、1回の投影ごとに全部消毒してるんですってよ。ひゃー。

色々見て歩いていたら、予約したプラネタリウムの投影時刻が来たので、息子と2人で6階へ。旦那はマイペースに館内をぶらぶらするよとのことで、ここで別行動。

今回のプラネタリウムの一般投影プログラムは「オーロラの世界」。

まずはいつものように、学芸員さんが今日の星空についての説明をしてくれます。全て生解説です。今日の月の見え方、星々の位置関係、この季節に見える代表的な星や星座の紹介、星の色と表面温度の違いなどを細かく説明してくれます。基本的には大人向けの内容なので、ちょっと難しい話もあったりします。

後半は、本日のテーマであるオーロラについて。

カナダのイエローナイフで撮影された記録映像をドームいっぱいに投影してくれます。実際の映像なので、よく見ると周りで観測している人々のシルエットやテントの灯りなどがそのまんま映っています。まるで自分自身が本当にカナダに行って、そこで一緒に夜空を見上げているようです。オーロラはまるで生き物のように絶えず姿を変え、美しいカーテンの裾を我々の頭の上でなびかせています。なんて美しいんでしょう。

そして、地球を飛び出して、宇宙空間から、オーロラとは何か、どのようにしてオーロラができるのかを観察します。太陽から降り注ぐ大量の粒子が、地球の磁場に阻まれて地球を避けるように流れ、その反対側から戻ってきてオーロラベルトの上に吸い込まれるように落ちてくる、その現象がオーロラなのだと。ここらへんの話も難しくて、私には分かったような分からないような、という感じでしたが(;^ω^)

あと、学芸員さんの解説でちょっと目から鱗だったのは、「オーロラツアーが冬に多いのは、単に現地の夜の時間が長いからっていうだけで、オーロラそのものは年中いつでも見れますよ。オーロラは見たいけど寒いのはイヤだって言う人は、夏に行けばいいんです。夏の夜は暖かいですから、軽装で見られますよ」という話でした。そ、そっか。テレビなんかで紹介される映像はいつも氷に閉ざされたような風景ばっかりだったから、なんとなく寒くないと見れないような気がしてたけど、そっか。あと、「オーロラは夜だけじゃなくて昼にも出てますけど、単に明るいから見えないだけです」っていう発言も、そ、そっか、って気付かされました。そりゃそうだ。思い込みって怖い。

 

名古屋市科学館を出て、名古屋駅のレストランで名古屋コーチンを食べ(めっちゃ旨かった)、特急しなのに乗って帰りました。そんで、茅野駅に降りたら、めちゃくちゃ寒かったっす!!!気温差!!!やっぱり茅野は寒い!!!

 

 

あ、今日は火曜日か。正月休みだから曜日感覚がなかったけど、かろうじて思い出したから今日もかろうじて呪われました。イエーイ。


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妙に古臭い広島弁を喋りよるのと思うたら、そういうことかい(笑)