Merry Christmas!!
今日はクリスマスイブですね。そんなわけで、聴きたくなりますよね、あの名曲を。
そう、00年代に活動していたガールズ・ヒップホップ・ユニット「HALCALI」の代表曲のひとつにして、不朽のクリスマスソング「ストロベリーチップス」ですよね。
この曲については、以前このブログでも取り上げたことがありましたが、なぜかその記事はうちのブログの中でも割と閲覧されているらしく、ちょいちょい注目記事に上がってくるんですよね。なぜだろう。やっぱ皆さん時々HALCALIを思い出したりするんすかね。それとも今の世代からすると新鮮なのかしらね。
デビュー曲の「タンデム」のキャッチーさは今の時代でもまるで色褪せていないと思うのですよ。この曲TikTokとかで使ったらめっちゃウケると思うんだけどな。この人を喰ったようなパロディだらけのMVも楽しいよね。
エウレカセブンが好きな人には懐かしい「Tip Taps Tip」も良曲なんだよなぁ。
で、HALCALIをプロデュースしていたのがRIP SLYMEのRYO-ZとDJ FUMIYA。
そのDJ FUMIYAが今年chelmicoに提供した楽曲がめちゃくちゃにカッコイイので聴こうぜ。どっすんどっすんの低音にブチ上がる。ヘッドホン推奨。
そんでもって、chelmicoのRachelがリリックを提供したのが、lyrical school「Fantasy」。
『MONDAYS』の映画で初めてリリスクを聴いて、最近ちょっと気に入ってる。アイドルとアーティストの狭間、上手いけど不安定さも残る絶妙のバランスが私の好みに合っている。完成された非の打ちどころのないものも好きだけど、こういう伸びしろを感じさせるアーティストも大好物なのよ。それにしてもRachelのリリックって一発でRachelだって分かるのがイイよね。エンジンヴァーの言い方が好き。
映画の中でも効果的に使われていた「TIME MACHINE」。ヤバいぐらいカッコイイたまらん。
で、他にも何かかっこいいやつないかなーと思いつつYouTubeを流し見していたら、iri(イリ)に辿り着いた。最初の一声でしびれた。なんだこのかっこいい声は!
サムネイルの可愛らしいお嬢さんから出るのがこのパワフルでジャジーな低音ボイスだなんてちょっとたまらんじゃありませんか。
んで、知らなかったのはどうやら私だけだったらしく、経歴を調べてみたらSONYだのNikeだのセイコーだのメルセデスだのといった超有名企業のCM楽曲も手掛けているそうで、多分私も何回か耳にしてたんだろうなぁ。
楽曲がちょっと日本人離れしたお洒落さで、そこにこの上質な声だもん、いやーホント痺れちゃいますわ。なんで今まで気づかなかったんだろう私。
そういえば最近テレビとかで水曜日のカンパネラが取り上げられることが多くて嬉しいばかりです。何度もくどく言うけど、よくもまぁ詩羽ちゃん見つけてきたよね!正直、コムアイの後を担うのはしんどかろうと心配していたけど、もう今ではすっかりそんなことを考えていたことすら忘れてしまうぐらいに馴染んでますね。「エジソン」もいいけど「バッキンガム」もいいよ、壮大な歌詞に見えて実は東京都の極めて狭い地区のことを歌っているだけというギャップがたまらーん。
そんなわけで、クリスマスイブの夜を彩るガールズラップの楽曲をいくつかご紹介させていただきました。っていうか、ホントにさ、そろそろHALCALIに気づいてくれ若人たちよ。頼むぜ。メリークリスマス。