自分の創作の裏話とか、たまにはいいかなと思いつつ書いてみる。
作者が製作側の内情を話すのは読者の想像力の妨げになると思うんであんまりしたくないんですが(その割には今までも結構ベラベラ喋ってきてるけどw)、まーね、もう読んでる人もほとんどいないしね、そもそも私の個人的な楽しみのために書いてるよーなもんだから、そんなに肩肘張る必要もあるまいよ。
てなわけで。
不定期連載中のフェイバリットのことなんすけどね。
意図的に、今までの作品群と書き方を変えてる部分があるんですよ。
それは、固有名詞とかCMとかの、いわゆる内輪受けとゆーか「特定の知識を有する人にしか通じないネタ」を躊躇なく盛り込む、とゆーこと。
今書きかけ(まだUPしてない)のトコにも、私が小学生の頃にキャンプファイヤーとかでさんざん歌ったり踊ったりしてた懐かしいネタを盛り込もうとしてるんだけど、書きながら「これ知ってる人おるんかなーwww」と苦笑してたり。
『梅』本編あたりでは、そういうことは極力しないように努めてたんですよ。
やっぱ読者の存在を意識してたもん。
読者に「何これぇ~?超意味不明だしぃ~」と思わせたら、続き読んでもらえなくなるもん。
ミステリだもん。最後まで読んでもらえなきゃ意味ないんだもん。
梅で固有名詞っつったら、タバコの銘柄とか出してるけど、ありゃまぁ、「カルティエ」って誰でも知ってるブランド名に頼ってるもんね。そのタバコ自体は知らなくても、なんか高級そーな雰囲気だけは説明無しでも伝わるでしょ。
それに対して、ランランルーとか「知ってる人しか知らん」ネタでしょ。
でも、フェイバリットはミステリでもなんでもないし、作者自身プロットすら立てていない成り行き任せの雑文的小説やからねー。
ま、元ネタが分からんかったらググって頂戴ねー、と無責任に考えながらダラダラとグダグダと書いておるわけです。ふふふ。