つれづれぶらぶら

旅行記はちょっとずつ仕上げていきます。お楽しみに~。

実家に帰らせて頂きます・4~懐かしい人々と共に~

小学校時代の担任の先生が定年を迎えられたというので、当時のクラスメイト5人で先生をお招きして「プチ同窓会」を開く。

なんせウン十年ぶりですからね、地元に残っている仲間もほとんどおらず、連絡先もなかなか掴めない状態の中だったけど、EさんとY君が頑張ってセッティングしてくれた。

 

当時、ウチのクラスはめっちゃ仲が良くて、それもこれもM先生が皆を盛り上げてくれてたからだった。

久しぶりに再会したM先生はすっかりお爺さんになっていたものの、優しくて人懐っこい笑顔は昔のままで、ぶよぶよのデブおばはんになってしまった私を見てもすぐに「Kさん、変わっとらんねぇ」とニッコリなさる。

他のメンバーも全員オッサンやらオバハンやらになっていて、最初は「誰だっけ?」と思ったのだが、喋り出すと昔の面影がちらちらする。昔はお調子者だったM君が驚異の記憶力で、あんなことがあった、こんなこともあったよ、と色々話す。私はほとんど思い出せないのだが、先生は目を細めて懐かしんでおられた。

 

「僕の長い教員生活の中で一番印象に残っているのが君らのクラスだった。僕はいつもあのクラスを目指していた」

 

と先生はおっしゃる。

その口調は真摯で、決しておべんちゃらではない本音の響きがあって、ちょっと涙が出そうになったり。

 

先生が退席された後もメンバーはまだ興奮していて、次はもっと人数を増やそうでぇ、アイツとは連絡つきそうじゃ、あの子は海外に行ってしもうたが実家はまだあるけぇ帰ってこんかね、などなど、早くも次の同窓会の予定を立てるのに夢中になりました。

そうそう簡単には広島にも帰れないけど、親友のSちゃんに「次も来るじゃろ?アンタが来んとつまらんけん、来てよ?」と言われると、ちょっと頑張って休暇取らんといかんかな、と思ってしまう。いや、何年経っても「来いやァ」と笑って誘ってくれる仲間がいるというのは本当にありがたいものだと思います。

 

余談だけど、小学校の卒業アルバムを探すために、実家の押し入れの奥の段ボールを開けたら、黒歴史…ゴホンゴホン、学生時代の創作ノートが大量に出てきたので赤面。

しかも段ボールがなんか新しいのは、ま、まさかお母ちゃん、これ詰め替えたん?中身を見たん?ギャー!ε=(ノ>д<)ノ