つれづれぶらぶら

楽しい楽しいお出かけしてきます。お土産話たくさん持って帰るね。しばしお待ちを!

最近のあれこれ(2023年の春)

今年の春はなんだかとっても早い。例年なら諏訪地域では4月の中旬ぐらいに桜が満開になるというのに、今年は4月頭に咲き始めて、そして今はもう散り始めているっていうね。こういうのも地球温暖化の影響なのかしらね。諏訪湖もめったに全面凍結しなくなったし。

ちなみにこれは、ソメイヨシノじゃなくてタカトオコヒガンザクラ。そういえば高遠城址公園にも長らく行っていないなぁ。杖突峠を通れば、高遠までは一本道なのだが、その杖突峠自体が私にとってはあんまり通りたくない(急斜面と急カーブがひたすら続く)道だもんで、なかなかね。まぁ、なにより一緒にお花見に行こうと言う人がいないから、そもそも動機がないんだな。またいつか誰か誘って行きたいものです。

 

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今夜の晩御飯は、鮭のちゃんちゃん焼き風焼きそば。なんとなく、こないだの餃子パーティに引き続いて、ホットプレートで豪快に作って各自が取って食べる系の料理が作りたいなと思いましてね。

レシピは特に調べずに、だいたいこんな感じだったっけな、と過去の記憶を掘り起こしながら、テキトーに作ってみた。北海道の人が見たらこんなのちゃんちゃん焼きじゃないよと言われるかもしれないけど、ま、別にいいじゃん。

キャベツ、タマネギ、ニンジン、シメジ、ニンニク、長ネギを適当にカットしてホットプレートに並べ、その上に鮭の切り身をのっけて、蓋をしてしばらく放置。

時々思い出したように蓋を取って、ヘラでがっしゃがっしゃとかき混ぜてみたりして、そうしているうちに鮭の身はぼろぼろにほぐれて混ざっていく。ほどよく具材に火が通ったところでタレ(液体みそ+みりん+酒+砂糖+チューブのニンニク)をぶっかけて、バターを少し落とし、炒めながら混ぜ込む。

最初の構想では、先にちゃんちゃん焼きを食べてから、タレの残ったホットプレートで中華麺を焼こうと考えていたんだけど、旦那と息子から「麺も一緒に炒めちゃえばいいじゃん」と言われたので、んじゃもうこれ「ちゃんちゃん焼きそば」ってことで。

できましたー。

うん、美味しかった。味噌×バター×ニンニクに死角なしだね。また鮭の切り身が安かったら作ってみよっと。

 

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カープは神宮で3連敗を喫したあと、地元マツダスタジアムに戻ってきて、タイガースさんに1敗して、おおカープよ4連敗とはなさけない、と嘆いていたら、その翌日は雨天中止。はは、打てん中止かよ、なんて手垢のついたようなオヤジギャグを呟いてみたりして。

ところが、その翌日、これまた雨の降り続く中での試合で、ついに今シーズンのカープ初勝利。これが新井監督の初勝利にして、マツダスタジアムでの通算500勝という、球団史に残るメモリアルな勝利であったにもかかわらず、なんと「降雨によるコールド勝ち」というなんともリアクションに困る微妙な勝利であったというのが、新井さんっぽくて、「さすが新井さん、監督になっても【持っとる】のぅ」と皆さん笑ってたというね。

だけど、コールド勝ちでも勝ちは勝ち。その試合で何か吹っ切れたのか、昨日と今日はジャイアンツに勝って3連勝。イエーイ。今日の試合はうちの兄も現地観戦したらしく、宮島さんを歌って気持ち良く球場を後にしたそうです。イイナー。

 

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前回の再生リストの記事を編集している最中に、坂本龍一さんの訃報が飛び込んできて衝撃を受けた。1月に高橋幸宏さんの訃報を聞いたばかりだったから、余計に「ああ……」という気持ちになった。


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前の記事でも触れたけど、うちの兄と姉は日本のアーティストにたいして関心がなかったにもかかわらず、YMOだけはよく聴いていた。もちろん、あの頃はうちの兄姉だけじゃなくて、日本中が――それこそどこの学校の運動会のかけっこにもライディーンが流れていたぐらいに――YMOに熱狂していた。

だけど、ふと思い出すと、そうだ、うちの兄と姉がYMOをよく聴いていたのは、「スネークマンショー」のためじゃなかったっけ。♪咲坂と♪桃内の♪ごきげんいかが♪ワンツースリー。小林克也さんと伊武雅刀さんのブラックユーモアてんこ盛りユニット。これをプロデュースしていたのがYMOの細野晴臣さん。


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そういえば、兄貴と姉貴は、いつもなんかこそこそ2人であれこれ聴いていて、年の離れた末っ子のガキんちょの私には1stアルバムの『スネークマンショー』のカセットは聴かせてくれたものの、2ndアルバムの『死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!』は「子どもの聴くもんじゃない」と言って、なかなか聴かせてくれなかったんだよなぁ。成長してからようやく聴くことができたそれは、いやぁ、うん、ははは、実にいいねぇ。子どもには聴かせられんねぇ。ぐふふ。『愛の野球場』が大好きですが、ここには貼らないよ。興味あるオトナは検索されたし。むふ。

 

それはさておき、YMOのメンバーはあんなにカッコイイ曲を作るのに、お笑いとも親和性が高くて、坂本教授がダウンタウンと組んだ「GEISHA GIRLS」が私は大好きでした。ダウンタウンの思いつきの一言から、坂本龍一、テイトウワ、富家哲などの豪華メンバーが結集して、面白くて最高にカッコイイ楽曲を作り上げていくのがたまらなく好きでした。

と思い出を語ろうとしたら、やっぱり同じことを考えている人が多いらしく、当時のテレビ番組を高画質でUPしてくれている人がいた。この番組めっちゃ観てた。まさかこの令和の時代にこんなにクリアな画質で再試聴できようとは。


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言うて、いつ消されるか分からない動画ですのでね、同じ思いを抱いていらっしゃる方は早めにご視聴なさるのがよろしいかと。消さないでほしいなー。この映像は貴重ですよ。若々しいダウンタウンの姿もまたいい。そしてハマちゃんはやっぱりリズム感がいい(ライブ映像で見るとそれがよく分かるね)。

高橋幸宏さん、坂本龍一さんのご冥福を謹んでお祈りいたします。寂しい春です。