つれづれぶらぶら

あと少しだけ頑張ったら静岡行くんだ。酔い蛍グループの皆さ~ん!現地で会いましょう。

2023年の正月雑感

あけましておめでとうございます。

今年もなにとぞご贔屓を賜りますようお願い申し上げます。


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別にこの動画とは何の関係もないんだけど、最近更新されてなかった「ハンサム課」のテーマ曲のフルヴァージョンなので嬉しくてさ。ってかファニムビさんいっぱいお仕事していらっしゃるわ。どれも安定のクオリティなのがさすがっす。

 

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三が日も2日目が終わりかけてますけど、そこそこ充実した休日を過ごしております。

昨日(元日)は初売りに行って、息子用に新春特別価格なんと7割引きのスニーカーを2足ゲットしてきました。男子のスニーカーって定価で買うとけっこう高いんだもん、こういうチャンスは逃さないようにしなくちゃ。ってか、また息子の足のサイズでっかくなってた。もう私より足が大きいのね。思春期の子供の成長ってホント早いわ。

私が靴屋で争奪戦を繰り広げているその頃、旦那は息子と一緒にゲーセンでUFOキャッチャーと格闘し、お目当てのリアル猫ちゃんぬいぐるみをゲットしておりました。帰り道の旦那のウキウキ浮かれっぷりがすごい。まったく、普段は不愛想なくせに、猫が絡むと人格が変わる男じゃ。やれやれ。

夕方の4時頃に諏訪大社の上社本宮へ。元日に初詣に来ることはめったにない。だっていつもすごーく混雑しているんだもん。駐車場に入るだけでも30分以上かかるとかはザラですもん。でも、日が傾きかけた夕方になると遠方からの参拝客はだいたい帰っちゃった後だから、割と空いてました。ゆったりお参りできましたよ。

去年は旦那も息子も私もあっちこっち体調不良に悩まされたりしてたもんで、とにかく家族の健康と安全をお祈りしました。あと仕事のほうも、もうちょっと穏やかにこなせるといいな、なんて。今年こそは心穏やかに過ごしたい。あれこれ多くは望まないから、お願いしますよタケミナカタ様。

 

そんでもって、今日(2日)は何の予定も入っていないし、旦那が家にいるから息子の昼ご飯だのそのあたりは任せておけるので、じゃあ今日はお母さんの休業日にするねと宣言して、松本までビールを飲みに出かけてきました。詳細はまた次のクラフトビールまとめ記事でお話ししますね。とりあえずお伝えしたいことは、ついにパイントグラスを買ったぞー!ってことです。うふふ。これでナイトロ缶にチャレンジできるんだわ。うふふふふ( *´艸`)

 

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元日の夜に、BS12で『映画大好きポンポさん』をノーカットで放映してました。BS12はここ数年アニメに力を入れているけど、この年明けのタイミングにこの映画をチョイスするセンスは素晴らしいぞBS12!

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観ていて本当に勇気がわいてくる映画。もちろん描かれているテーマは、大好きなことのために他の全てを犠牲にする覚悟があるかというシビアなモノづくりの話なんだけど、でも「ひとりで立ち向かえ」じゃなくて「みんなで力を合わせたらきっと乗り越えられる」というメッセージが素晴らしいよね。良い映画。あと、やっぱテンポがすごくいい。

 

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今年の抱負とか、そういうのは毎年とりたてて決めていないんです。なんせ、あれがやりたいこれがやりたいって思ったって、物事のタイミングが合わないとできなかったりするし、まぁそもそも私自身が唐突な思いつきだけで行動し始めるタイプの人間なので、その時はそう決めても次の瞬間にはもう他の物事に興味が移っちゃったりするんすよね。だもんで、特に何にも決めないで、自分をふわふわ中空に浮かべておいて、頭の先っちょのアンテナに何かが引っかかるのをぼーっと待ってます。とりあえず今はクラフトビールを調べるのが楽しいので、しばらくはこの流れに乗っていきます。

 

精神面の話をすると、そうだなぁ、そろそろ「イッツ・ノット・マイ・ビジネス」の姿勢を確立していきたいなと、最近ぼんやり考えてはいます。お節介焼きな性格なもんで、どうしても息子とか若い後輩たちにあれこれ世話を焼いてしまいたくなっちゃうんですよね。前まではそれが意味のあることだと思ってて、私の持っている技術の全てを伝授するのが私に課せられた使命なのではないかなんて意気込んでたんだけど、最近ね、どうもそいつは要らんお世話なのかもよと脳内の私が警告を発してきています。

子どもが転ぶ前に手を出して抱きとめてやるのが愛情だと思っていたけれど、そうだよなぁ、転び方を教えてやるのも必要なんだよなぁ。大怪我にならんようにだけ気をつけてやって、小さい擦り傷は自分でなんとかせえと、そういうのも愛情なんだよなぁ。何でもかんでも私が口を出していたせいで、自分で物事を考えるよりも先に私を頼ってしまう後輩たちを量産してしまっていたのかもしれない。それはアカンよ小泉さん、と私の中の私が眉間に縦皺を寄せています。放任するっていうのとは違うけど、勇気ある知らんぷりも多分必要なんだろうなぁ。息子に対してもね。子離れしていかんとな。

 

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なんというか脈絡のない記事だな。うーんどうにも締まりが悪い。というわけで、最後はやっぱりアニメで締めよう。あ、からめるさんがお年賀アニメを作ってくれたみたいだよ。これを観ながら、みんなで新年を祝おうじゃありませんか。


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……うん、最後は絶対にそうなると思ってた。もはやこれは様式美だな(;^_^A

ま、なにはともあれ、今年もよろしくお願いしますね。てへ。

2022年の大晦日

年末だからって、1年を振り返ったりなんぞはしないのです。

主婦にそんなヒマはないのです。大晦日ですもの、年越しの晩餐の準備に追われておったのです。朝からずっと台所に立っておったのです。

という書き出しを、去年のブログからコピペしてきました。去年は一昨年のブログからコピペしてきたわけです。書き出しが決まってると楽だな。毎年これでいこ。

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そんなわけで、例年恒例の大晦日のご飯の記録でございます。

去年、使い捨てのお重箱を使ってお弁当仕立てにしたことで、テーブルにお皿をいっぱい並べなくていいし、各自が自分の食べられるぶんだけ食べて、残りは翌日に食べればいいから、小食の姑にも無理せず食べてもらえるから便利だし、食器を洗う手間も省けていいことづくめだなと思いましてね、今年もセリアでお重箱を買ってきました。

メニューもだいたい例年と同じなんですけどね。

まず、レンコンと椎茸、手綱こんにゃくと金時人参の煮物。例年は金時人参を煮込みすぎてぼろぼろに煮溶かしてしまうので、今年は煮すぎないように注意して作りました。

 

金時人参の半分は紅白なますにしたよ。姑によく出来ていると褒められたので嬉しいです。うふ。

 

ゆり根は、去年は天ぷらにしたんだけど、やっぱり家で作る天ぷらはお店で売っているものほど美味しくできないなと思いまして、今年はバター醤油炒めにしました。今年のお正月に作って家族に好評だったやつ。これ簡単だし美味しいのよね。

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それから、うちの定番おかずの焼きブロッコリー。もはや我が家でブロッコリーを茹でることは皆無。だって焼いたほうが絶対に美味しいんだもん。

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このほかにも色々作ったり買ってきたりして、重箱に詰めていきます。まず、汁気があるものを、一の重につめつめ。煮物と紅白なます、それから旦那が昨日作っておいてくれた豚の角煮。繊維がほろほろにほどけてて美味しいのよ。

二の重は既製品も利用してカラフルに。

だし巻き卵は旦那が作ってくれたもの、海老マヨとチキンナゲットと蒲鉾は既製品。それに芋きんとんのサラダ煎餅サンドを添えて。これは一昨年作ったのと同じレシピ。手で持って食べられるし、芋きんとんの甘さとサラダ煎餅の塩気のバランスがいいのです。

 

それから、今年もやっぱり年越しはタンタンメン。長野県民にはお馴染みのラーメンチェーン「テンホウ」のタンタンメンセットはとっても便利。別売りでチャーシューやメンマも売ってるよ。これに、旦那が作った煮卵を乗せていただきました。黄身が超絶とろとろで、角煮の汁がしっかり浸み込んでてめっちゃうまうまでした。

 

食後のお酒は、うちゅうブルーイングの「ALDEBARAN」。

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アルコール度数10%のTRIPLE IPA。まるで皮ごと搾った濃厚なグレープフルーツのような香りと強烈な苦み。ジューシー!

で、でもやっぱり10%はきっつー!やわらぎ水を飲んでもやっぱり酔いがぐらんぐらん回ってきました。というわけで、ついさっきまで寝落ちしてたんすよ。目が覚めたらもう日付が変わりそう。そんなわけで、ただ今、大慌てでこの記事をまとめております。ああ、今年は色々と慌ただしい1年だったけど、最後もやっぱりこうなるのね。

来年こそはもうちょっと心穏やかに過ごしたいものです。というわけで、皆さまにとっても良い1年になりますように、心から祈念いたしまして、今年1年の感謝の言葉に代えさせていただきます。来年もどうぞご贔屓に。

クラフトビールを飲んでみた・その6

飲んだクラフトビールの感想をブログの下書きに書き溜めておこうシリーズ、第6回目でございます。 

松本城ビアフェスクラフトビールの世界に足を踏み入れてから、約100日が経ちました。その間にあちこちの酒屋さんに立ち寄ってみたり、それまで全く縁がなかった「タップルーム」にも行ってみたりして、多様で広大なビールの世界を楽しんでおります。

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とは言ってみるものの、そもそも私の出発点が「アンチ・ビール」だったわけで、『こは酔い』のアン子ちゃんと同じように「ビールの味がしないビール」を求めてきたわけです。したがって、多く飲まれているピルスナーやスタウトよりも、サワー系やフルーツ系などの変わったものを優先的に選んでしまいがち。そろそろ定番のビールに回帰してもええんちゃうん、と思ったりもするけれど、今日もやっぱり酒屋さんで「なにか面白いビールはないですか」と尋ねている私。まぁしばらくはこのまま進みましょう、気が済むまで。ね。

 

そんな感じで、今回もちょっと一味違う感じのビールばかり揃っております。まずはこちらからどうぞー。

 

1 AJB Co.「WASTE 2 BEER 花」

(Fruited Sour ABV3.5% IBU?)

anglojapanesebeer.com

このシリーズではすっかりお馴染みの、長野県は野沢温泉村の「リブシーさん」ことアングロジャパニーズブルーイングカンパニー。チャレンジ精神と強いこだわりを持ち、日本中にファンを増やし続けているブルワリーさんです。私も好きー。

以前ご紹介した「bread」は廃棄されるパンの耳を再利用したビールでしたが、今回の「花」は廃棄される予定だったグレープフルーツジュースとハイビスカスを再利用して作られたフルーツビールです。この取り組みについては、こちらの記事に詳細が書かれています。

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グラスに注ぐと、ハイビスカスの淡い赤色がとても綺麗です。苦みは全くなくて、グレープフルーツとハイビスカスのフルーティーな酸っぱさがとても爽やかでお洒落。アルコール度数が低いので身体に負担がかかりにくいのが嬉しいところです。まさに「ビールの味がしないビール」を飲みたいときにうってつけですね。

 

2 AJB Co.「DANSK JULEØL」

(Vienna Lager ABV6.0% IBU?)

デンマーク商工会議所のクリスマスイベント15周年を記念して、デンマークの首都コペンハーゲンのブルワリー「Mikkeller」とのコラボレーションで生まれたクリスマスのためのビール。というわけで、私もクリスマスイブの夜に飲みました。

ピルスナーよりも歴史が古いと言われるVienna Lager(ウインナーラガー)というスタイル。液色は赤褐色。最初に、焦がしたカラメルのような香りと苦みと甘みを同時に感じ、その後、しっかりとした豊かな麦芽の味が広がります。スコッチエールやバーレイワインを飲んだときのような、深く熟成された味わいを感じました。ハーゲンダッツのキャンディングアーモンドとペアリングしてみましたが、うんうん、合うねー。

 

3 In a daze Brewing「鹿塩ゴーゼ」

(ゴーゼ ABV4.0% IBU16)

inadazebrewing.com

長野県伊那市にあるイナデイズブルーイング。そこで「ゴーゼ」を作っていると聞いて、さっそく買ってきました。『こは酔い』の5巻で、塩と乳酸菌を使って作るケトルサワーだと聞いてから、めっちゃ面白そうやん、どっかで飲めないかなと探していたのですよ。

この鹿塩ゴーゼには、長野県下伊那郡大鹿村という南アルプスの山奥にある村で取れた山塩を使っているそうです。余談ですが「大鹿村中央構造線博物館」にいっぺん行ってみたいと思ってるんですけどね、何しろひたすら山道を走らんと行けれん場所にあるもんで、なかなか行く勇気が持てない。少なくとも冬の間は無理だな。

話がそれました。では、飲んでみますよ。グラスに注ぐと、液色は濁った黄土色です。おーっ!酸っっっっぱー!そして、塩っっっっぱー!苦みは全くないんだけど、何しろ単品で飲むとクセがすごいんじゃあ。

だがしかし、ふふ、ちゃんと用意してあるもんね、野沢菜漬け。これをつまみながら飲んでみたら、これが相性抜群、ベストマッチ!「長野県民が集まると、野沢菜とお茶で延々お喋りをし続ける」というのは長野県民あるあるですが、このゴーゼだったらさらにヤバいことになりそう。ゴーゼ野沢菜ゴーゼ野沢菜の永久運動が止まらなくなっちゃいそうだわ。ということで、このビールにはうちの旦那から「長野県民殺し」の二つ名が命名されました。しかし、野沢菜もいいけど、すんき漬け(木曽の伝統的な乳酸菌発酵の漬物)だったらもっと合うんだろうなー。

 

4 Far Yeast Brewing「もりともり」

(Free style Sake Yeast Beer(Rice Ale) ABV6.5% IBU15)

faryeast.com

山梨をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」の一環として、山梨県北杜市産の米を副材料とし、清酒用の酵母で醸したライスエール。

液色は白に近い薄黄色。冷蔵庫から出したばかりの冷えたビールをクッと一口あおると、ガツンとしたパンチを喰らいました。苦みも鮮やかだけれども、それ以上にキリッとしたドライな強さが印象に残ります。確かに、よく冷えた辛口の吟醸酒をクイッとあおった時の、あの喉の奥にくる感覚に近いかな。他のビールとは少し違う味わいがあると感じるものの、私の貧弱な舌ではうまく表現できません。

水温が上がってくるにつれて、苦みが和らいでくると、次第に日本酒独特の甘い香りがふんわりと出てきます。ちょっとぬるいぐらいが美味しかったな。飲み終わってから、これを燗酒、すなわちホットビールにしたらどんな感じになったのかしらと思いました。ちょっと残しとけばよかったなぁ。

ちなみに、私がこのビールに対して最も「他のビールとは違う」と感じたのは、尾籠な話で恐縮ですが「げっぷ」。喉の奥から戻ってくるげっぷの匂いが、ビール特有のあのもったりした感じとは違って、穏やかな白米の匂いでした。おお。きちゃない話で申し訳ないっす。

 

5 エチゴビール「紅茶香るインディアペールエール

(India Pale Ale ABV4.5% IBU35)

echigobeer.com

地ビール醸造所の先駆け、新潟県新潟市エチゴビール。流通量が多く、スーパー等でも販売されていることが多いビールメーカーです。

まず目を惹くのがこの可愛いパッケージ!ハリネズミとゾウさんの可愛らしさに目を奪われ、む、紅茶のビールだって?どんな味がするんだろう?と気になったので購入しました。

缶を開けると、もこもこっと泡が膨らみます。液色は紅茶のような綺麗な赤褐色。冷蔵庫から出したばかりの冷えたビールに口をつけてみると、うん?紅茶の匂いはほとんど感じ取れません。そして、しっかり苦いです。IPAと呼ぶよりも、略さずにインディア・ペール・エールと呼びたい気分。ただ、飲んでいるうちに、その「苦み」が重層的であることに気づきます。前面にあるのはIPAらしいホップの苦みなんだけど、もう1段奥に違う苦み、渋みがある。これが紅茶の茶葉の味なのかな?

水温が上がって苦みが薄らいでいくと、次第に紅茶の香りや風味を感じ取れるようになってきます。飲み終わるあたりで、紅茶の上品な香りが鼻腔をふわっと抜けていきます。苦みも後を引かないので、後味はいいですね。

 

今回はこんな顔ぶれでした。って、意図したわけじゃないけど、結果的に山梨・長野・新潟のブルワリーばかり揃っちゃった。だからといって甲信越特集と銘打つには物足りない。もうちょっと経験を積んで、あらためて甲信越特集やりましょうかね、いつか。