(前記事より続き→)
茶臼山で遊んだ日の晩から熱を出した息子、しかしながら翌日は熱があるけど食欲もあってテレビ見ながらふふふふーん、なんて感じだったんで、まぁ疲れて風邪ひいたんかな、と思ったものの、翌朝にも熱は下がらず、しかも右耳の下が腫れて痛がるので「ヤバっ、おたふくかぜかな?」と危惧して、旦那に頼んで(私は客との先約があって休めなかったので)息子を掛かり付けの小児科医に連れて行ってもらう。
帰宅するとまだ熱が高い様子、でも旦那が借りてきた戦隊もののDVDを楽しそうに見ているので、
「おたふくかぜだったん?」
「いや、EBウイルス感染症の疑い、って言われた」
「へー、まぁでもそれなら熱が下がれば保育園行けるんやね」
「とりあえずまだ分からないから、2日後に来てくれって」
「はいはーい」
と、まだ全然余裕こいてました。
ところがその翌日も熱は下がらず、耳の下以外にも頭痛や腹痛を訴え続け、夜には体のあちこちに麻疹が出る、さらには目も充血し始め…と、日を追うにつれて容態が悪化。
これはさすがにヤバい、と翌朝一番で掛かり付け医を訪ねると、息子の顔や体を見た医師の顔がサッと険しくなる。
「これはEBウイルスではないようです。川崎病の疑いがあります。紹介状を出しますから今すぐに大病院へ行ってください」
「えっ?川崎病?」
初めて聞く病名と、今まで見たことのない医師の緊迫した様子に不安になる私。
手短に説明してもらったところによると、心臓に関わる病気であること。
最近は治療法が確立されているが、後遺症のリスクもある病気であり、できる限り早期に治療を開始すべきこと。
不安を抱えつつ総合病院へ行くと、やはり答えは同じ川崎病。
点滴により血液製剤を用い、経過を観察しつつ治療をする必要がある、とのことでそのまま緊急入院。おおむね2週間。
パニックで泣きそう(T-T)
しかしながら検査や点滴を嫌がりながらも唇を噛んで耐えている息子の姿に、母親の私が泣いててどうすんねん、と我に返る。
義母に救援依頼し、交替で入院手続きを進める。夜にはパパも駆け付ける。
検査を頑張ったご褒美にと、普段は絶対買わない付録付き雑誌「てれびくん」を買ってやったら、いきなり元気になった息子。
なんや!現金やなぁヾ(=^▽^=)ノ