4年2か月もかかって、よーーーーーーっやく完結しましたよ!
遅い!!!!
いやまぁ、別に急ぐ用事もなかったからアレなんですけど、それにしても長かったですねー。
書き始めた頃はアズマがちょうどウチの息子と同い年だったんだけど、もうウチの息子6歳になっちゃいましたからね。
色々と後日談も書こうかと思ったんですが、あまりぐだぐだしてもアレかな、と思って、最後はピシャッと閉めました。
なので、カットされたシーンがいくつかあって、そのうちのひとつは、
【芹沢氏が阿鬼ちゃんのお母さんに挨拶をした後日談】
ふと、父さんの遺影が目に入った。それでアタシは気がついた。
「母さんさァ、芹沢さんのコト、けっこう好みのタイプでしょ?」
すると母さんは着物をたたむ手を止めて、真顔で言った。
「ええ。どストライクよ」
どストライク、っていう言い回しが気に入ってたんですが、展開上入れられなかったんで此処に残しときます。
阿鬼ちゃんのお母さんのエキセントリックな性格はもうちょっと書きたかったんですけどね。元祖阿鬼ちゃんというか、遺伝子の半分というかね。
あと、油濱老人が村上春樹の『ノルウェイの森』を読んでる、というシーンも入れたかったけど入れられなかった。
古典文学だけじゃなくて若者向けの小説も読み始めたってとこで、油濱翁も微妙に変化してるとゆーね…。非常にどーでもいい内容だったのでカットしましたけど…(;´Д`)
あと、芹沢義久氏の過去のトラウマについては、結局ちょっぴりしか触れられなかった。本人が話したがらないし、阿鬼ちゃんも聞こうとしないし、で、もうこれはそっと封印しといてやるか、と思った次第です。ま、たいした話でもないんで。
さて、完結して、すぐさま「あいらんど大賞」にエントリーしてきました。これでもう手直しは出来んぞ。誤字脱字があっても知らんぞ。予選落ちしたら、その後でそっと直すので、気づいた人はこっそり教えてね。
ところで、阿鬼ちゃんはずっと作者の投影的な書かれ方をしていたので、阿鬼=作者みたいな見方をされることも時々あって、私自身も最初はそういう意識があったんですが、書けば書くほどにどんどん阿鬼ちゃんと私が遠ざかっていきます。もう完全に別人じゃね。
確か、ずいぶん昔にどっかで書いた登場人物プロフィールでは、阿鬼ちゃんを蠍座のA型(作者と同じ)と設定していたはずなんですが、書いてるうちに、うんコレ絶対に違うわ、と。
じゃあ何座の何型か、と考えると、占星術的には「火」だろう、血液型はBしかないだろう、と思いまして、牡羊座のBか射手座のBじゃないのかな、と。あれ?どっちもアタシの知り合いにいるや(ちなみに射手座のBは旦那で、牡羊座のBは親友に2人もいます)。あはははは。
逆に、芹沢氏は書き始めた当初はウチの父親をイメージしていたので、双子座のBかなと思ってたんですが、コレも絶対に違うや、と。占星術的には「水」だろう、血液型はABだろう、と。蠍座のABとか、すごくしっくりくる気がしますが、どうでしょうね。
まぁそんなこんなで、なんとか完結しましたです。
これもそれも、応援してくださった皆さんのおかげです!
本当にありがとうございましたーーーーー!
オワタ\(^o^)/