いやー、ここんとこ毎年あっちこっちで自然災害が頻発しておりますけれども、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。
長野県は台風に強い県(山脈に囲まれているおかげで風の被害を受けにくい)と言われているので、県民の危機管理意識がいまいち低いのですよね。
だけれども、今回の台風はさすがに防ぎようがなく、うちの近所の川も一時は危険水域にあって、近隣に避難指示が出たりもしたんですが、幸い大事には至らずでした。
北部のあたりは全国ニュースでも報じられたとおり甚大な被害が出ているようで、胸が痛みます。いやもう、本当に毎年毎年ひどいねぇ。
で、極めて個人的な話をすると、仕事のストレスやら気圧や気温の急激な変化やらのせいで、台風直撃の下、私は風邪をひいて臥せっておりました。
本当に何事もなくて助かったけど、病人だと避難準備するのとかもめっちゃしんどいよね。何を持っていけばいいか分からんし。
あー、ホント、危機管理意識ないなー、と風の音を聞きながら、ぼんやり反省しておった次第です。気をつけよう、うん。
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お馴染みの「こんなん買いました」のコーナー。
今回ご紹介するのは、アニメ映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督のエッセイ集『終らない物語』です。
元々は「WEBアニメスタイル」のホームページ上に連載されたコラムで、それを加筆修正してまとめたもの。
幼少期のアニメ映画との出会い、大学時代に持ち込んだ『名探偵ホームズ』の脚本が宮崎駿に認められてアニメ業界に参加するようになった経緯などから始まり。
それから、宮崎駿の片腕として活躍し、大塚康生、高畑勲、大友克洋などのそうそうたる面々にもその才能を高く評価されながらも、度重なる不運や挫折に見舞われ。
幾多の困難にも諦めずに一歩ずつ前に進み、最終的に最初の劇場版監督作品『アリーテ姫』を世に送り出すまでの道のりが記されています。
アニメーションの技術的な話や脚本・絵コンテの作り方などの専門的な話も興味深く、また、幾多の困難にも負けず明るく頑張るヒューマンドラマとしても非常に面白いのです。
また、登場する人々が揃いも揃ってアニメ界のレジェンドだらけで、その“神様”たちの人間臭い一面も描かれてあったりします。
ウェブ上にはこの後の『マイマイ新子と千年の魔法』や『ブラック・ラグーン』、そして『この世界の片隅に』の制作裏話も載っているので、近いうちに続巻が出るでしょう。楽しみです。
そんでもって、この本の終盤に『アリーテ姫』の制作裏話がかなり詳細に記されていたので、もう居ても立っても居られなくなって、買っちゃいましたよ、『アリーテ姫』のDVD。
アリーテ姫は池袋のイベントで観たことあるけど、お話自体はめっちゃ地味~で、面白いかと聞かれると少し口ごもるんすけどね(;^ω^)
DVDの特典映像でいくつかのシーンがどうやって作られているか見せてくれるものがあって、終盤に登場する“金色の鳥”の作り方がどうしても見たかったのですよ。
いやー、すっごく知恵と手間をかけて作られた映画であることがよく分かりました。買ってよかった(*'ω'*)
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農業地帯に住んでるもんで、近所のスーパーに地元の農家さんの持ち込みコーナーがあるんだけど、そこで買ったじゃがいもを紹介させてください。
ちょっと黒っぽくて石みたいにも見えるけど、まぁ、じゃがいもっちゃじゃがいもですわね。
しかし、切ってみるとですね、
ド紫Σ(・ω・ノ)ノ!
さつまいもじゃないですよ、じゃがいもですよ。
そんで、これを使ってジャーマンポテトを作るとどうなりますか。こうなります↓。
茄子の炒め物にしか見えないけど、味は普通のじゃがいも。
一口食べた息子がめっちゃ“こんらん”してましたわ( ̄▽ ̄;)
ちなみに「シャドークイーン」という品種だそうです。ハロウィンにも良さそうね。紫色のフライドポテトとか悪魔的じゃない?