つれづれぶらぶら

さん♪さん♪さん♪太陽の光♪さん♪さん♪さん♪三連休♪

完全なる王が我が家に降臨なさいました

ジェイ・マヒシュマティ!

バーフバリを愛する全ての民よ、既に「完全なる王」をお迎えされましたか?

「え、何の話?」と巨大なクエスチョンマークを頭の上に載せていらっしゃる方は、まさか、いないとは思いますが、念のため、説明しておきますね?ええ、念のため、ね。


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バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋【完全版】』Blu-ray/DVD BOXの話ですよ、ええ!

楽天ブックスで予約してあって、12月になったら我らの王に会えるんだ~とワクワクしておりましたところ、さすが我らの王ですよ、1日早く11月30日に私の家に降臨なさいましたよ。ジャイホー!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!

今回の【完全版】は、日本のファンにとっては長らく悲願であった、これまで日本では円盤の形で提供されてこなかった「伝説誕生」オリジナル・テルグ語版の完全版が収録されていることが何よりも嬉しいことなのです。これまで提供されてきたインターナショナル版ではカットされたシーンがあったんですね。これまでも劇場や配信では完全版の上映があったのですが、私は残念ながら観る機会がなかったのです。いや、観に行こうとは何度かしたんだけど、緊急事態宣言があったりして、なかなかね。


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「伝説誕生」の内容は、このダイジェスト動画のとおり。完全にネタバレだけれども、ネタバレなんか屁じゃないぐらいに本編は面白いので、まさか、もしや、まだ「バーフバリ観たことない」って方が、仮にいらっしゃるならば、ぜひこの機会に観ていただきたいものです(なお、このダイジェスト動画はインターナショナル版を基にしているので、カットされたシーンは入っておりません)。

で、さっきから言っている「伝説誕生」のカットされたシーンのうち、とりわけ、めちゃくちゃ観たかったのが「マノハリ」と呼ばれるダンス・シーン。ある潜入捜査の中で、荒くれものどもの気をそらすためにバーフバリが仕掛けた策略により、荒くれどもはみんな夢中になって踊り出す……という内容で、バーフバリと3人の妖艶な美女たちによるセクシー・ダンスが見ものだというのです。その話をしたところ、うちの絶賛思春期中学生の息子の鼻息が荒いのなんの。あ、でも「伝説誕生」はR15だっけ……、あ、えーと、うん、多分うちの息子は15歳だったっけな、うん、たしか。

ま、実際に「マノハリ」を視聴した感想を申し上げますと、色っぽいというだけで、特に子供の目を覆わねばならんような内容ではございませんでした。おへそが出てるだけです。でも、3人の美女を侍らせたアマレンドラさまの流し目ったらもう、フェロモンむんむんで、子供の心配よりもお母様がたの心配をなさったほうがいいのじゃないかしら。だってかっこいいんだもの、ああ!バーフバリ!バーフバリ!(興奮)

 

BOXには、インターナショナル版との比較版も収録されているので、どこがカットされているのかを詳しく調べたい方もお楽しみいただけます(私は3倍速で観た)。マノハリのようにシーンがまるごとカットされたものもあれば、意外にも、シーンの中を細かく秒単位で削っているものもあって、インターナショナル版の編集って上手かったんだな、と感心しました。そうと言われないと気付かない程度のカットがかなりあるのねー。

メイキング映像も少し収録されていて、制作中の出演者のリラックスした表情や、監督の奮闘ぶりも観ることができます。欲を言えばメイキング映像はもうちょっとたくさん見たかったな……。

なお、このBOXでは、オリジナル・テルグ語版(日本語字幕付き)と、吹替え版とが選択できるようになっています。バーフバリの声優は小山力也さんだそうで、それもとても魅力的なんだけれども、とりあえず最初はテルグ語版で観てほしいなと思うのであります。

なんでかって言うと、やっぱりね、あのテルグ語の響きがすごくかっこいいんだもの。

特にシヴァガミお母様の台詞なんて、どれをとっても真似したいぐらい。

マヘーンドラ・バーフバリー・ブラティカリー!」(マヘンドラ・バーフバリは
 生きねばならぬ!)

イディナマータ・ナマーテー・サーサナム!」(この宣誓を法と心得よ!)

あのカッと見開いた目ヂカラで叫ばれたら、もう従わなきゃいけないって気持ちになっちゃうじゃないですか、ねー。

 

もうね、本当に、全ての登場人物が生き生きとしていて、悪役のバラーラディーバやビッジャラディーバ、蛮族のカーラケーヤの族長なども含めて、すごく魅力的。優れたヒーロー・ドラマには、必ず魅力的な敵が存在しますよね。バラーさまのお背中の筋肉のもりもりするさまなんて、本当に素敵。あと、やっぱあの凶悪お兄ちゃん戦車よ。あのフードカッターで敵も味方ももれなくぎゅんぎゅん切り裂いて走っていく姿は、悪のフェロモンがむんむんよ!(興奮)

いやー、しかし、これでいつでも好きな時に王の勇姿を堪能できると思ったらジャイホーですよ。年末年始はマヒシュマティ王国とクンタラ王国に旅するんだもんねー。皆さんもおいでよ!一緒に王を称えましょう!サホレ・バーフバリ!