つれづれぶらぶら

旅行記はちょっとずつ仕上げていきます。お楽しみに~。

暑すぎるので「ワークラボ八ヶ岳」を使ってみた

あつすぎ。


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いやもうホントに、この高原リゾートの茅野市ですら、連日連夜けっこうな暑さですよ。嫁いできた15年前はこんなじゃなかったですけどね。それでもまだ他所よりは涼しいんでしょうけどね……(;゚Д゚)

以前からこのブログをお読みの方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、うちにはエアコンがないんですよ。未だに扇風機と打ち水とアイスノンでしのいでるんですよ。

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いやもう、いいかげんにエアコン買えばええやん、とは思っちゃいるんですけどね。でもまだ何か踏ん切りがつかないというかね。

で、3連休の最終日、今日はなんだか小説を書いて過ごしていたい気分。

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せっかく活きの良いアイディアがあるんでね、今回はプロットやら設定やらをいじくったりしてないで、思いついたまま下書き無しでじゃんじゃん書いちゃおう作戦。

しかしながら暑い。パソコンを開いてはみたものの、書き始めようという意欲がわかない。ぼんやりスマホいじって意味もなくニュースサイトなんか眺めて、気がついたらウトウト眠ってたりなんかして、いかんいかんッ、これじゃァ全く生産性が上がらないじゃァないかッ!

パソコン持ってコメダ珈琲にでも行くかなー。でも2時間以上の長居はできないし、なんだかんだで珈琲やらケーキやら注文しちゃうと割高だし、余計なカロリー摂取にもなっちゃうし。

図書館の自習室に行くという手もあるけど、電源が使えないし、Wi-Fiが使える席も少ないし。まぁそもそも、図書館の自習室は調べものをする人のための席なんで、創作する人間が使っていいのかという葛藤もあるし。

どうしたもんかなー、と考えていると、息子がいつものように「ベルビアに遊びに行ってくる」と言う。茅野駅に隣接する商業ビル「ベルビア」には、中高生が自由に利用できる市営のこども館があるのですよ。放課後や休日は、息子はそこに出かけて、友達とゲームをしたりして遊んでいるんですよね。

余談ですが、ベルビアの中には、生後0歳から3歳までの乳児とその保護者が自由に利用できる市営施設もございましてね、息子が生まれた頃、本当にお世話になったんですよ。茅野市の保育士さんたちが常駐していて、赤ちゃんを遊ばせながら育児の相談をしたり、ママ友を作ったり、子ども同士で遊ばせたりできるんです。なんせ私は、茅野市に誰ひとりとして知り合いがいませんでしたから、こういった場所があることで本当に救われました。

で、話を戻しますと、ベルビアの中にはこういった市民のための市営施設がいくつもありまして、そうだ、そういえば「ワークラボ八ヶ岳」ってのがあったじゃん、と思い出したわけなんですよ。

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いわゆるコワーキングスペースです。コロナ禍ではリモートワークなどでけっこう活用されているみたいだよ、という話を以前に聞いていて、ふーん、でも近所に自宅がある私には必要ないじゃんねぇ、とその時はスルーしていたのですが、そうだ、そうだよ、こういう時に使えばいいんじゃね?!(゚д゚)!

調べてみたら、平日・休日関係なく、3時間500円、1日1000円(税込)。インターネットカフェより若干お安いかなって感じ。ドリンク飲み放題などはなし。でも飲み物なら駅の自販機でペットボトルを買えばええんじゃもんね。

というわけで、息子をベルビアに送りがてら、私も2階のワークラボ八ヶ岳の受付に行ってみました。会員契約や初回費用などは必要なく、簡単な手続きだけですぐに使えます。とりあえず500円を払って3時間利用してみました。受付で、利用時間とWi-Fiパスワードを記載したカードと、胸に吊り下げるIDが貸与されます。

デスクシェアは、図書館の自習室にあるような、前と左右が低めの衝立で覆われたデスク(上の公式サイトの写真では衝立がありませんが、あります)をひとつ借りることができます。電源は1つ。スペース内での私語は厳禁。BGMなどもかかっていないので、とーっても静かです。大学生らしき人々が集中して勉強していました。

デスクでは飲み物を飲むことはできますが、食べるのはNG。キッチンスペースが別に準備されているので、食事をしたいときはそちらを使うようにという指示がありました。

デスクにパソコンをセットし、Wi-Fiに繋いで、ペットボトルの緑茶で喉を湿らせ、イヤホンで音楽を聴きながら、執筆を始めました。いやー、快適快適。空調は、暑すぎず寒すぎず、ほどよい室温。とにかく静かなので、音楽の音量も小さめで充分。何にも邪魔されず、書きかけの文章の手直しをしたり、フリー画像サイトから挿絵に使えそうなイラストを選んでダウンロードしたり、続きの文章を書いたり。

そんなこんなで、書きかけの直しも含めて、今のところ約5千字程度まで完成。全体の文字数はだいたい5万字ぐらいかなと予想しているので、全体の1割ぐらいができた公算です。ま、まだ物語自体はプロローグが終わったぐらいのところなんですけどね。

いやー、これは良い場所を見つけたわ。インターネットカフェとの違いは、気を散らすものがほぼ存在しないので、否応なしに作業に集中できるという点ですね。トイレがスペース内にないことと、電源が1個しか使えないこと以外は、文句なしです。また利用させてもらおっと。

 

ついでに言うと、ベルビアだから、1時間に1回、平沢進の音楽を耳にすることができるというのもナイスなポイントですね。ほら、例の時計台ですよ。

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うちの息子は毎日のようにベルビアに通い詰めているせいか、最近は平沢進の音楽を聴きたがるようになって、私がYouTubeを見ているとそばにやってきて「おかーさーん、フルヘ聴かせてフルヘ」などとせがむようになりました。


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ほーん、うちの息子は平沢進がお気に入りとな、と思っていたら、茅野市図書館に「映像のための音楽〜平沢進サウンドトラックの世界」があるのを発見。さっそく借りてきて、車の中で流したりしました。「白虎野の娘」は何度聴いてもかっこええのぅ。


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つか、市営図書館で本やCDを借りて、市営温泉でサウナを堪能して、息子は市営こども館で遊んで、母親は市営のコワーキングスペースで小説を書く、と。うん、税金の恩恵を受けまくってるな。良きかな良きかな。